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2001年2月6日
38ミリ~170ミリの約4.5倍の高性能な高倍率ズームレンズを搭載。
35ミリコンパクトカメラのベストセラーシリーズ「μシリーズ」の最上位機種
「μ[mju:](ミュー)-II 170 VF」新発売
μ-II 170VF
「μ-II 170VF」
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本正壽)は、μシリーズ誕生10周年を迎える本年、EDレンズ1枚と非球面レンズ2枚を採用した38ミリ~170ミリの約4.5倍の高倍率ズームレンズを搭載し高画質を実現した、ズームコンパクトカメラ「μ[mju:](ミュー)-II 170VF」を2001年 3月 3日から発売します。
μシリーズは、1991年にシリーズ最初の製品となる「μ」が発売されて以来、その洗練されたデザインと高性能によって世界中でベストセラーとなり、現在も販売実績を伸ばし続けている35ミリコンパクトカメラシリーズです。
μシリーズ誕生10周年を迎える本年に発売する「μ-II 170VF」は、小型・軽量でスタイリッシュなデザインのボディに、38~170mmの4.5倍の高性能ズームレンズを搭載した「μシリーズ」の最上位機種です。
レンズにはEDレンズを1枚、非球面レンズを2枚採用し、色収差を抑えた歪みの少ないコントラストの良い描写性能を実現しています。また、パッシブ方式にアクティブ方式の長所を組み合わせた新開発の「アドバンスト・コンビネーション・オートフォーカスシステム」の採用により、無地の服や人物の肌、また明るい夜景をバックに人物を撮影する場合など、通常のオートフォーカスではピントが正確に合いにくいようなシーンでも、高精度なオートフォーカスが可能です。
ボディデザインは、μシリーズの携帯性、操作性に優れたスライド式レンズバリアを踏襲し、細部がシェイプアップされた、飽きのこない洗練された美しいデザインとなっています。また、シャッターを切ると一瞬ファインダー内が暗くなり、シャッター音だけではなく、視覚的にも撮ったことが確認できるユーザーフレンドリーな機構「ビジュアルファインダー」も搭載。生活防水機能も搭載していますので、おしゃれなデザインとあいまって、どこへでも気軽に持ち運びができ、様々なシーンの撮影が楽しめる、高機能と使いやすさを両立したズームコンパクトカメラとなっています。
発売の概要
製品名 メーカー希望
小売価格(税別)
発売日
μ-II 170VF 50,000円
(ケース、ストラップ、リモコン付)
2001年 3月 3日
主な特長
  1. 高画質を実現した38~170mmの高性能ズームレンズ
    38~170mm F4.8~F13の約4.5倍の高倍率ズームレンズを搭載。170mmでのズームができますので多彩な構図で撮影が楽しめます。レンズには望遠側での色収差を抑え画質を向上させるEDレンズ(特殊低分散レンズ)をμシリーズとして初めて採用。さらに歪みの少ないコントラストの効いた立体感のある画像を実現するために、高性能ガラス非球面レンズ1枚、ハイブリッド非球面レンズ1枚、計2枚の非球面レンズを採用し、高い解像力を実現しています。
レンズ構成図
レンズ構成図
  1. 新開発のAF機能「アドバンスト・コンビネーション・オートフォーカスシステム」を搭載
    パッシブ方式にアクティブ方式の長所を組み合わせ、あらゆる撮影条件下で高い精度を実現する新開発のオートフォーカス「アドバンスト・コンビネーション・オートフォーカスシステム」を搭載しています。通常のパッシブ方式のオートフォーカスでは、暗いシーンやコントラストの低い被写体に対してはピントが正確に合わない場合がありました。この「μ-II 170VF」では、2種類の補助光(赤外ビームとストロボ光)を条件に応じて使い分けるアクティブ方式のオートフォーカスを組み合わせることにより、苦手シーンのない高精度なオートフォーカスが可能です。
    また、画面内の複数のポイントを測距するマルチオートフォーカスを採用し、中抜け写真を防ぎます

  2. 洗練されたお洒落なボディデザイン
    ボディデザインは、μシリーズの美しくかつ携帯性、操作性に優れたスライド式レンズバリアを採用し、4.5倍を超える高倍率ズームを搭載しながらも、細部がシェイプアップされた幅123mm×高さ66.5mm×厚さ50mm、重さ275gの小型、軽量なボディとなっています。また、鏡枠部分にも美しいシャンパンゴールドカラーの塗装が施され、より高級感を感じさせる、洗練されたスタイリッシュなデザインとなっています。

  3. ひとみ径が大きく、見やすいファインダー
    ひとみ径が7mm~10mmと大きく、ファインダーで全視野が見える範囲も広いので、被写体をとらえやすく、構図もさらに決めやすくなりました。またメガネをかけた場合でも画面がケラレにくくなっています。

  4. 撮れた、がわかる「ビジュアルファインダー」を搭載
    ファインダーの光路中に液晶を配置、シャッターレリーズ時に液晶を制御することでファインダー内を一瞬暗くする「ビジュアルファインダー」を搭載しています。これにより、撮影者は、シャッターが切れたことをシャッター音だけではなくファインダー内で視覚的にも確認することが可能となり、街中の雑踏など、シャッター音が聞き取りにくい様な状況下での撮影でも、撮れたことが確実にわかります。使いやすさと安心感、写真を撮る楽しさを実現しています。(ビジュアルファインダー機能を解除することも可能です)

  5. インテリジェントフラッシュシステムの搭載
    複数のセンサー情報に基づくフラッシュシステム「インテリジェントフラッシュシステム」を採用。低輝度時自動発光に加え、主要被写体が木漏れ日の影響を受ける程度の逆光状態も判断し自動発光、さらに白飛びも軽減します。また蛍光灯のような人工光の波長をも検知し、色かぶりが起こりにくいカラーバランスの良い自然で美しい写真の仕上がりを確保します。(オートカラーバランスフラッシュ機能) また、6種類の多彩なフラッシュモードも設定されており、誰にでも簡単にきれいなフラッシュ撮影が楽しめます。
1) オート発光 暗い場所や逆光状態、蛍光灯などの人工光下で自動的に発光し、常に適正露出のきれいな写真が撮れます
2) 赤目軽減発光 暗い場所でのフラッシュ撮影におこりがちな赤目現象を軽減するモードで、シャッターレリーズボタンを押すと、予備発光の後に本発光します。
3) 発光停止 フラッシュの発光を強制的に停止するモードで、フラッシュ撮影禁止の場所や、その場のムードを活かしたい場合に便利です
4) 強制発光 強制的にフラッシュを発光させるモードで、被写体に影がかかってしまう場合など、不自然な影を消したい場合に便利です。
5) 夜景モード フラッシュの発光量と背景の露出量を調整しながら、夜景の明るさにあわせてシャッタースピードを最長4秒まで延長するので人物と夜景がとてもきれいに撮れます。
6) 赤目軽減夜景モード 夜景をバックに人物を撮る場合に、目が赤くなる現象を軽減します。赤目軽減のための予備発光をすること以外は夜景モードと同じです。
  1. 雨の日も安心な生活防水機能(JIS保護等級4:防まつ型)
    突然の雨や水しぶき、砂や埃もシャットアウトします。雨の日や海岸・スキー場などでも安心して使え、撮影シーンを大きく広げます。
その他の特長
  • ほぼハガキサイズ(170mm時)までアップで撮れる<ズーム全域オートマクロ>
  • どんな構図でもピントをぴったり被写体に合わせる<フォーカスロック>
  • 一本のフィルム撮影途中で自由に切り替えることができる<パノラマ途中切替機構>
  • 離れたところからレリーズ操作できる<リモコン撮影>(カメラ前方約5mまでの範囲で使用可能。)
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
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