2004年 2月18日

・大きくなった液晶表示パネル・普及価格帯モデルで長時間録音を実現 ・VNシリーズ初のPC接続モデル（VN-480PC） 「Voice-Trek（ボイストレック）VN-120」「Voice-Trek VN-240」 「Voice-Trek VN-480PC」新発売

「Voice-Trek（ボイストレック）VN-120」「Voice-Trek VN-240」「Voice-Trek VN-480PC」

オリンパス株式会社（社長：菊川 剛）は、最長4時間の録音が可能で幅広い用途で使用できる「Voice-Trek VN-240」と最長2時間の録音が可能で価格もお手頃な入門機「Voice-Trek VN-120」を2004年3月中旬から発売します。さらに、VNシリーズ初のパソコン接続モデルで最長8時間の録音が可能な「Voice-Trek VN-480PC」を4月9日から発売し、ICレコーダ市場の普及価格帯モデル「VNシリーズ」のラインアップを拡充します。

「Voice-Trek VN-240／VN-120」は、2002年春に発売した「VN-3600／VN-900」の後継機で、遅聞き再生機能やインデックス機能（VN-120を除く）を新たに搭載すると同時に、音質の向上を実現しました。さらに、従来機種との面積比2.2倍の大きな液晶表示パネルを採用し、見やすさと使いやすさが向上、実用性とコストパフォーマンスに優れたICレコーダーの入門機モデルです。

「Voice-Trek VN-480PC」は、64MBの内蔵メモリ搭載で最大8時間の録音が可能、同梱のUSB接続キットでパソコンとの接続が可能なVNシリーズ初のパソコン接続モデルです。

発売の概要

製品名 メーカー希望 小売価格 発売日 Voice-Trek VN-120 オープン価格 2004年3月中旬 Voice-Trek VN-240 オープン価格 Voice-Trek VN-480PC オープン価格 2004年4月9日

主な特長

・  より良い音質での長時間録音を実現 ・  液晶表示パネルが大きくなり日本語表示にも対応 ・  同梱のUSB接続キットでPCに簡単接続（VN-480PCのみ） ・  再生時に便利な早聞き・遅聞き再生機能と、インデックス機能（VN-120を除く） ・  大きな集中ボタンで操作性と小型軽量を両立 ・  音声起動録音（VCVA録音）機能 ・  便利なフォルダー、ファイル管理機能 ・  アラーム再生機能と、タイマー録音機能（VN-480PCのみ）

主な特長の詳細

1.  より良い音質での長時間録音を実現   高音質モード、標準モード、長時間モードの3つのモード全てにおいて音質の向上を実現しました。特に長時間モードでの音質が向上し、長時間の会議等でも安心して使用できます。「Voice-Trek VN-480PC」は最大で8時間の録音が可能で、PC接続可能モデルの入門機として高いコストパフォーマンスを実現しました。 ◆ VN-240/VN-120/VN-480PC各モード録音可能時間   録音モード VN-240 VN-120 VN-480PC 高音質（HQ）モード 約88分 約43分 約177分 標準（SP）モード 約133分 約65分 約267分 長時間（LP）モード 約245分 約121分 約493分 2.  液晶表示パネルが大きくなり日本語表示にも対応   液晶表示パネルが従来機種との面積比で2.2倍大きくなり、表示がより見やすくなりました。またこれまでのアルファベット、数字に加え、日本語での表示も可能になり、日時やモード、ファイル情報、警告等を分かりやすく表示します。液晶表示パネルの表示内容は切替え可能ですので、用途に合った表示内容がお選び頂けます。当社のICレコーダーの入門機シリーズとして、初めてICレコーダーを使用する方にも安心な使いやすさを実現しました。 3.  同梱のUSB接続キット※1でPCに簡単接続（VN-480PCのみ）   VN-480PCはVNシリーズ初のパソコン接続モデルです。同梱のUSB接続ケーブルとソフトウエア"Digital Wave Player"を使うことで、録音した音声ファイルをPCに転送し、PC上で再生・管理が手軽に行えます。また本機をマイク代わりに使用して直接PCのハードディスクに録音することもできます※2。 録音した音声はWindowsの標準的なサウンド形式であるWAVEファイルで保存されますので、汎用性も高く様々な用途に利用可能です。   ※1  対応OS：Microsoft Windows 98 / 98 SE / ME / 2000 Professional / XP Professional / XP Home Edition ※2  録音可能時間はPCのハードディスク空き容量に依存します。なお、音声認識ソフトには対応しておりません。 4.  再生時に便利な早聞き・遅聞き再生機能と、インデックス機能（VN-120を除く）   録音内容の急ぎのチェックなど、短時間で再生が必要な場合に最適な「早聞き再生機能」に加え、新たに「遅聞き再生機能」を搭載しました。語学学習や文字起こし等に大変便利です。 また、録音・再生中に指定した場所にインデックスマークを入れることができます（VN-120を除く）。再生時に「＋」「－」ボタンを操作することですばやく指定した位置からの再生が可能です。 5.  大きな集中ボタンで操作性と小型軽量を両立   再生機能（再生・停止・早送り・早戻し）を一つのボタンで行える集中ボタン採用により、操作性を落とさずに小型軽量で手にフィットするデザインを実現しています。VN-120はクールグレーとブライトシルバーのツートーンカラー、VN-240はブライトシルバーとブライトブルーのツートーンカラー、VN-480PCはブライトシルバー基調のデザイン。サイドクリップ付きなのでポケットへの収まりも良く、携帯に大変便利です。 6.  音声起動録音（VCVA録音）機能   音声に反応して自動的に録音がスタートし、音声が途絶えると約1秒後に録音がストップするVCVA（Variable Control Voice Actuator：音声起動装置）を内蔵していますので、メモリや電池を節約するとともに、再生時の時間のロスを防ぎ、長時間録音に便利です。また、テープレコーダーと違い、動き出すまでのタイムラグが無く、ほとんど頭切れのない録音が可能です。 7.  便利なフォルダー、ファイル管理機能   A、B、C、Sの4つのフォルダー※に各最大100件（計400件）まで音声ファイルを保存できます。A、B、Cの3つのフォルダーに録音した音声ファイルは、後から別のフォルダーに移動することもできますので、用途別管理、重要度別管理などの自由な使い分けができます。また、Sフォルダーは日付け毎に最大10件（計100件）保存できるようになっていますので、日々のスケジュールや実施状況などの記録に適しています。   ※  VN-120のフォルダー数は、A、B、Cの3つです。 8.  アラーム再生機能と、タイマー録音機能（VN-480PCのみ）   設定した時刻に確認音を鳴らし、確認音が鳴っている最中にいずれかの操作ボタンを押すことで前もって選択した音声ファイルを再生するアラーム再生機能があります。時刻設定時にSフォルダーを選択した場合には当日のメッセージ全てを再生しますので、スケジュールを音声で確認する音声スケジューラーとしての使用が可能です。 また、VN-480PCにはタイマー録音機能も搭載されており、開始時間と終了時間を設定すると自動的に録音が可能で、録音を完了すると指定が解除される便利な機能です。

主な仕様

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