2001年12月11日 | ||||
更新日:2008年4月10日 | ||||
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オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛 以下、オリンパス)は、社内の資産をより一層活用した新たなる事業を素早く立ち上げる事を目的として、経営資産情報の公開をインターネット上で行い、共同事業の可能なビジネスモデルを広く募集します。 | ||||
情報の公開は、大手企業・ベンチャー企業・起業家との技術融合・共同事業の促進を支援するテクノマイニング株式会社(社長:横尾 宣政 以下、テクノマイニング社)が運営する事業化支援サイトを活用し、当社の保有技術や設備などの経営資源を2001年12月11日から随時公開していきます。 | ||||
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背景 |
オリンパスは、「Social In(ソーシャルイン)」※1という経営理念を掲げ、社会そのものと融合、価値観の共有をし、新たな価値創造を目指しています。
変革の早い現在のビジネス社会においてスピーディに新しい価値を社会へ提供していくためには、今後自社の経営資源を積極的に開示・共有し、外部の独創的な発想力を取り入れていくことが不可欠と考えていました。 また一方、テクノマイニング社は「大手企業が経営資源を開示することで事業提案側とのコラボレーションを促し、スピーディでユニークな事業創生に寄与する」との考えの元に新規事業化支援会社として創立され、その中の一つとして事業化支援サイトの構想を持っておりました。 この度オリンパスはテクノマイニング社の主旨に賛同し、経営資源を開示するとともに新たなビジネスモデルの募集を行うことで、事業化支援サイト立上げに対して協力し、公開するに至りました。 |
募集内容 |
テクノマイニング社の事業化支援サイトは、情報を公開した会社の技術力・生産力・資産を、事業提案をもった会社が新たに再活用する、いわゆる「ビジネスモデル創成サイト」です。オリンパスは今まで長年培ってきた光学技術や、近年マイクロマシンとして脚光を浴びている微細化技術を中心に、すでにさまざまな分野で活用されている製品、国内外に拡大している生産拠点や販売チャネルなど、オリンパスの持つ経営資源を順次公開します。この開示された経営資源をもとに、オリンパスとの共同事業に関する独創的なプランをテクノマイニング社のサイトを通じて受け付け、事業化を検討していきます。※2
応募受付後、当該ビジネスモデルの将来性、収益性、規模、確度等の見地から共同事業化の可能性が高いものに関しては、2週間以内にテクノマイニング社を通じて応募者・企業へ連絡します。その後、機密保持契約を締結のうえ、応募者・企業とオリンパスで共同事業化に関し詳細にわたって更なる検討を行う予定です。 |
今後の見通し | |||||
オリンパスでは現在、「光学技術」を代表とした既存技術だけではなく、「デジタル技術」を代表とした新しい技術との融合を意味する「OPTO-Digital Technology(オプト・デジタル・テクノロジー)」に注力しています。今回の募集では、応募者・企業の保有技術やアイデアによって、この技術をさらに拡大するのはもちろん、それ以外の技術も取り入れながら共同の新事業の実現を目指しており、業務範囲の拡大を狙う異業種企業や主に高度な技術研究を行う国内ベンチャー企業による事業企画を期待しています。初年度の応募件数は 約200件、その内の数件は1年後に共同事業として開始されることを見込んでおります。 | |||||
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テクノマイニング社 会社概要 | |||||||||||||||||||
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応募の流れ |
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
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