1999年12月 1日 | ||||
|
||||
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、来るべき高度映像情報化社会に対応する超高精細画像出力装置として、400万画素超の静止画・動画を表示することが可能な超高精細画像表示システムを開発しました。 | |
現在、一般の家庭で使用されるデジタルカメラにも200万画素クラスのものが普及するなど、画像入力機器の高精細化が著しく進んでいます。一方、画像を出力する表示用モニタは200万画素に満たない状況で、プリントアウトをすることでしか画像本来の高画質を楽しむことができません。さらに、静止画像のみならず、動画像の高精細化もすすんでおり、NTSCやハイビジョンの画質を大きく超える写真画質の動画映像出力装置が求められています。 | |
この度、当社が開発した画像表示システムでは、400万画素を超える静止画像および動画像の表示が可能で、従来にないリアリティ、臨場感あふれる映像を提供します。本画像表示システムは、複数のプロジェクタによる投影画像をスクリーン上で張り合わせることにより、写真画質の高精細画像を大画面に、しかも高輝度で表示することを可能にしています。複数のプロジェクタを使用する事により生じる画像間の歪みや色の違いは、デジタルカメラを用いた自動キャリブレーションシステムで補正。簡単に高速でキャリブレーションを実行する技術により、ドーム型やアーチ型など特殊なスクリーンにも設置が可能です。さらに専用の高速ファイリング技術・装置を利用することにより400万画素の動画像表示をも可能にしています。 | |
高精細の画像表示が必要とされる医療、教育、印刷、デザインへの応用をはじめ。A市場が広がると期待される電子商取引などにも応用可能なシステムの開発をすすめていきます。また、電子美術館、電子博物館などで、貴重な美術品や資料を高品質な映像で保存・鑑賞するといった意義ある事業にも展開が考えられています。感性に訴求する超高画質を提供し、まったく新しい価値をもったアプリケーションを創出していきます。 | |
特長 | |
|
|
|
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
本文の終わりです