1999年 3月30日 | ||||
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医療用具承認番号「20700BZZ00418000」 | ||||
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人工骨補填材は骨腫瘍摘出後等の骨欠損部への補填として使われています。これまでの人工骨は移植後も長期に渡り体内に異物として残留するのに対して、「骨補填材 オスフェリオン」は移植後に自分の骨として吸収され置き換わることを最大の特徴としております。 |
骨本来の組織・構造が再形成される機能をリモデリングと言いますが、「骨補填材 オスフェリオン」は、β-TCPを高純度に精製し気孔率を約75%にしたことから、リモデリングとともに吸収され自家骨(自分の骨)に置換されます。骨本来の構造の再生が進行することにより骨補填部の機械的性質も骨本来のものに近づきます。生体適合性が高く、優れた骨伝導能(骨を呼び込み、骨形成を促進する性質)と吸収性を併せ持った製品です。骨腫瘍摘出や骨折等の外傷によって生じる骨欠損部に「骨補填材 オスフェリオン」を補填することにより、骨形成の足場になりつつ吸収され自家骨に置換されていきます。従来症例に於いては、生体への残留を避ける等の理由により人工骨を用いず、患者本人から採骨した自家骨を移植、あるいは自家骨と人工骨の混合物を移植するケースもありましたが、「骨補填材 オスフェリオン」は自家骨移植の必要をなくす、あるいは最小限にすることができます。この結果、患者への外科的侵襲が軽減されQOLの向上が期待されます。
また、人工材料の残留による骨の変形の心配が少ないため、骨の成長期にある患者にも適用できるとともに、残留物による術後のX線診断の妨げとなりにくいことも特徴としてあげられます。 主な疾患としては、骨折、骨腫瘍等の症例が考えられますが、臨床評価において極めて良好な結果が得られております。 |
主な仕様 | |||||||||||||||||||||||||
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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