2002年 9月27日 | ||||
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オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、手術の効率化と経済性向上を目的として、内視鏡下外科手術や開腹手術で広く使用されている超音波凝固切開*1と超音波吸引*2の機能を世界で初めて統合した手術システム「超音波手術システム SonoSurg」を発売注1します。同時に、本システムの超音波エネルギーを利用した世界初の「超音波トロッカー*3」も発売します。 | |||||||||||||||||
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「超音波手術システム SonoSurg」の発売の概要 | |||||||||||||||||
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主な特長の概要 | |||||||||||||||||
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市場導入の背景 | |||||||||||||||||
超音波を利用した手術装置は、血管等の組織を剪んで凝固切開する超音波凝固切開装置と、超音波振動により組織を破砕・乳化し吸引する超音波吸引装置が従来から別々の装置として販売され、市場で広く利用されています。
「超音波手術システム SonoSurg」は、これら超音波凝固切開と超音波吸引の2種類の機能を統合することにより、機器の設備投資の削減や手術室の省スペース化を実現しました。また、超音波凝固切開と超音波吸引に使用するプローブは電気メスに接続が可能なため、より効率的な止血及び膜状組織の切開により手術効率を高めます。 さらに、内視鏡下外科手術において腹腔・胸腔に内視鏡や処置具を挿入する穴をあける為にトロッカーが使われますが、本システムの超音波エネルギーを利用して出血を抑えながらスムーズに刺し込むことが可能な「超音波トロッカー」を世界で初めて開発しました。なお、超音波凝固切開と超音波吸引のプローブ類、及びトロッカーは、従来その多くがディスポーザブル(使い捨て)品であったのに対し、本システムではオートクレーブ滅菌が可能なリユーザブル(再利用)品にすることで、手術コストの大幅な削減に繋がります。 現在、国内の医療制度改革が進む中、病院経営の効率化がクローズアップされています。当社はこの点に着目し、手術機器の機能統合による設備投資の削減、また消耗品のリユーザブル化による手術コストの削減など、病院経営にソリューションを提供します。 当社は、今後も手術の安全性向上はもとより、手術の効率化及び経済性をも考慮した手術機器を提供していくことにより医療の発展に貢献していきたいと考えています。 |
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主な特長の詳細 | |||||||||||||||||
<「超音波手術システム SonoSurg」の主な特長>
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<ソノサージジェネレーター「SonoSurg-G2」の主な特長>
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<ソノサージイリゲーションユニット「SonoSurg-IU」の主な特長>
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主な仕様 | |||||||||||||||||
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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