1999年12月 1日 | ||||
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能動湾曲カテーテルヘッド部 | 触覚センサヘッド部 |
試作した形状記憶合金搭載φ1.5mmカテーテル |
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)から(財)マイクロマシンセンターを通じた委託により、脳血管等の細い体腔内に容易に侵入し、患部の診断・治療を行う「脳血管診断・治療用マイクロカテーテル」の研究の一環として、能動湾曲機構を備えたカテーテルと対象物の硬さ柔らかさの検出が可能な触覚センサの研究を行っています。 | |||||||||||||||||
近年、内視鏡は更なる細径化が進み、体内のあらゆる部位に挿入できるようになってきました。併せて癌を始めとする様々な疾患に対して、内視鏡的治療が行われるようになりました。このように手術の現場では、従来の開腹手術から患者にとって傷が小さくてすむ内視鏡的治療へと手術方法が変化してきており、患者のQOL(生活の質)向上につながっています。
「マイクロ触覚センサカテーテル」の研究は、内視鏡の将来の姿として、能動湾曲機構を備えたカテーテルと、対象物の硬さ柔らかさを検出できる触覚センサの2つのテーマに分けて取り組んでいます。 最終的には、触覚センサを能動湾曲可能なカテーテルに配置した「マイクロ触覚センサカテーテル」に結び付けたいと考えていおります。それぞれの要素技術の特徴を下記に述べます。
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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