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2002年 7月30日
更新日:2003年 1月15日
オリンパス光学工業株式会社
富士写真フイルム株式会社
超小型のデジタルカメラ用記録メディア
「xD-Picture Card」開発
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川剛、以下オリンパスと記載)と富士写真フイルム株式会社(社長:古森重隆、以下富士フイルムと記載)は、超小型記録メディア「xD-Picture Card」(xDピクチャーカード)を今秋より発売いたします。
オリンパスと富士フイルムがこれまでデジタルカメラ用記録メディアとして採用して参りました「スマートメディア」は、両社のデジタルカメラを中心に各種電子機器の記録メディアとして幅広く使用され、携帯性の良さとパソコンとの親和性の高さ、コストパフォーマンスの良さを評価され、現在デジタルカメラのスタンダード記録メディアとして定着しております。

一方、デジタルカメラをご利用の多くのお客様から
    • 「一層小さなデジタルカメラを開発して欲しい」
    • 「一層大容量の記録メディアを利用したい」
    • 「各社のデジタルカメラの記録メディアが異なっているが、ひとつの記録メディアをいくつかのタイプのデジタルカメラで利用したい」
といったご意見をいただいて参りました。
このようなお客様のご要望に応えるため、オリンパスと富士フイルムがコラボレーションにより新しく開発した記録メディアが「xD-Picture Card」です。製造は株式会社東芝に委託します。
「xD-Picture Card」という名称は、eXtreme Digital(最先端のデジタル)映像情報を記録、保存、伝達するeXcellent(すばらしい)記録メディアという想いを込めて名付けました。
「xD-Picture Card」および「xD-Picture Card」を搭載したデジタルカメラは今秋よりオリンパスと富士フイルムから順次発売いたします。
今後、他のデジタルカメラメーカー、プリンターメーカー等に「xD-Picture Card」の規格採用を広く呼びかけて参ります。
  1. 発売開始時期:平成14年秋予定
    当初は16MB、32MB、64MB、128MBから発売する予定です。

  2. 「xD-Picture Card」の主な特長
    (1) 20.0mm×25.0mm×1.7mmの超小型サイズ
    • 体積0.85cc、質量2gとデジタルカメラ用記録メディアで世界最小サイズを実現しましたので、持ち運びが簡単で、整理しやすくなります。(※平成14年7月現在)
    • 超小型サイズのため、従来より一層コンパクトなデジタルカメラの実現が可能となります。
    (2) 将来容量8GBまで視野に入れた大容量
    • 当初は16 MB、32 MB、64 MB、128 MBの4タイプで発売予定です。
    • 12月には 256 MB を、平成15年以降に順次 512 MB、1~8 GB を発売予定です。

    • 【 1月15日 変更内容 】
      256 MB 品は平成15年 1月30日に発売致します。
    (3) 広がる汎用性
    • 同時発売予定のPCカードアダプター、USBカードリーダーを利用すれば簡単にパソコンとの接続が可能です。
    • 今秋発売予定のコンパクトフラッシュカードアダプターを使用すれば、コンパクトフラッシュ搭載デジタルカメラの記録メディアとしてもご利用できるようになります。PDAやオーディオプレーヤーなど他のIT家電機器にも活用できる予定です。
スマートメディアTMは株式会社東芝の商標です。
「xD-Picture Card」及びその他の社名、商品名などは、日本及び海外における各社の商標または登録商標です。
関連リンク
xDピクチャーカードおよび関連アクセサリー発売についてのニュースリリース(2002年8月22日)
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
  • 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
  • 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
  • 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。


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