2000年 5月11日 |
オリンパス光学工業株式会社 |
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オリンパス光学工業は、1998年に紙から音声を読み取り再生する画期的な技術として 「スキャントークシステム」 を発表しました。デジタル符号化技術、デジタル画像及び音声処理技術を融合した独自の高度デジタル符号化記録技術により音声を2次元ドットコードとして紙に印字記録を可能にし、「紙」と言う身近なメディアに「声」や「音」を記録・再生する楽しみ方を提案してまいりました。これからは、デジタル写真システムにおいて、写真と音声を同時プリントできる「スキャントークフォト」システムの環境を整えてまいります。 |
オリンパスの「スキャントークシステム」は、音声を紙面に印刷できるシステムとして、様々な分野で応用が広がって来ております。臨場感が溢れる野生動物の写真集・知育絵本など各種出版物の発刊、実際の発音を手軽に確認できる語学教材、音の出る新聞、家庭のパソコン環境で音声付き写真アルバムや年賀状などが簡単に制作できるソフトウェア、そしてインクジェットプリンタへの対応機能搭載や多様なバリアフリーへの利用などプリントできる音の利用シーンを広げる活動を続けております。 |
今回は更に、普及著しいデジタルカメラ市場に対応し、「スキャントーク」技術をデジタルミニラボシステムやオンラインシステムなどデジタル写真システムに最適化させることにより、音と写真を同時にプリントする「スキャントークフォト」を実現しました。これにより、お子様の成長、家族や友人との思い出、仕事や趣味の記録などに、声や音を付加することができ、感動や臨場感をより一層高め、同時に写真の新しい楽しみを見出していただけるようになりました。併せて、「スキャントークコード」をなぞることで「スキャントークフォト」などから手軽に音声を再生することができる「スキャントークリーダー」の普及拡大にも一層努力をしてまいります。 |
オリンパスは、三社共同の成果を踏まえ、ネットワーク時代に対応した「スキャントークフォト」の利用展開を積極的に進めてまいります。今後も継続してお客様のニーズにお応えするために「スキャントークシステム」の応用、推進を図り新たな価値や楽しさを創造してまいります。 |
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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