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2003年 4月17日
研究開発センターの組織・構造を改革
新事業創生に向けて、開発テーマを選択と集中により骨太化
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、社内カンパニー・センターのうち研究開発センターを再編し、新たに「研究開発センター」と「未来創造研究所」を2003年 4月 1日付けで設立しました。
研究開発センターの組織・構造改革の狙い
「研究開発センター」では、(1) 映像ジャンルにおける高精細動画システム *1、(2) MEMS *2 コンポーネント開発とファンドリー(受託生産)サービス *3、(3) 医療新事業 *4 の3領域を全社戦略テーマとして資源を集中させ、技術シーズに基づく源流からの新事業創生を図る一方、カンパニーの次なる事業の開発テーマを研究開発センターから各カンパニーに移管することで事業化へのミッションを明確にします。また、全社共通に利用できる技術のプラットフォーム強化のために、光学技術、電気・メカ・LSI の設計シミュレーション技術、生産技術をそれぞれ横断的に組織化します。「未来創造研究所」では、既存の事業ドメインにとらわれず独創的発想と新しい概念のもと、未来事業に向けたコアコンピタンス技術の探求と未踏領域の研究開発に挑戦します。
*1 映像ジャンルにおける高精細動画システム:
高精細動画を機軸とした画像入力・記録・出力やコンテンツなどのシステム事業。
*2 MEMS:
Micro Electro Mechanical System の略。微小な電子機械部品のこと。
*3 MEMS コンポーネント開発とファンドリー(受託生産)サービス:
自社商品に組み込むための光 MEMS を中心としたマイクロコンポーネントの開発と MEMS ファンドリーサービス事業。
*4 医療新事業:
再生医療などの低・無侵襲医療機器事業。
社内カンパニー制の見直しについて
当社は、2001年 4月に導入した社内カンパニー制を見直し、全社的な組織改革を2003年 4月 1日付けで行いました。新たに「ライフサイエンスカンパニー」「未来創造研究所」を設立し、加えてオリンパスプロマーケティング株式会社(国内連結販売子会社)統合により、一層の顧客志向の事業運営体制強化と資源集中による新事業創生を目指します。
<研究開発センター概要>
事業開始日: 2003年 4月 1日
センター長: 寺田 昌章(前医療システムカンパニー長)
組織構成: 研究開発統括室、研究開発本部、生産技術本部、MEMS開発本部、知的財産本部
<未来創造研究所概要>
事業開始日: 2003年 4月 1日
所長: 遊佐 厚(前研究開発センター長)
オリンパスプロマーケティング株式会社(旧 オリンパス販売株式会社)は、2003年4月1日をもってオリンパス光学工業株式会社と合併いたしました。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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