2000年 8月22日
更新日:2002年 3月7日 |
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世界初 総画素数400万画素 2/3型(インチ)原色CCDと
高性能大口径 4倍ズームレンズ搭載で最高画質を実現 |
群を抜く本格的な描写力と機動性を備えた
デジタル一眼レフカメラ |
「CAMEDIA E-10」新発売 |
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前面 |
背面 |
「CAMEDIA E-10」 |
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本正壽)は、コンシューマ向けデジタルカメラとしては最高値の総画素数400万画素2/3型(インチ)原色CCDを搭載し、さらにこの高精細CCDの性能を最大限に引き出す、非球面レンズやEDレンズを採用した全面マルチコーティング仕様のF2~F2.4大口径4倍ズームレンズを搭載することで、最高画質を実現したデジタル一眼レフカメラ「CAMEDIA E-10」を希望小売価格198,000円(税別)で10月21日から発売します。 |
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現在、デジタルカメラ市場では300万画素超クラス機をはじめとして様々な特徴を持った商品が発売され、急激な市場拡大が続いています。一眼レフタイプの商品も多数発売されていますが、そのほとんどは価格的にも生産数量的にも報道用途などの主に業務用途向けと位置付けられていました。一方、当社はデジタルカメラ市場参入当初からコンシューマ市場をターゲットとして、97年秋に革新的一眼レフタイプである「CAMEDIA C-1400L」を、そして99年秋には「CAMEDIA C-2500L」を発売。コンシューマー市場における最高画質のデジタルカメラを導入し、常に高画質デジタルカメラ市場をリードし続けてきました。
「CAMEDIA E-10」はCAMEDIAシリーズの新しいフラグシップモデルとして、当社の誇る最先端デジタル技術と光学技術を結集し、デジタルカメラの最高画質を実現した本格的仕様のデジタル一眼レフカメラです。しかも、198,000円という、今までの本格的デジタル一眼レフカメラとは一線を画する価格を実現。お求めやすい価格ながら、最高の描写力・機動性・機能そして信頼性をご提供し、より多くの方々に一クラス上の画質と持つ事の満足感を味わっていただけるモデルとなっています。 |
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「CAMEDIA E-10」は、コンシューマ向けデジタルカメラとしては最高値となる総画素数400万画素(有効画素数390万画素)、2/3型(インチ)の大型原色CCDを搭載。この高精細なCCDの性能を最大限に引き出すため新設計の光学4倍ズームレンズを新たに開発しました。35mmフォーマット交換レンズのような既存のシステムに固執せず、全く新たにCCDのサイズや特性に最適な光学設計を採用することで、4倍ズームレンズでありながら開放絞りF2~F2.4という従来では考えられなかった高性能レンズを実現しています。EDレンズを1枚、非球面レンズを2枚採用することで画面の隅々まで高い解像を実現し、さらに全てのレンズエレメントにマルチコートを施すことにより内面反射を軽減、様々な光線 条件下でも抜けの良いクリアな結像を可能にしたレンズとなっています。一方、すべての画像サイズで400万画素という画素情報をフルに活用し、どのサイズの画質モードでも最高の絵づくりを行う独自の画像処理技術「TruePic処理」や、色再現性をさらに向上させる新開発のホワイトバランス機能も搭載し、どんな場面においても今までにない最高の画質を実現しています。
また、アクティブ方式とパッシブ方式との組み合せで高速な焦点合わせが可能になるデュアルオートフォーカスの採用や、独自の演算処理による高速AEで、約60msのレリーズタイムラグを実現。今までにない機動性・操作性を実現し、結像性能だけではなくレリーズタイミングまでを含め、さらに一歩進んだ最高画質の実現をしています。さらに、様々なエクステンションレンズ群や外部フラッシュを使った撮影、リモートケーブルやワイヤレスリモコンによるレリーズなど、多彩なシステムとの組み合わせで撮影範囲を広げることも可能となっており、まさに、業務用途にも十分耐えられる本格的プロ仕様のデジタル一眼レフカメラとなっています。 |
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製品名 |
メーカー希望
小売価格(税別) |
発売日 |
デジタルカメラ
「CAMEDIA E-10」 |
198,000円 |
2000年10月21日 |
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「CAMEDIA E-10」の主な特長 |
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- プロ仕様の超高画質を実現
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●総画素数400万画素、2/3型(インチ)原色CCDを採用
撮像素子には、コンシューマー向けデジタルカメラでは最高値となる総画素数400万画素のCCDを採用。しかも受光面積の大きな2/3型(インチ)CCDですので階調が豊かで、高精細の画像が得られます。また、原色フィルタを採用し鮮やかな色再現を実現しました。 |
●大口径光学4倍高性能ズームレンズの搭載
CCDの性能を最大限に引き出す、35~140mm相当(35mmフィルム換算)、F2.0~2.4の明るい大口径4倍ズームレンズを搭載しています。特殊低分散ガラスEDレンズを採用していますので、色収差を効果的に抑制し色にじみの少ない画像が得られます。また、非球面レンズを2枚使用し、歪曲収差 を補正。さらにすべてのレンズエレメントにマルチコートを施した全面マルチコートで、抜けの良い画像を実現しています。
●独自の画像処理技術<TruePic処理>の採用
C-2500Lにも搭載された独自の画像処理アルゴリズム、TruePic 処理をリファインし搭載しています。小さな画像サイズで撮影しても400万画素の画像情報をフルに活用した、実像に忠実でなめらかな画像が得られます。
●より適正な露出を決定する独自のデジタルESP測光
独自の演算プログラムによって、より適正な露出を決定する評価測光、デジタルESP測光を搭載しています。また、重点を画面中心に置き、周囲の状況まで考慮して平均的に測光する中央重点測光と、被写体の狙いたい部分に確実に露出を合わせるスポット測光も搭載しています。
●肌色がきれいに再現できる新開発のホワイトバランス
従来よりも、より適切に白色を判断する新開発のホワイトバランス機能を搭載しています。色再現性が向上し、肌色がきれいに撮れる安定したオートホワイトバランスとなっています。
- プロ仕様の機動性・スピード感を実現
●デュアルAFによる素早いオートフォーカス
赤外ビーム1本を2つの受光部で受けるツインセンサーアクティブ方式で瞬時にフォーカシング後、パッシブ方式で微調整。光量が少ない悪条件下でも、正確で素早いフォーカシングを実現します。ツインセンサーアクティブ方式の搭載で、暗い場所での合焦も可能※となり、デジタルカメラの使用シーンが広がります。
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小枝や小鳥などの小さなもの、黒っぽいもの、遠いのものほどピントは合いにくくなります。 |
●レリーズタイムラグ約60msを実現
約60msのレリーズタイムラグを実現(液晶モニタ消灯・内蔵フラッシュOFF時)。ストレスを感じることなく撮影を行うことができます。
●最大3コマ/秒の高速連写が可能
32MBバッファメモリーの搭載や、新開発の専用ASIC処理により、多画素化されたにもかかわらず高速処理を実現、すべての画質モードで連写が可能です。また、最大3コマ/秒で4コマまでの連写が可能となっています。
●大容量のリチウムポリマー電池が使用可能
別売のリチウムポリマー電池セットを使用すれば大容量のリチウムポリマー電池が使用可能。長時間や大量枚数の撮影が可能となります。
●4種類のISO感度設定
多彩な撮影シーンに合わせてCCDのISO感度を、オート、80、160、320の中から自由に設定できます。室内やフラッシュを使えないシーンでの撮影や望遠撮影時にカメラブレを抑えるのに便利です。
●アルミダイキャストを使用した堅牢性に優れたボディ
ボディにはアルミダイキャストを使用し、過酷な使用にも耐えられる堅牢性に優れたボディ構造となっています。
- プロ仕様の機能性・操作性
●視野率95%のTTL一眼レフファインダー
ファインダーは視野率95%を誇るTTL一眼レフファインダーを搭載。パララックスのない見たままの画像で撮影できます。また、各種の情報がファインダー内に見やすく表示されるため、ファインダーから目を離さずに撮影に専念できます。-3~+1ディオプタの視度調整機構や逆入射光を防ぐアイピースシャッターも備えています。
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●マルチアングル1.8型(インチ)TFTカラー液晶モニター
撮影画像をすぐに確認できるクイックレスポンスの1.8型(インチ)TFT カラー液晶モニターを搭載。モニターはビューファインダーとしても使用でき、マルチアングル機構により、ウェストレベルでの撮影やハイアングルの撮影が可能です。 |
●瞬時に行なえるモード設定
使用頻度の高いモード設定には、単独のキーを割り当て、カメラをホールディングしたままの状態でもキーを操作しやすい位置にレイアウト。軽快な操作性を実現しています。
●フラッシュコントロールシステム
ガイドナンバー約13(ISO80)の強力なポップアップ式フラッシュを内蔵しています。被写体の位置を自動的に検知して最適な発光量制御を行なうシーンディテクティブ機能を搭載したことで、オートでも美しいフラッシュ撮影が可能です。±2Evの範囲内でフラッシュの調光補正が行なえますので、自然光とのバランスを自由に設定することも可能です。さらに強制発光やスローシンクロ、赤目軽減モードの他に、後幕シンクロなども可能。また、別売の大光量フラッシュFL40をホットシューやケーブルで接続し、高度な2灯フラッシュ撮影もオートで行なえます。外部PCシンクロ接続端子を使用し、汎用外部フラッシュと併用することも可能です。 |
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●充実した露出モード
露出のコントロールはプログラムAE、絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、マニュアルの4種類から選ぶことができます。絞りやシャッター速度は電子ダイヤルで素早く設定でき、AEロックも右手親指で簡単に行なえます。レンズの明るさを活かした撮影や、バルブを使用しての夜景撮影なども簡単に行なえます。
●思いのままの撮影が可能な露出制御
露出補正は±3EVの広いレンジの全域にわたって、1/3EVステップでコントロールができます。1/3、2/3、1EVのステップで、3コマ連続撮影できるオートブラケット機能も搭載しています。
●3種類のホワイトバランスモード
オートホワイトバランスの他に、撮影光源下で白色を記憶させるワンタッチホワイトバランスにより撮影時の光の影響を受けない適正な色バランスでの撮影が可能となります。また、手動で7段階(3000K/3700K/4000K/4500K/5500K/6500K/7500K)の色温度が設定できるプリセットホワイトバランスにより、撮影者の意図に合わせて画像の色合いを変えることも可能です。
●3種類の画像シャープネスの設定
画像のシャープネス(切れ味)をハード、ノーマル、ソフトの3種類から選択できます。印刷や加工など用途に合わせてお好みの画像を得ることができます。
●3種類の画像コントラストの設定
画像のコントラストをハイ、ノーマル、ローの3種類から設定できます。好みに合わせて画像のコントラストを選択できます。
●マニュアルフォーカス
オートフォーカスに加え、操作性に優れたフォーカスリングによるマニュアルフォーカスが可能です。オートフォーカスの難しい被写体に対してもきちんと対応することができます。
●マクロモード
ズーム全域で最短20cmのマクロ撮影が可能です。最大76mm×57mmのサイズ(ほぼカードサイズ)を画面いっぱいに撮影することができます。
●スマートメディアとコンパクトフラッシュ双方に対応
128MBまでの 3V(3.3V)スマートメディア、コンパクトフラッシュカードの両方のメディアに対応しています。両メディアを同時にセットして枚数を気にせず高画質撮影が可能になりました。連立したメディアスロットの切替は独立ボタンで簡単に行えます。また、片方のメディアからもう片方へのコピーも双方向で可能です。
●RAWデータ記録が可能
カメラ側で撮影データを全く加工しないRAWデータで画像を保存することも可能です。印刷用途やコマーシャル写真などの分野で高度な画像加工ができます。専用のPhotoshop用Plug inソフトを用意しています。
●USBストレージに対応
USBインターフェースに対応していますので、大容量データをPCにダウンロードする際にたいへん便利です。しかもUSBストレージクラスに対応していますので、カメラ内の画像ファイルをエクスプローラなどの汎用アプリケーションからも操作可能です。
- 豊富なオプションシステム
●撮影範囲がさらに広がる4種類の高性能エクステンションレンズ
焦点距離を3倍にするテレ(望遠:f=420mm相当、F2.8)、1.45倍にするテレ(望遠:f=200mm相当、F2.4)、0.8倍にするワイド(広角:f=28mm相当、F2.0)、49×37mmの範囲が画面いっぱいに撮影できるマクロ(接写)の各種エクステンションレンズを使用すれば、撮影シーンがさらに広がります。(焦点距離fは35mmフィルム換算)
製品名 |
メーカー希望
小売価格 (税別) |
発売日 |
テレエクステンションレンズプロ(3倍) TCON-300S |
69,000円 |
11月下旬 |
テレエクステンションレンズプロ(1.45倍) TCON-14B |
21,000円 |
10月21日 |
ワイドエクステンションレンズプロ(0.8倍) WCON-08B |
21,000円 |
10月21日 |
マクロエクステンションレンズプロ MCON-35 |
13,000円 |
10月21日 |
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● 充実の電源システム
別売のリチウムポリマー電池セット 「B-30LPS」(56,000円、11月下旬発売予定)を使用すれば大容量のリチウムポリマー電池が使用可能。長時間や大量枚数の撮影が可能となります。 |
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● 専用外部フラッシュ「FL-40」と組み合わせた多彩なフラッシュ撮影
大光量GN40の専用外部フラッシュ「FL-40」(別売:50,000円、発売中)と組み合せれば、さらに創造的なフラッシュ撮影が行なえます。発光部を回転させてのバウンス撮影も可能です。
● ケーブルレリーズの使用が可能
別売のリモートケーブル「RM-CB1」(6,500円、10月21日発売)を使用することで離れた位置からのレリーズ操作が可能です。
● リモコンでの撮影が可能
カメラから離れたところからの撮影や再生時での画面切り替えなどができる、別売の多機能リモコン「RM-1」(3,000円、発売中)をご用意しています。編集した画像ファイルを、カメラを用いて再生画面をTVモニタに表示させながらプレゼンテーションをするといったようなビジネスツールとしても活用できます。
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※ |
リモコンからE-10のズーム操作は出来ません。 |
- 豊富なオプションシステム
● 絞り値、シャッター速度などを画像再生時にモニター上に表示可能
● 画像のヒストグラムをモニタ上に表示可能
● 1分から24時間までの間で間隔を設定できるインターバル撮影機能
● バックライト付コントロールパネル
● 無音を含む3種類の大きさにシャッター音を設定可能
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
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