1997年 2月18日 | ||||
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μ-IIでは、フィルムの巻上げ・巻戻し、レンズ鏡筒のピント調節繰出し・繰込み、シャッターの開閉と、このカメラに必要な全ての作動を1つのモーターと1つのプランジャーで行っています。
新開発の小型モーターを鏡筒の下に横置きし、デファレンシャルギヤ機構によってレンズ鏡筒駆動とフィルム給送とに動力を伝達、プランジャーによって動力分配の制御とシャッター駆動とを行います。 フィルム給送系にはギアやベルトドライブではなく、高い加工精度が求められるシャフトドライブ機構を採用しました。モーターと平行に横置きされたシャフトの先端のウォームギヤが巻取りスプール、巻戻しフォークのホイールギヤに回転方向を変換して減速噛合し、動力を伝達するように構成されています。 モーターは、このシャフトドライブ機構採用によって空いたボディ底部のスペースに設置可能となり、モーターとシャフトドライブ機構両方をカメラ下部に集中配置することにより、カメラの小型化とウェッジシェイプデザイン、安定したホールディング性を達成しています。 |
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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