オリンパス株式会社（代表取締役社長：菊川 剛）は2011年4月1日、アジア・オセアニア地域の統括会社「Olympus Corporation of Asia Pacific Limited」の業務を中国・香港特別行政区で開始します。

「Olympus Corporation of Asia Pacific Limited」は、新たにアジア・オセアニア地域全体の経営責任と、事業基盤の整備などを担う地域統括会社として業務を開始します。域内の経営インフラ整備や製造・販売会社への経営および戦略的な業務支援を通じて、事業基盤をより強固なものとし、成長著しい中国を含むアジア、オセアニア、インドにおける、よりきめ細やかでスピード感のある経営の実践による事業の成長を目指します。

オリンパスは「グローバル化のネクストステージへ」を経営スローガンとする中期経営計画「2010年経営基本計画」（2011年3月期～2015年3月期）での重点施策に、「グローバル競争力のある企業体質への転化」と「中国・アジア市場における事業展開強化」を掲げています。「Olympus Corporation of Asia Pacific Limited」は、この重点施策を実行するための基本方針に挙げている「中国・アジア全域の活動を包括的に支援する組織」となります。

Olympus Corporation of Asia Pacific Limitedの概要

• 代表者 ： 董事長・総経理　鈴木 正孝（オリンパス株式会社　取締役専務執行役員）
• 資本金 ： 79億7000万円（オリンパス株式会社100％）
• 所在地 ： 中国・香港特別行政区
• 営業開始日 ： 2011年4月1日
• 主な業務内容 ：
      ・アジア・オセアニア地域の事業推進
      ・上記推進のための事業基盤の強化、戦略課題への対応
      ・包括的地域コーポレート機能と、地域グループ会社間連携の推進
• 経営と事業を支援するグループ会社数 ： 中国、東南アジア・オセアニア、インド域内の22社