2015年6月19日
オリンパスの医療機器2製品
ドイツの「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2015」を受賞
オリンパス株式会社(社長:笹 宏行) は、オリンパスグループの2製品が、ドイツの「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2015」を受賞したことをお知らせします。
「レッドドット・デザイン賞」(http://www.red-dot.de)は、優れたデザインに贈られる世界的に権威のあるデザイン賞です。本賞は2年以内に製品化されたデザインを対象とし、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から審査されます。今回受賞した2製品は、応募総数4,928件の中から選ばれました。
受賞製品
今回受賞した2製品は、手術用エネルギーデバイス「THUNDERBEAT(サンダービート)」シリーズです。超音波振動と高周波電流の2つのエネルギーを同時に出力でき、1つのデバイスで組織の迅速な切開・剥離操作と止血操作が期待できます。
1. 手術用エネルギーデバイス「THUNDERBEAT Open Extended Jaw」
開腹手術に特化したエネルギーデバイスです。開腹手術における深部へのアプローチ性を追求し、人間工学に基づいたハンドルデザインを採用しました。骨盤腔内における操作性の向上と術者のストレス低減を目指しています。また従来の腹腔鏡用の製品よりも長いデバイス先端部を採用し、一度に切離できる長さを延長することで、効率的でより患者さんの負担が少ない手術をサポートします。
2. 手術用エネルギーデバイス「THUNDERBEAT Open Fine Jaw」
甲状腺領域の外科手術に適したエネルギーデバイスです。デバイス先端部とハンドルは、術者の力をダイレクトに伝えられる形状を採用し、微細な処置の実現と術者ストレスの低減を目指しました。また重要な神経周辺での処置においても、より安全で精緻な手術をサポートします。
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