2000年 4月 3日
変更日:2001年 2月 7日 |
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オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、この度、米国サンノゼ地域を拠点に米国内、さらに全世界に向けた半導体検査装置を主とするビジネス展開を図るため、オリンパス光学工業(株)直轄の100%出資子会社「オリンパス・インテグレイテッド・テクノロジーズ・アメリカ(OLYMPUS INTEGRATED TECHNOLOGIES AMERICA, INC.)」(CEO:山岡 彬秀、カルフォルニア州サンノゼ市)を設立し、4月3日(月)より業務を開始致します |
当社がターゲットとする半導体を中心とした検査機器の全世界市場は、2000年に約2,600億円、2004年には約6,000億円に達すると予測されています(当社調べ)。特に今後は米国企業を中心とした新技術・市場形成が予測される為、米国半導体産業の中心地であるサンノゼ地域に直轄子会社を設立し、米国市場における半導体検査工程に的を絞り、半導体検査装置を中心とした製品の直販・直サービスを展開します。同時に、当市場の技術情報を早期にキャッチアップするために、独自のマーケティング機能を確立し、他企業とのパートナービジネスの展開や新商品、新技術の導入を積極的に図る事により、米国を発信源とした「MRS(Market Requirements Statements:市場要求に基づく新製品企画提案)」の作成を目指し、全世界に通用する半導体検査装置の開発を行ってまいります。また、これらの新たな商品や技術は米国内でのビジネスに留まらず、オリンパス光学工業(株)及び各地子会社を通じたグローバルビジネスを展開してまいります。今度設立した子会社「オリンパス・インテグレイテッド・テクノロジーズ・アメリカ」は、5年後の米国市場での単独売上げが約80億円、オリンパスグループ連結での全世界半導体市場向け売上げは5年後に約300億円に達すると見込んでおります。 |
オリンパス光学工業(株)は、光学機器事業において半導体・液晶検査装置、測定器、生物顕微鏡やその周辺機器の開発・製造・販売を行っております。近年の半導体市場では、デバイスの高集積化が進み、高精度な検査装置が求められるとともに、半導体製造ラインに組み込むための高レベルなソリューションが必要とされています。今後益々拡大されるこの市場に対し、当社光学機器事業としてもこの分野に注力するとともに、その一貫として米国大市場に密着したマーケティングを強化するための子会社を設立しました。 |
米国サンノゼ新子会社概要 | |||||||||||||||||||||
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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