2002年 9月30日 | ||||
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オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、2003年度版オリンパスカレンダーを製作いたしました。来年度版は、動物写真家 岩合光昭氏が世界各地で撮影した自然界でもっとも無防備で純真無垢な「野生動物の子どもたち」をテーマに、限りない自然保護へのメッセージを込めて制作。また、CAMEDIA(キャメディア) E-20などで撮影したデジタル写真も加え、愛らしい動物の姿を存分に楽しめるカレンダーとしてお届けします。 | ||
本カレンダーは、WWFジャパンにも寄贈され、頒布による収益は自然保護活動資金にあてられます。
今回のカレンダーの1・2月に使用している撮りおろし最新作の「ホッキョクグマの親子」は、母グマに見守られながら巣穴から出たばかりの子グマを正面から撮影したものです。これまで撮影困難とされていた大変貴重な写真です。 かねてから地球にやさしい技術の創出を目指し、環境保護の重要性を提唱してきたオリンパスは、生産プロセスにおけるオゾン層破壊物質の使用を1993年に全廃。レンズ洗浄等で使用されるトリクロロエチレン等の塩素系有機溶剤も全廃に向けて取組むなど、積極的に環境問題に取り組んでいます。また、自然の尊さを訴える広告活動や世界最大の民間自然保護団体であるWWFジャパンとも協力関係にあり、野生動物の貴重な写真を収めたネイチャーフォトカレンダーは、WWFジャパンへの協賛を始めて2003年度版で18年目となり、協賛スポンサーとして着実に実績を根づかせています。 オリンパスカレンダーはPVC(ポリ塩化ビニール)製の壁掛けフォルダーを使用せず、無公害化を図るとともに、全ページに再生紙を使用。また、各月毎に切り捨てることのないブックタイプですので、写真集として保存が可能。膨大に消費される紙資源の有効活用も考慮しました。 このオリンパスカレンダーは、WWFジャパンから一部1,400円(税別)で通信販売され、その収益は全てその活動資金として自然保護にお役立て頂いています。(好評に付き完売致しました) |
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<岩合光昭氏 略歴> | ||
19歳の時に訪れたガラパゴス諸島の自然に圧倒され、動物写真家の道を歩み始める。
以来、地球上のあらゆる地域で、野生動物の貴重な姿を撮り続けている。その写真は世界で高い評価をうけ、「ナショナルジオグラフィック」誌をはじめ海外メディアでも数多く特集されている。世界を代表する"ワイルドライフフォトグラファー"のひとりとして活躍している。 1982年から1984年までアフリカ・セレンゲティ国立公園に家族とともに滞在して撮影した写真集「おきて」は全世界で15万部を超えるベストセラーとなっている。このほかの写真集として、自然の聖域である北西ハワイ諸島の野生動物を撮影した「風がいい島」、身近な動物に注目した「ニッポンの犬」「ニッポンの猫」「地中海の猫」などがある。近年はデジタルカメラでの撮影にも力を入れている。 |
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関連リンク | |||
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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