1999年12月 1日 | ||||
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オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、従来は紙やフィルムでの保存が義務づけられていた帳簿や公文書などの原本データを、電子的に原本性を保証し安全に保存することを目的とする「原本性保証システム」を開発しました。 | ||
情報化社会の発展に伴い、帳簿や公文書などの正式書類をワープロソフトなどによりデータ化し管理するようになってきまた。紙に出前のデータをどう扱うかについては各省庁で色々な試みが行われています。電子データは容易にコピーができますが、現時点ではどれが原本で、どれがコピーかという原本性を見極めるシステムは存在していません。「誰の著作物」であったかを明確にする「電子透かし」の技術はありますが、どの部分を改訂されたか、誰が直したかなどの履歴までを保存するシステムは現在のところ存在しません。また、個人認証(保証)をするために「暗号鍵」を配布する第三者認証機関は存在しますが、書類データの原本性を保証する第三者認証機関などはまだ存在しない状況です。
従来の正式書類の流れを見てみると、作成された書類は「本人を証明する」捺印がなされ提出。更に「第三者による証明(受理または承認)」の捺印がなされます。また、修正が有る場合は「履歴が分かるように」取消線を入れ、その上に「訂正者が分かるように」捺印がなされ訂正が書き込まれます。その上で重要な書類は、書庫で厳重に「保管」されます。当社は、このような今までの「紙文化」の利点や知恵を活かしつつ、電子データ保存システムに置き換えて「原本性保証システム」を開発しました。 本システムは、原本保証だけでなく、コンピュータウィルスや外部の侵入者からデータを守る「電子データの金庫」という機能を持たせることで、第三者認証機関の認定同様の強固な原本性保証を可能にします。 |
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当社は今後も情報通信化社会におけるインフラの一端をになうことで、より安心な情報化社会の実現に努めていきます。 | ||
特長 | ||
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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