1999年10月19日 |
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大好評の「CAMEDIA C-2000ZOOM」がさらに進化
200万画素超クラスコンパクトデジタルカメラの決定版が登場! |
「CAMEDIA C-2020(トゥエンティ・トゥエンティ)ZOOM」新発売 |
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前面 |
背面 |
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「CAMEDIA C-2020ZOOM」 |
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、総画素数211万画素1/2型(インチ)CCD、大口径F2.0の明るい高性能3倍ズームレンズや、デジタルカメラとしては世界初の広視野角液晶モニタ、最大60秒までの簡易動画撮影機能を搭載した、高級コンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA C-2020ZOOM」(希望小売価格:113,000円)を11月12日より新発売いたします。 |
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今春、当社が発売した「CAMEDIA C-2000ZOOM」は、200万画素超クラスを誇る高画質、大口径F2.0の明るいレンズ、小型軽量で高級感溢れるデザイン、より撮影者の意思を写真に反映できる数々の撮影機能に、軽快な操作性を併せ持った高級コンパクトデジタルカメラとして登場しました。「CAMEDIA C-2000ZOOM」は、デジタルカメラ市場に新しいカテゴリーを創出し、発売以来、200万画素超クラスデジタルカメラのベストセラー機として大好評の売れ行きを見せ、多くのユーザーから絶大なる賞賛の声をいただいております。 |
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この度新発売する「CAMEDIA C-2020ZOOM」は、「C-2000ZOOM」をベースに、さらにパワーアップを図り、操作性の向上、撮影機能の充実を実現した200万画素超クラスのコンパクトデジタルカメラの決定版です。 |
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ビデオカメラの場合とは異なり、200万画素を超えるクラスのデジタルカメラにおいては、CCD画素の微細化に伴い、静止画画像が撮影中のカメラブレの影響を受けやすくなります。オリンパスではカメラメーカーとして培ったノウハウにより、「CAMEDIA C-2020ZOOM」においては「C-2000ZOOM」から継承した、大きなグリップと光学ファインダにより、無理のないしっかりしたホールディング姿勢での撮影を実現しました。また、3倍のズームレンズでF2.0-F2.8というクラス最高の大口径レンズとあいまって、静止画画像にとっては致命傷となる撮影時のカメラブレを出にくくしています。撮影者を選ばずに、カメラブレの影響が少ない撮影が可能です。 |
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また、絞り優先・シャッター優先・スローシンクロ・ISO感度設定機能等、銀塩カメラで培ってきた多くの「写真技術」を採り入れた「CAMEDIA C-2000ZOOM」を継承しながら、今回新たに、 |
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(1) |
モニタの正面以外からでも画面がくっきり見える、デジタルカメラで世界初の広視野角TFTカラーモニタ |
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(2) |
マニュアル露出モード |
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(3) |
マニュアルフォーカス設定 |
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(4) |
CAMEDIAシリーズとしては初めてQuick Time Motion JPEG*1に準拠した簡易動画画像に対応 |
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(5) |
オートブラケット機能 |
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(6) |
セピアカラー、モノクロ撮影モード、白板・黒板撮影モード |
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などの新機能も搭載するなど、より撮影者の意図を反映できる撮影機能が凝縮されています。また、「C-2000ZOOM」より継承している機能も、より細部にわたる設定の充実や、さらに快適な操作性を追及したデザイン・機能設定などが加わり、高画質・機能性・操作性が大幅に向上しています。200万画素超クラスのデジタルカメラのベストセラー「C-2000ZOOM」がさらに進化した、200万画素超クラスの本格派コンパクトデジタルカメラです。 |
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さらに、小型軽量で携帯性に優れているボディは、今回新たにチタン色のメタリック外装を採用、さらに高級感溢れるデザインに生まれ変わりました。 |
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*1 Quick Time Motion JPEGは米国アップルコンピュータ社の登録商標です。 |
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製品名 |
メーカー希望
小売価格(税別) |
発売日 |
CAMEDIA C-2020ZOOM |
113,000円 |
1999年11月12日 |
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「CAMEDIA C-2020ZOOM」の6つの新機能 |
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1. |
デジタルカメラで世界初の広視野角低温ポリシリコンTFT液晶カラーモニタ採用 |
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従来の液晶モニタと比べ、正面以外の角度からでも画面がくっきりと見え、ローアングルやハイアングルからの撮影に威力を発揮します。 |
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2. |
マニュアル露出モード |
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M:マニュアル
A(絞り優先露出)、S(シャッタ優先露出)、P(プログラム露出)に加え、M(マニュアル露出)モードを追加しました。これにより、シャッター速度は16~1/800秒の間で1/3段毎の精度、絞り値は広角側はF2.0-F11.0、望遠側はF2.8-F11.0まで、1/3段毎の精度で自由に設定できるようになりました。 |
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3. |
マニュアルフォーカス |
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オートフォーカスに加え、0.2m~∞の任意の距離を最大130ステップ刻みでマニュアルフォーカス設定できます。液晶モニタでピントの確認をしてからの撮影も可能です。 |
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4. |
露出ずらし撮影(オートブラケット機能) |
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撮影時に自動的に露出を変えて複数連写ができるオートブラケット機能を搭載しています。これにより、適正露出が判断しにくい撮影状況でも、適正な露出のワンショットを確実に撮影することができます。 |
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5. |
多彩なファンクション撮影(セピアカラー、モノクロ撮影モード、白板・黒板撮影モード) |
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従来のカラー撮影モードに加え、今回初めてセピアカラー、モノクロ撮影モードを搭載しました。
カラー撮影以外の撮影を楽しみたい場合に便利です。また、白板・黒板撮影モードでは文字の撮影に適した露出をカメラが自動的に設定し2値化処理します。細かな文字もくっきり撮影できます。 |
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6. |
Quick Time Motion JPEG*1に準拠した最大60秒の簡易動画撮影が可能 |
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「CAMEDIA」シリーズとして初めてQuick Time Motion JPEG*1に準拠した簡易動画撮影が可能になりました。モードダイヤルにより、「簡易動画撮影」モードに設定可能。15コマ/秒の連続JPEG画像が一度につき最長約60秒の撮影が可能です(8MB以上のスマートメディア装着で160×120ピクセルの場合。320×240ピクセルの場合は最長約15秒)。ホームページやプレゼンテーションに活用できます。再生は通常の連続再生のほか、コマ送り、逆転再生も可能です。別売の「CAMEDIAMaster1.2」を使えば、パソコン上で連続画像の中の「決定的瞬間の1枚」だけを切り出すなど、多彩な編集も可能となります。 |
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*1 Quick Time Motion JPEGは米国アップルコンピュータ社の登録商標です。 |
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「CAMEDIA C-2000ZOOM」からの機能性・操作性もさらに向上 |
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1. |
機能性の向上 |
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新開発iESP*オートホワイトバランス |
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ホワイトバランスの精度を大幅に向上しました。画面全体の平均と被写体の周辺エリアの情報とから演算を行い、被写体そのものの色と周辺の光源状況を正確に判断し、さまざまな状況下で人物の肌色等が忠実に実現できるようになりました。 |
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* iESP:Intelligent Electro Selective Pattern |
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SQ画質モード設定の充実 |
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記録サイズのみによるSQ画質モードの設定から、2段階のJPEG圧縮率(高画質/標準画質)と記録サイズ(XGA:1024×768ピクセル/VGA:640×480ピクセル)を組み合わせた4種類のSQ画質モード設定が選択できます。SQモードで撮影枚数を重視するか画質レベルを重視するかを選択可能です。高画質を選択すれば小さな記録サイズでも圧縮による画質劣化を最小限に抑える事ができます。 |
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充実したISO感度設定 |
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CCDのISO感度を撮影シーンに合わせて自動的に設定するAuto設定に加え、感度を約100、200、400固定(感度値は目安)の中から自由に設定できます。室内やフラッシュを使えないシーンでの撮影や、ズーム使用時の手ブレを抑えるのに便利です。 |
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連写機能の充実 |
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HQ、SQ以外にSHQ(非圧縮モードを除く)での連写も可能になりました。
また、撮影毎にAE、AFを更新するAF連写モードも搭載しました。動く被写体にもすばやくピントを合わせながら連写できます。 |
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最大容量64MBスマートメディアにも対応 |
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本体には3V(3.3V)スマートメディア標準カード(パノラマ合成機能付、8MB)を同梱。10月末発売予定の大容量64MBスマートメディアにも対応しています。 |
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2. |
操作体系を全面的に見直し、より快適かつ正確な操作性を実現 |
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操作ボタン、モードダイアルのデザインを一新 |
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メニュー設定変更時など、使用頻度の高い十字キーの各矢印ボタンをそれぞれ独立させ、2重押しを防止することで、高い操作性を実現しました。
また、モードダイアル内に電源OFFポジションを設けた事で、不用意に電源をONすることがありません。しかも、クイックビュー機能があるので撮影後に再生モードに入れなおすことなく撮影画像の確認ができます。 |
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使用頻度の高い機能ボタンを独立 |
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フラッシュモード、スポット/マクロなどの使用頻度の高い機能については新たに独立した設定ボタンを設け、瞬時に設定の変更が可能となりました。
さらに、液晶モニタボタン、メニューボタンには大型スイッチを採用しました。 |
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わかりやすいメニュー画面 |
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液晶モニタに表示されるメニュー画面を日本語表示にしました。また、カーソルをより見やすくした事で操作性が向上すると同時に誤操作を防止します。 |
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「CAMEDIA C-2020ZOOM」の多彩な機能 |
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1. |
超高画質と操作性 |
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総画素数211万画素1/2型(インチ)CCDを採用 |
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撮像素子には総画素数211万画素の1/2型(インチ)CCDを搭載しているため、高精細で高品位な画像表現が可能になりました。 |
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F2.0の明るい大口径3倍ズームレンズの搭載 |
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CCDの性能を最大限に引き出すF2.0-2.8、35~105mm(35mmフィルム換算)の明るい大口径マルチバリエータ3倍ズームレンズを搭載。この光学系はクラス最高の明るさを誇るズームレンズで被写界深度を活用した撮影が可能になりました。またワイドからテレまで大口径なため、画素が微細化されるCCDの性能をフルに引き出すことができ、今までになく高精細なデジタル写真の撮影が可能になりました。同時に、レンズ収差、周辺光量差などを最小限に抑え、細部まで鮮やかでシャープな画像が得られます。 |
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小型軽量、高級感溢れるチタン色メタリックボディー&操作性に優れたデザイン |
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携帯性を重視し、左右幅わずか107.5mm、重量305gと小型軽量化を実現しました。本体は一部アルミニウム合金によるチタン色のメタリック外装を採用し、より質感がアップしました。また、撮影時の手ぶれを抑えられるように、自然に手になじむ工夫をしたグリップ部分、多彩なモード設定が瞬時に行えるダイヤル式のモード選択ボタン等、細部にまで操作性を意識したデザインを採用しています。 |
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2. |
撮影者の意思が写真に反映できる多彩な撮影機能 |
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4つの露出モード |
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P:プログラムオート
シャッターを押すだけで、撮りたいシーンに合わせた最適な絞りとシャッター速度が自動的に設定されます。初めての方でもシャッターチャンスを逃さない写真を撮影できます。 |
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A:絞り優先オート
広角側はF2.0-F11.0、望遠側はF2.8-F11.0まで、絞り値を1/3段毎の精度で自由に設定できます。被写界深度を活かした撮影ができます。絞り値の変更に伴い、適正露出を維持したままでシャッター速度も自動的に設定されます。 |
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S:シャッター優先オート
1~1/800秒まで、シャッター速度を1/3段毎の精度で自由に設定できます。動きの速い被写体の一瞬の表情を捉えたり、川の流れや水の動きを捉えたり、動きのある被写体の撮影ができます。 |
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M:マニュアル
シャッター速度、絞り値のマニュアル設定が可能になりました。 |
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適正露出が得られる2種類の測光モード |
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独自のデジタルESP測光方式により、逆光時や被写体と背景の輝度差が大きい撮影場面でも自然な写真を撮ることができます。被写体の狙いの部分に確実に露出を合わせるスポット測光機能も搭載しています。 |
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シャープネスの設定 |
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画像のシャープネス(切れ味)をノーマル、ソフトの2種類から選択できます。印刷や加工など用途に合わせた画像を得ることができます。 |
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多彩なフラッシュモード設定機能 |
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4種類のフラッシュモード(オート発光、赤目軽減発光、発光禁止、強制発光)の加え、外部フラッシュ、スローシンクロ(先幕効果及び後幕効果)を設定できます。暗い室内や夜景をバックにした人物撮影、光の流れや残像を自然に描写したい時の撮影に効果的です。 |
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4段階のマニュアルホワイトバランス設定 |
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オートホワイトバランスの他に、晴天、曇天、電球、蛍光灯の4段階の色温度が設定できるため、オートホワイトバランスで設定が難しい光源下でも、適正なカラーバランスでの撮影ができます。 |
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49枚以上の連写・次のレリーズまで待たせない速写 |
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連写モードではSQモードで約1.4コマ/秒で49枚以上の撮影ができます。HQモードでも約1.2コマ/秒で9枚以上の連写が可能です。
また、速写性能をより向上させ、通常の撮影モードでもシャッターボタンを押してわずか1~2秒後には次のシャッターを切ることができます。 |
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リモコン「RM-1」を同梱 |
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離れたところからでもレリーズやズーム操作ができるリモコン「RM-1」を標準品として同梱いたしました。カメラとTVモニタをつなげて画像の切換えや拡大もでき、プレゼンテーションなどに便利です。 |
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3. |
デジタルならではの機能 |
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3ステップのデジタルテレモード |
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1.6倍、2倍、2.5倍のデジタルテレモード(非圧縮モードを除く全てのモードで可能)を搭載しています。光学3倍ズームと合わせて最大7.5倍のズーム撮影が可能となります。 |
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便利なファイルネーム設定 |
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記録メディアを差し替えても、続き番号で画像ファイル、画像ファイルフォルダの管理ができます。ファイル名やフォルダ名が重複することなく保存でき、コンピュータへのファイル転送時などに有効です。 |
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ビデオ出力端子 |
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同梱のビデオケーブルでTVに接続でき、撮った画像をTV画面で楽しめます。 |
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ファンクションモード対応 |
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当社のスマートメディアは画像記録媒体としてだけでなく、ファンクションカードとしてもご使用いただけます。同梱の標準カード(8MB)にはパノラマ合成機能を付属しており、オリジナルソフト「CAMEDIA Master1.2」(別売)を使ってコンピュータ上で一枚のパノラマ写真を作成できます。そのほか、撮影画像をカレンダーに貼り付ける「カレンダーカード(4MB)」、撮影画像を簡単に内蔵のイラストと合成できる「テンプレートカード(4MB)」、撮影画像と手書き文字や手書きイラストを合成し、オリジナルカードを作成できる「手書きタイトルカード(4MB)」を別売品としてご用意しています。 |
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4. |
画像記録方式にはデジタルカメラ統一規格を採用 |
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画像記録方式には、非圧縮のTIFFに加え、日本電子工業振興協会で制定されたカメラファイルシステム規格「Design rule for Camera File system」に準拠するJPEGを採用。また、プリントしたい画像を選択して記録できるDPOF(Digital Print Order Format)規格にも対応します。これにより他社メーカーの機器との互換性が向上し、大変便利になりました。 |
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5. |
その他のオプションも充実 |
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コンバージョンレンズアダプタ(別売)のご用意 |
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コンバージョンレンズアダプタ「CLA-1」(¥2,000)を使って、CAMEDIA専用コンバージョンレンズ類(テレ「TCON-14」¥10,000、ワイド「WCON-08」¥17,000、マクロ「MCON-40」¥11,000)と組み合せてお使いいただけます。いっそう撮影領域が広がり、撮影の楽しさを実感できます。 |
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お手持ちのパソコンに合わせて選べる簡単インターフェース(別売) |
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USB対応スマートメディアリーダ/ライタ「MAUSB-2」(¥11,000)、フロッピーディスクアダプタ「MAFP-2」(¥12,000)やPCカードアダプタ「MA-2」(¥10,000)を使えば、ケーブル接続をしなくてもパソコンへの画像転送が簡単にできます。
また、パソコン接続キット「C-7KP」」(¥10,000、11月 5日新発売)には、画像をパソコン上で扱う際に見やすい画面構成で好評をいただいている独自の「CAMEDIAMaster1.1」を新製品にも対応した「CAMEDIAMaster1.2」にアップグレード。画像情報などの表示がより細かく設定されているほか、簡易動画画像のサムネイル表示、簡易動画画像のダウンロードも可能となります。 |
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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