オリンパス株式会社(社長:菊川 剛、以下オリンパス)は、人工骨補填材や2002年秋に事業参入した培養骨など、生体材料事業、再生医療事業および関連製品の研究開発、製造、販売に特化したオリンパス株式会社100%出資子会社「オリンパスバイオマテリアル株式会社(社長:水野 均)」を2004年9月1日に設立し、2004年10月1日から営業を開始する予定です。 |
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オリンパスは、1999年から整形外科分野で生体に吸収されながら自らの骨に置換する独自の特性を持つβ-TCP(ベータリン酸三カルシウム)を材料とした、「骨補填材 オスフェリオン」を販売してまいりました。また、このβ-TCPをベースにした培養骨の事業化を目指すために2002年には再生医療事業に参入いたしました。 |
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今後は高齢化社会の到来により、QOL向上・低侵襲医療のニーズの更なる高まりが予測される中で、生体材料事業および再生医療事業を分離・特化することにより、 |
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1) 意思決定の迅速化による事業スピードの向上
2) 事業一貫体制の確立
3) 生体材料事業と再生医療事業の事業シナジーの強化 |
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を図ってまいります。 |
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また、将来的には歯科用人工骨補填材料を始めその他の生体材料、培養軟骨や骨以外の組織・臓器の再生医療の事業への参入も目指していきます。 |
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