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2003年 9月26日
オリンパス
光のアート ハイテクネオン広告塔
「オプト・インフィニット・ウェーブ」
銀座数寄屋橋交差点に新設
オプト・ニューウェーブ オプト・ニューウェーブ
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川  剛  2003年10月1日からオリンパス株式会社に社名変更)は、経済、文化と多方面において発展を続ける東京の一等地、銀座・数寄屋橋交差点に位置する大公鶴亀ビル屋上にハイテクネオン広告塔「オプト・インフィニット・ウェーブ」を新設し、9月26日(金)から点灯いたします。新ネオン広告は数寄屋橋の交差点からだけでなく、東京駅をはじめ、銀座地区を走る新幹線、山手線、高速道路などからも目にする事が出来ます。
新ネオン広告のデザインは、オリンパスハイテクネオンを一貫して手がけているグラフィックデザイナーの遠藤 享(すすむ)氏によるもので、今回が12作目の作品となります。今回のネオン広告は「インフィニット・ウェーブ」という名前が表現するように、色とりどりのネオンサインの「無限」の組み合わせと、遠藤氏が得意とする「モアレ」(光線による干渉縞)を利用することにより、絶え間なく押し寄せる美しい光の波を映し出します。これは、単なる広告塔としてではなく街の景観を彩るアート性に重きをおき、確かな技術力と揺るぎない熱意で無限の可能性に挑み続けるオリンパスの姿勢を反映すると同時に、オリンパスのコアコンピタンスである「OPTO-DIGITAL TECHNOLOGY」をイメージするオプト・デジタル感を表現しています。
新ネオン広告は、オリンパスの企業カラーである青を基調に3色4層(黄色、緑、青2色)の配列ネオン管を使用し時間差点滅させることで、毎回異なった組み合わせによる光のウェーブデザインを映し出します。このウェーブデザインのパターンは無限に生み出され、一度使用された光のデザインが再び映し出されるまでには、約250年が必要とされます。また、インバータ式低圧ネオンを使用することで、ネオンの輝度が20%明るくなると同時に従来のネオン広告より40%の電力を節約することが可能となりました。更に、ネオン広告の表面に使用される彩色シートには、塩化ビニールに代わり、燃焼時にダイオキシンが発生することのないアクリル系シートを使用するなど、企業市民として社会と真の融合を目指し、環境保全も視野に入れた製作をしています。
銀座は戦前から有名デパートが立ち並ぶ商業地区として発展し、その後も近隣のオフィス街、娯楽施設の多さから、ビジネス、エンターテイメントなどの多方面で発展を遂げ、東京を代表とするグローバル地区としても世界に知られています。今回の銀座・数寄屋橋交差点でのネオンサイン点灯は、当社が今後更に目指す高い企業活力、グローバル性を表現しています。
「オプト・インフィニット・ウェーブ」概要
所在地 中央区銀座4丁目2番16号/大公鶴亀ビル
広告塔寸法 東側面W7.5m×H18.0m+正面W16.0m×H18.0m+
西側面W7.5m×H18.0m
総面積 558.0m2
広告塔の高さ 全高20m(屋上GLより脚部2.0m+看板面18.0m)ビル高31.0m
鉄骨重量 60トン
ネオン管総数 9,989本
ネオン管全長 12,096m
トランス CR TL-1 : 6,842台、CR T4-43 : 157台
CR DTL24ESS : 352台、CR DT8 : 4台
点滅段数 6,863段
点滅サイクル 3色4層の配列のネオン管を、時間差点滅させることにより毎日異なるモアレウェ-ブを演出します。
電気設備容量 80KVA
総工費 約200,000,000円
企画 オリンパス光学工業株式会社
デザイン 遠藤 享
製作 株式会社電通
施工 ダイヤモンド株式会社
遠藤 享 氏 略歴
  東京アートディレクターズクラブ会員

< 主な受賞暦(デザイン・企画) >
講談社出版文化賞「ブックデザイン賞」受賞
日本国際美術展・国立京都近代美術館賞受賞
第6回ラハティ・ポスタビェンナーレ・オリジナル部門1位入賞(フィンランド)
第2回インド国際プリントビェンナーレ・グランプリ受賞
国際カレンダー展・最高賞及び金賞受賞(ドイツ) 
第45回広告電通賞屋外広告部門最優秀賞受賞(当社ハイテクネオン「オプトコスミックキューブ」)
第26回SDA大賞通産大臣賞受賞(同上)
第47回広告電通賞SP部門優秀賞受賞(当社ハイテクネオン「オプトハイウエーブ」)
第28回SDA大賞通産大臣賞受賞(同上)、他
1999年紫綬褒章受賞

パーマネントコレクション
大英博物館、サンパウロ近代美術館、ワルシャワ国立美術館、京都国立美術館他多数。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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