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2004年 9月21日
オリンパス100%出資子会社
生体材料事業および再生医療事業に特化した
「オリンパスバイオマテリアル株式会社」設立
骨補填材 オスフェリオン
骨補填材 オスフェリオン
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛、以下オリンパス)は、人工骨補填材や2002年秋に事業参入した培養骨など、生体材料事業、再生医療事業および関連製品の研究開発、製造、販売に特化したオリンパス株式会社100%出資子会社「オリンパスバイオマテリアル株式会社(社長:水野 均)」を2004年9月1日に設立し、2004年10月1日から営業を開始する予定です。
オリンパスは、1999年から整形外科分野で生体に吸収されながら自らの骨に置換する独自の特性を持つβ-TCP(ベータリン酸三カルシウム)を材料とした、「骨補填材 オスフェリオン」を販売してまいりました。また、このβ-TCPをベースにした培養骨の事業化を目指すために2002年には再生医療事業に参入いたしました。
今後は高齢化社会の到来により、QOL向上・低侵襲医療のニーズの更なる高まりが予測される中で、生体材料事業および再生医療事業を分離・特化することにより、
1) 意思決定の迅速化による事業スピードの向上
2) 事業一貫体制の確立
3) 生体材料事業と再生医療事業の事業シナジーの強化
を図ってまいります。
また、将来的には歯科用人工骨補填材料を始めその他の生体材料、培養軟骨や骨以外の組織・臓器の再生医療の事業への参入も目指していきます。
新会社概要
会社名 オリンパスバイオマテリアル株式会社
役員 代表取締役社長 水野 均
(現在、オリンパス(株) 研究開発センター 医療新事業プロジェクトリーダ)
非常勤取締役 高山 修一
(兼務、オリンパス(株) 執行役員 研究開発センター  研究開発統括室長)
非常勤取締役 森 久志
(兼務、オリンパス(株) 総合経営企画室長)
非常勤監査役 今井 忠雄
(兼務、オリンパス(株) 常勤監査役)
本社所在地 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス
事業内容 生体材料事業、再生医療事業および関連製品の研究開発および製造、販売
資本金 4,800万円
出資比率 オリンパス株式会社100%
設立 2004年9月1日
営業開始 2004年10月1日予定
従業員 24名(2004年10月1日時点)
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