2002年 5月20日 | |||||
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オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、デジタルカメラの中国生産を加速させるため、広東省市の(シンセン)工場内に、主にデジタルカメラ用のレンズを生産する施設を増設、また、広東省廣州市の番禺(パンユウ)工場の近接地に、主に組み立て工程を目的とする施設を新設し、中国におけるデジタルカメラの大幅な増産体制を整えます。両施設とも本年10月からの稼動を予定し、2002年度、中国で約100万台のデジタルカメラの生産を行います。また、これまで国内のみで生産を行ってきた光磁気ディスクドライブ(以下MO)についても、今月から当初月産5万台規模で番禺工場での生産を開始します。デジタルカメラ、MOといったコンシューマ製品の中国生産展開を加速させることで、映像カンパニーの収益構造の改善を図っていきます。 |
銀塩カメラ事業で既に実績をあげている、付加価値の高い事業創成・技術開発・革新的生産技術および生産管理手法を生み出す「創」の機能は日本国内の拠点が、高品質でローコストの製造工場としての「造」の機能は中国拠点が担うという「創」と「造」のコンセプトに基き、シンセン、パンユウ両生産拠点の拡充を図ることで、中国におけるデジタルカメラの本格的な生産体制を整えます。さらに「造」の中でも、基本的にシンセン工場では、鏡枠を含めたレンズ部やモールドなど、高い技術や技能を要する付加価値の高い部品の生産を行い、パンユウ工場では有利な労働コストを生かして、より多くの工数が必要とされる組み立て作業を行うという、それぞれの生産拠点の特長を生かした効率的な生産体制を追求します。 |
また、本年4月に産業カンパニーから映像カンパニーに移管されたMOについても、今月からパンユウ工場での生産を開始し、当初月産5万台規模での生産を行います。 |
工場の新施設概要 | |||||||||||||||
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番禺工場の新施設概要 | |||||||||||||||
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工場概要(2002年 5月現在) | |||||||||||||||||||||
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番禺工場概要(2002年 5月現在) | |||||||||||||||||||||
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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