倒立金属顕微鏡は、鉄鋼や非鉄金属を始め、プラスチックやセラミックスなど材料の耐久性や新規用途の研究開発に欠かせない存在となっており、企業の研究開発、品質管理、不良解析や大学の工学部・金属材料系の研究室など幅広いニーズがあります。
企業においては報告書や品質検査・管理資料、大学などでは学会発表や論文の作成で、顕微鏡画像を使用されることが多く、より高画質、多彩な画像記録装置との組み合わせが要求されています。
当社は、現在の倒立金属顕微鏡の前身である万能金属顕微鏡写真装置「PMF」を1954年に発売して以来、高い光学性能と操作性の実現により今日に至るまでトップ企業の地位を確保しています。また、1987年に発売した前シリーズの倒立型金属顕微鏡「PMG3/PME3」は写真撮影用の顕微鏡として完成度が高く好評を頂いておりましたが、近年のデジタル記録画像の高い要求から、このたび倒立金属顕微鏡「GX71/GX51」にフルモデルチェンジすることになりました。より高画質に対応するためにUIS光学系を採用し、観察像と写真・デジタル記録画像で最高の光学性能を両立しました。複数の画像記録装置の組み合わせによる最適なシステム構築を実現し、さらにすべての画像記録でスケールの写し込みを可能にしています。
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