2001年 5月31日 |
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128MBスマートメディア対応で最長44時間40分まで音声録音可能
USB接続キット同梱でコストパフォーマンスと使い勝手が向上
MP3音楽再生機能を搭載 |
ICレコーダー「 Voice-Trek(ボイストレック)DM-1」新発売 |
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「Voice-Trek DM-1」 |
オリンパス光学工業株式会社(社長:岸本 正壽)は、128MBスマートメディアの使用で最長44時間40分の音声録音を実現、USB接続キットを同梱しコストパフォーマンスに優れたICレコーダー「Voice-Trek DM-1」を2001年6月22日から発売致します。SRS Labs, Inc.の音響技術“WOW”を世界で初めて搭載したMP3プレーヤーとして、臨場感溢れる高音質ステレオ音楽再生もお楽しみ頂けます。 |
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当社はマイクロカセットレコーダーの世界で培ってきた高度な音声技術を、ICレコーダーへ継承し、会議録音からパーソナルなメモ録音、また録音した音声をパーソナルコンピュータ(以下PC)で文章化する等、幅広いニーズに対応しながら“デジタル”ならではの提案をして参りました。
新製品「Voice-Trek DM-1」は、本格的音声レコーダー機能に新たに音楽再生機能を付加したモデル。ビジネスシーンだけでなくプライベートで気軽に音楽も楽しめる、いっそう身近なコミュニケーションツールとしてお使いいただけます。 |
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「Voice-Trek DM-1」は、従来機種「Voice-Trek DS-1」同様、記録媒体にはスマートメディアを採用。録音した音声を高音質のまま高圧縮されたデジタルデータ(DSS規格ファイル)に変換し、記録します。付属の32MBスマートメディアを使えば11時間、今回新たに使用可能となった128MBスマートメディアを使えば、最長44時間40分(いずれも長時間モード)の音声録音ができます。
また新たに同梱されたUSB接続キットによって、記録された音声ファイルを「DM-1」とPC間で双方向に転送し、PC上で音声ファイルを再生・管理することが簡単に行えます。
USB接続キット付属の「DSS Player 4 for DM-1」は、別売りの他社音声認識ソフトウェア(日本IBM株式会社の「ViaVoice for Windows V8」や株式会社ジャストシステムの「Voice一太郎11」)を使うことにより、録音した音声ファイルの音声認識による文字変換にも対応しています。 |
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さらに音声レコーダーとしてだけでなく、MP3やWMA形式の音楽ファイルをPCから「DM-1」に転送することにより音楽プレーヤーとしても楽しむことができます。またMP3プレーヤーとしては世界で初めて、SRS Labs, inc.の音響技術“WOW”が搭載されており、好みに合わせて選べるイコライザー機能と併せて臨場感溢れる高音質ステレオ音楽再生がお楽しみいただけます。 |
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発売の概要 |
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製品名 |
メーカー希望
小売価格(税別) |
発売日 |
ICレコーダー:
Voice-Trek DM-1 |
35,000円 |
2001年 6月22日 |
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主な特長 |
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「Voice-Trek DM-1」は、「デジタル音声レコーダー」と「デジタル音楽プレーヤー」の2つの機能を併せ持ち、それぞれ以下のような特長があります。 |
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音声レコーダーとしての特長 |
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- 128MBスマートメディア使用で、最長44時間40分*の音声録音が可能
記録媒体に、コストパフォーマンスが高い3V(3.3V)スマートメディアを採用。従来機種「DS-1」で使用可能な4MB~64MBに加えて128MB(別売り)スマートメディアにも対応していますので、最長44時間40分*の連続録音が可能です。4MB~128MBの各メディアを使った場合、録音時間の目安は以下のようになります。
メモリ容量 |
標準モード |
長時間モード |
4MB |
30分 |
1時間10分 |
8MB |
1時間10分 |
2時間35分 |
16MB |
2時間30分 |
5時間20分 |
32MB(付属) |
5時間05分 |
11時間00分 |
64MB |
10時間20分 |
22時間10分 |
128MB |
20時間50分 |
44時間40分 |
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*注: |
電池寿命を超える連続録音が想定される場合は、必ずACアダプタA324(別売)をご利用下さい。また、ここでの録音時間とは、連続録音可能時間を意味します。小刻みに録音を繰り返した場合は、録音可能時間はこれよりも短くなる場合があります。 |
- PC とも簡単接続できるストレージクラス対応USB接続キットを同梱
USBインターフェースに対応していますので、付属のUSBケーブル及びユーティリティソフト「DSS Player 4 for DM-1(以下DSS Player)」を使用して、PCへの高速データ転送が可能です。録音した音声をPCに転送することで、例えば音声ファイルを電子メールに添付して声のメールとして送る*こともできます。しかもUSBストレージクラスに対応していますので、DM-1を外部記憶装置として使用することも可能です。
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*: |
本商品に電子メールソフトは同梱しておりませんので、市販のメールソフトをお使い下さい。メール送信先のPCにDSS Playerがインストールされていない場合は、DSS Player-Liteを弊社のホームページからダウンロードしてPCにインストールすれば再生することも可能です。 |
- 高い操作性を兼ね備えた軽量・薄型デザイン
従来機種で好評だった大型操作ボタンと機能的なボタンレイアウトを継承しながら、大型の液晶表示にバックライト機能が付加されたことで一層操作性が向上。モード切替、マイク感度切り替え、ホールド(操作ロック)などのよく使われる設定は独立したスイッチになっているので操作が簡単です。本体の外観は高級感のあるメタリックグリーンを採用し、美しいスタイリングに仕上がっています。また本体内部には日本テキサス・インスツルメンツ株式会社の最新のDSPを搭載し、多機能ながら小型軽量薄型のデザインを実現しています。
- 高音質録音(高音質と高圧縮を両立させたデジタル音声フォーマット採用)
標準モードで総合周波数特性300~5,000Hzの高音質で録音ができます。DSS*1規格によるデジタル音声フォーマットを採用していますので、WAVEファイルに比べると、同じ音質・録音時間でも1桁少ないデータ量*2となります。また、デジタル録音のため、聞きたい音声ファイルへのアクセスも、簡単なボタン操作で瞬時に行えます。
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*1: |
DSSとはDigital Speech Standardの略で、オリンパス光学工業、オランダ・フィリップス社、ドイツ・グルンディッヒ社の3社で設定した標準規格です。 |
*2: |
同レベルの録音音質で、圧縮されていないWAVEファイルとDSSファイルとのデータ量を比較すると、標準モードで約12分の1、長時間モードでは約20分の1となります。 |
- 音声ファイルの文字変換(音声認識ソフトウェアとの連携)
同梱のUSB接続キットと、別売りの他社音声認識ソフトウェア(日本IBM株式会社の「ViaVoice for Windows V8」や株式会社ジャストシステムの「Voice一太郎11」)を使うことにより、標準モードで録音された音声ファイルを高い変換効率で文字データへ変換することができます。
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注: |
音声認識ソフトウェアを使用する場合、予め話す人の声を登録しておく必要があります。複数の話し手が一定しない話し方をする会議や座談会、また、雑音も録音されてしまう講義などの録音音声は音声認識に不向きです。 |
- インデックスマーク記録
録音時または再生時にインデックスマークを記録することにより、再生時に聞きたいところをすぐに探し出すことができます。インデックスマークは後から削除も可能です。
- 音声起動録音(VCVA録音)
音声に反応して自動的に録音がスタートし、音声が途絶えると約1秒後に録音が停止するVCVA(Variable Control Voice Actuator:音声起動装置)を内蔵していますので、メモリの無駄や再生時の時間のロスを防ぎ、長時間録音に威力を発揮します。また、デジタルならではの応答の良さにより、起動時の頭切れは殆どありません。
- 3つのフォルダ機能
録音された音声ファイルをA, B, C 3つのフォルダに分けて保存できます。フォルダ名は「DM-1」本体またはDSS Playerによって変更が可能*ですので、用途別管理、重要度別管理などといった便利な使い分けが可能です。また、音声ファイルはフォルダあたり199件まで保存できます。
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*注: |
フォルダ名で使用可能な文字は、「DM-1」本体では半角英数字(大文字)とスペース(空欄)で8文字以内、DSS Player使用時は半角英数字と半角カタカナとスペースで8文字以内です。 |
- 早聞き再生機能
再生中に再生ボタンを1秒以上押すことで、通常の約1.5倍のスピードで再生できます。デジタル処理による音程の変わらない高速再生なので、録音内容の急ぎのチェックなど短時間で再生が必要な場合に最適です。
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音楽プレーヤーとしての特長 |
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- MP3とWMA形式の音楽ファイルが最長4時間*記録可能
音楽データ圧縮形式でポピュラーなMP3とWMA形式の音楽ファイルをダウンロードしたり、付属の「MP3 Jukebox」を使って音楽CDから曲を取り込んだりして再生できます。付属の32MBスマートメディアで、約25分~60分の音楽データを、別売りの128MBスマートメディアなら最長4時間*の音楽データの記録が可能です。
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*注: |
記録可能時間は記録する音楽データのビットレートにより変化します。同じデータ形式の場合、ビットレートが大きいほど音質は良くなる反面、1枚のスマートメディアへの記録可能時間は短くなります。 |
メモリ容量 |
160kbps |
128kbs |
96kbps |
64kbps |
16MB |
12分 |
15分 |
20分 |
30分 |
32MB(付属) |
25分 |
30分 |
42分 |
1時間 |
64MB |
50分 |
1時間 |
1時間20分 |
2時間 |
128MB |
1時間40分 |
2時間 |
2時間40分 |
4時間 |
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- MP3プレーヤー世界初、“WOW”搭載による多彩なサウンド
音楽の臨場感を高めるための音響技術である、米国SRS Labs, Inc.のWOWをMP3プレーヤーとして世界で初めて搭載*。音楽のジャンルやお好みに合わせて、サラウンド効果(SRS 3D)とバス効果(TruBass)をそれぞれ4段階にレベル調整できますので、「自然な立体音場感」「豊かな低音」「クリアーなサウンド」を同時に得ることができます。
音楽データを再生する際に、好みに合わせてROCK, POP, JAZZ, FLAT(イコライザー効果なし)の4種類のイコライザー効果を設定できます。またUSER EQ(ユーザーイコライザー)では、お好みのイコライザー特性を登録することも可能です。
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*注: |
2001年5月31日現在 |
- ステレオイヤホンを同梱
音楽を再生する際は、同梱のステレオイヤホンをイヤホンジャックに差し込み、高音質ステレオサウンドをお楽しみいただけます(音声録音データの再生はモノラルです)。
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その他の特長 |
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- アラーム再生機能
設定した時刻にアラームを鳴らし、鳴っている間にいずれかのボタンを押すと、あらかじめ設定した音声ファイルまたは音楽ファイルを再生する、アラーム再生機能があります。スケジュール確認や、約束事の徹底、目覚まし代わりなどユニークな使い方が可能です。
- 外部電源に対応
単4形アルカリ電地2本で約11時間の音声録音、また音声・音楽共に約8時間の再生が可能です(当社試験法による)。また別売のACアダプターA324を使用することで、長時間録音・再生も電池寿命を気にせず安心してお使いいただけます。
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「DSS Player,MP3 JUKEBOX」基本動作環境 |
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対応パソコン |
DOS/V機(IBM PC/AT互換機) |
対応OS |
Microsoft Windows 98/ 98 SE/ Me/ 2000 Professional |
CPU |
MMX Pentium 166MHz以上(Pentium II 266MHz以上を推奨)
CD-Rを使用する場合および、Windows2000でご使用の場合は、Pentium III 以上(Pentium III 433MHz以上を推奨) |
RAM容量 |
32MB以上 |
ハードディスク空き容量 |
50MB以上(この他に転送、録音したファイルを保存するための空き容量必要) |
サウンドボード |
Creative Labs Sound Blaster 16または100%互換品 |
ディスプレイ |
SVGAビデオカード(High-color(16ビット)以上) |
ドライブ |
16倍速以上のCD-ROMドライブまたはCD-R,CD-RW,DVD-ROM |
USBポート |
1つ以上の空き |
オーディオ入出力端子 |
マイク入力端子、スピーカー出力端子 |
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「Voice-Trek DM-1」主な仕様 |
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音声レコーダー部 |
記録形式 |
デジタルスピーチスタンダード(DSS)によるデジタル記録 |
規定入力レベル |
-70dBv |
サンプリング周波数 |
標準モード:12kHz
長時間モード:8kHz |
総合周波数特性 |
標準モード:300~5,000Hz
長時間モード:300~3.000Hz |
記録時間 |
標準モード:約5時間5分
長時間モード:約11時間
注:いずれも付属の32MBスマートメディア使用の場合 |
電池持続時間 |
録音時 約11時間、再生時 約 8時間
(共にアルカリ電池使用時、当社試験法による) |
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音楽プレーヤー部 |
対応データ形式 |
WMA、MP3形式(マルチデコードシステム採用) |
サンプリング周波数特性 |
44.1kHz(最大、データ形式やビットレートにより異なります) |
周波数特性 |
20~20,000Hz (最大、データ形式やビットレートにより異なります) |
記録時間 |
ビットレート160kbps:約25分
ビットレート128kbps:約30分
ビットレート 96kbps:約42分
ビットレート 64kbps:約60分
(付属の32MBスマートメディア使用時/音楽データのビットレートにより異なります) |
電池持続時間 |
約8時間(アルカリ電池使用時、当社試験法による) |
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共通仕様部 |
記録媒体 |
3V(3.3V)スマートメディアカード(4, 8, 16, 32, 64,128MB)
(ID機能のないカードは、音楽プレーヤーにはご使用できません) |
カードフォーマット |
SSFDCフォーラムに準拠するスマートメディアフォーマット |
スピーカー |
直径28mm丸形ダイナミックスピーカー内蔵 |
マイクジャック |
直径3.5mm(インピーダンス 2kΩ) |
EARジャック |
直径3.5mm(インピーダンス 8Ω以上) |
実用最大出力 |
DC3V 180mW以上(スピーカ8Ω) |
電源 |
定格電圧 DC3V 電池 単4形(R03/LR03)電池2本
外部電源 ACアダプターA324(別売)を接続 |
外形寸法 |
109.5 × 50.0 × 16.7mm(最大突起部含まず) |
質量 |
86g(電池含む) |
付属品 |
32MBスマートメディア、ステレオイヤホン(E30)、専用ケース、アルカリ電池(単4×2)、USB接続ケーブル(CB-USB1)、PC接続ケーブル(KP4)、CD-ROM、取扱説明書 |
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は、SRS Labs, Inc. の商標です。 |
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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