2004年 2月24日 | ||
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オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)の全社的な環境活動を推進する機能が2004年1月29日付けでテュフ ラインランド ジャパン株式会社(神奈川県横浜市)から、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO 14001」の認証を取得しました。 |
*1全社的な環境活動推進機能とは |
社長を最高責任者とした体制で行われており、オリンパスグループ全体の環境に対する取り組みを推進している環境推進部、全社環境委員会などをはじめとし、総合経営企画室、危機管理室などグループ全体の環境方針、戦略などに関する審議、および意思決定に関わっている機能を指します。(別紙の参考資料を参照) 具体的にはグループ全体の活動における環境への影響を把握し、改善に向けた環境方針、計画を策定し、計画の実施および運用、点検および是正処置、そして経営層による見直しを行っています。 |
機能としての「ISO14001」取得の背景 |
当社では環境マネジメントシステム「ISO14001」を環境経営推進のための基本的手段ととらえ、1997年の伊那事業場をはじめとし、国内外の各事業場での取得を順次進めてまいりました。その取り組みの中で、オリンパスグループ全体としての環境管理活動をより明確にし、一体的なものとするために、事業場という枠だけではなく、全社的な環境活動を推進していく機能としての「ISO14001」取得の必要性を認識し、今回の取得に至りました。 |
今回の認証取得のポイントは、以下があげられます。 | |
(1) | 環境管理システム構築において、オリンパスグループ全体の環境推進に対し、社長による経営層の見直しを強化し、年度環境方針・中期環境計画に反映した。 |
(2) | 危機管理室を含めた環境リスク管理の仕組みを構築し、環境マネジメントシステムに組み込んだ。 |
認証機関 テュフ ラインランド ジャパン株式会社からのコメント |
事業場単位でなく「機能」としての認証取得は大変ユニークであり、全社的な環境管理システムの推進において有効な手段となります。このシステムの優れた点は、これまでの事業場単位のシステムでは範囲外であった事業場の上位組織が関与している方針設定や達成度評価を範囲としている点で、全社の環境保全活動の実務に直結したシステムであることです。これは、本来あるべきマネジメントシステムと言えるでしょう。監査を通して、システムは良く設計され、今後さらに発展してゆくための充分な基礎が築かれていることが確認されました。 |
環境マネジメントシステム「ISO14001」認証取得事業場 |
今回の認証取得により、オリンパスグループ中14事業場と1全社的な環境活動推進機能が「ISO 14001」の認証を取得しました。今後は、販売・サービスを担う国内外の事業所を対象に、「ISO14001」認証取得を推進して参ります。 |
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関連リンク | ||
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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