当社の「倒立型電動顕微鏡のオールインワンダンボール包装」が日本包装技術協会主催の2006日本パッケージングコンテストにて「包装技術賞 ロジスティクス賞」を受賞し、2006年10月6日に東京国際包装展（東京パック）の「グッドパッケージング展」（東京ビッグサイトで開催）で表彰されました。

共焦点レーザー走査性顕微鏡FV1000システムを構成する、倒立型電動顕微鏡IX81キットについて、以下の配慮を行い、包装材の削減と荷扱いを容易にし、製品だけではなく、人や環境にもやさしい包装形態を実現したことが評価されました。

• 従来のユニットごとの個体包装から一個装のオールインワン包装を実現。複数パーツや数量の変化にも対応できるよう、収納部を工夫しました。
• パレット、カートンを一体にし、従来のPP（ポリプロピレン）ジョイントを廃止し、オールダンボール構造を採用。パレット輸送、手荷役（持ち上げやすい位置に手掛穴）の両方に対応し、運びやすさに配慮しました。
• 安全に輸送されるために、横倒し、逆さ輸送を禁止する表示を独自に考案しました。

倒立顕微鏡IX81キットの包装設計を担当した、 物流推進部 栗原 正美	倒立顕微鏡IX81キットのオールダンボールで実現した、 オールインワン包装