2002年10月17日 | ||||||
|
||||||
|
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、消化器疾患を低侵襲に早期診断・治療する手段として欠かすことができない内視鏡システムの診断精度をさらに向上させるために、世界初のハイビジョン内視鏡システムを開発し、画質の大幅な向上を実現、わずかな粘膜の色彩変化を強調する適応型IHb色彩強調※1、粘膜の模様や輪郭を強調する構造強調※2機能を搭載した内視鏡ビデオスコープシステム「EVIS LUCERA」を発売します。11月15日※3から国内の病院・診療所をターゲットに販売を開始し、順次、海外地域※4(イギリス、中国、韓国、台湾、シンガポール等)への販売を予定しています。 | |||||||||
尚、内視鏡ビデオスコープシステム「EVIS LUCERA」は、10月24日から27日までパシフィコ横浜で開催される第64回日本消化器内視鏡学会総会(会長:千葉大学大学院医学研究院腫瘍内科学 税所 宏光教授)で出展いたします。 |
|||||||||
発売の概要 | |||||||||
|
|||||||||
主な特長の概要 |
|
市場導入の背景 |
内視鏡は今や消化管の検査・治療において、患者にとって負担が少なく早期に病変を発見し治療が行える診断・治療機器として広く普及し、人々の健康に貢献しています。
近年国内では、食生活の欧米化などにより、特に大腸ガン罹患率は年々増加し、それに伴い大腸内視鏡検査数も増加傾向にあります。しかしながら、多くの地方自治体が行っている大腸集団検診で採用されている便潜血反応検査で精密検査が必要となる患者のうち、実際の受診率は63%に留まり、その中で大腸内視鏡検査を精密検査として選択する率は30%程度と予測しており、検査受診率が低い状況にあります。 また、医療費削減による検査効率の改善や医療過誤問題などに対応したリスクマネジメントなど、医療従事者を取り巻く環境にも大きな変化が見られます。更に、医療機関の運営効率改善のために、医事会計システムや電子カルテ等病院全体の情報ネットワーク化に対応した検査装置が求められています。 弊社は内視鏡リーディングカンパニーの使命として人々の健康に貢献するために、このような時代のニーズに対応し、患者にとってより低侵襲で、医療従事者にとってより使い易く、より高い診断精度の実現を目指した内視鏡ビデオスコープシステム「EVIS LUCERA」を開発し、約5年振りにフルモデルチェンジしました。 |
主な特長の詳細 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
||
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
本文の終わりです