2004年 9月28日 | ||
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「ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F4.0」 |
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、「フォーサーズシステム(Four Thirds System)規格」を採用し、システムのすべてをデジタル専用に開発したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラシステム「オリンパスE-システム」用の交換レンズで、超広角2倍ズームを実現した「ズイコーデジタル(ZUIKO DIGITAL)ED 7-14mm(14-28mm)F4.0」を、2005年春に発売する予定です。 |
新製品「ズイコーデジタルED7-14mm(14-28mm) F4.0」は、既に発売済みの「ズイコーデジタル 11-22 mm(22-44mm)F2.8-3.5」に加えて、「ズイコーデジタル」の広角ズームカテゴリーとして新たにラインアップする「フォーサーズシステム規格」の交換レンズです。ワイド端焦点距離7mm(14mm)からの2倍ズームを実現した超広角ズームレンズで、防塵、防滴仕様を施したプロ仕様のレンズとなっています。超広角レンズの魅力は、遠近感の誇張や深い被写界深度の効果を活かした表現力ですが、このパースペクティブ効果を積極的に活用するためには、被写体にできるだけ近づいて撮影をすることが求められます。本レンズはワーキングディスタンス※1最短10cmを実現していますので、超広角ならではの独特な映像の表現を追及することが可能となっています。 |
※1 | 被写体からレンズ先端までの距離 | ||
※ | ( )内は35mmカメラ換算の焦点距離 | ||
発売の概要 | |||||||
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主な特長 |
・ | デジタル専用設計「フォーサーズシステム規格」の採用で、ワイド端焦点距離7mmの超広角2倍ズームを実現 |
ワイド端焦点距離は7mm(35mmカメラ換算で14mm)で、デジタル専用設計のズームレンズとしては世界最広画角※114°を実現しています。超広角レンズならではの深い被写界深度やパースペクティブの誇張を活かした、日常性を超えた映像の表現が可能です。デジタル専用設計により、画面周辺部まで安定した高い描写性能を誇ります。 | |
※ | 2004年9月28日現在 | |
・ | 撮影領域の可能性を広げるワーキングディスタンス※10cmまでの近接撮影 |
インナーフォーカス方式に新開発のフローティング機構を取り入れ、無限遠から最至近距離までのあらゆる撮影領域において良好な撮像性能を実現しています。また、そのワーキングディスタンス※は最短10cmを実現していますので、パースペクティブの誇張を活かした作品作りには欠かせない、被写体へ積極的に踏み込んで近づいた撮影が可能です。 | |
※ | 被写体からレンズ先端までの距離 | |
・ | 大口径非球面レンズと世界初※EDガラスモールド非球面レンズの採用 |
ガラスモールド非球面レンズを2枚使用することで、超広角レンズで目立ちやすいディストーションや非点収差を良好に補正しています。また、近接撮影時でもディストーションの変化は少なく、あらゆる撮影領域において素直でシャープな描写が得られます。特に、大口径凹レンズの両面非球面化の実現は、ディストーションや像面湾曲の補正に大きく寄与しています。また、世界初※のEDレンズの両面非球面化により、色補正効果だけではなく画面周辺部でのコマフレアの除去が可能となりました。 | |
※ | カメラ用のレンズとして。2004年9月28日現在。 | |
・ | スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ2枚を使用することで色にじみを極限まで除去 |
超広角系レンズにおいて発生しやすい色にじみに対して、EDレンズを2枚、さらにEDレンズ群の中でもより蛍石に近い色分散特性をもったスーパーEDレンズを2枚使用することで、通常の光学ガラスでは補正しきれない倍率色収差を極限まで除去し、最高レベルの解像度とコントラストを実現しています。 | |
・ | 新マルチコートの採用でゴーストやフレアの発生を低減 |
広範囲の波長域で反射を抑えることが可能な新開発のマルチコートを採用することで、ワイド系レンズにおいて発生しやすいゴーストやフレアの発生を最小限にとどめています。 | |
・ | 信頼の防塵・防滴機構 |
外装部各所にシーリングを施すことにより、高い防滴性と防塵性を実現。プロカメラマンの過酷な条件下での撮影をしっかりとサポートします。 | |
関連リンク | ||
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