2004年10月25日 | ||||
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オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、国連が提唱する人権、労働、環境、腐敗防止における10原則に賛同し、「グローバル・コンパクト」への参加を表明いたしました。 |
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「グローバル・コンパクト」とは、1999年1月に開かれた世界経済フォーラムにおいて、コフィー・アナン国連事務総長が提唱し、2000年7月に国連本部で正式に発足した国際的なイニシアチブです。これは、参加する世界各国の企業に対して、人権、労働、環境、腐敗防止の分野における10原則を支持し、実践することを求めています。現在、日本で20社、全世界では1700社余りが参加しています(2004年10月1日現在)。 |
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当社では、 生活者として社会と融合(INvolvement)し、社会と価値観を共有(INsight)しながら、事業を通して新しい価値の提案(INspiration)し、人々の健康と幸せな生活を実現するという考え方を「ソーシャル・イン(Social IN)」と呼んでおります。これを企業活動の基本思想と位置付け、「社会とともに歩み、社会とともに成長していく価値創造企業」を目指してきました。これまでも ISO14001取得や環境配慮型製品を導入するなど環境に対する取り組みを進めるとともに、2003年には国連の協賛を受けた「A day in the Life of Africa」写真展を開催し、収益をエイズ教育プログラムに寄付するなど、国連とのコラボレーションも実施しております。 |
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今回のグローバル・コンパクトへの参加は、こうした経営姿勢を明確にしCSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビィリィティ:企業の社会的責任)への取り組みを加速するものとなっております。今後、グローバル・コンパクトに参加する他社との相互啓発の機会も活用しながら、当社の企業活動にグローバル・コンパクトの10原則を組み入れ実践することにより、社会の持続的発展に寄与するグローバル優良企業を目指してまいります。 |
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「グローバル・コンパクト」の10原則 (日本語訳:国際連合広報センター) |
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人権 | ||||
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原則1. | 企業はその影響の及ぶ範囲内で国際的に宣言されている人権の擁護を支持し、尊重する。 | ||
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原則2. | 人権侵害に加担しない。 | ||
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労働 | ||||
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原則3. | 組合結成の自由と団体交渉権を実効あるものにする。 | ||
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原則4. | あらゆる種類の強制労働を排除する。 | ||
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原則5. | 児童労働を実効的に廃止する。 | ||
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原則6. | 雇用と職業に関する差別を排除する。 | ||
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環境 | ||||
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原則7. | 環境問題の予防的なアプローチを支持する。 | ||
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原則8. | 環境に対して一層の責任を担うためのイニシアチブをとる。 | ||
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原則9. | 環境を守るための技術の開発と普及を促進する。 | ||
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腐敗防止 | ||||
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原則10. 強要と賄賂を含むあらゆる形態の腐敗を防止するために取り組む。 | |||
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「グローバル・コンパクト」に関する詳しい情報については、以下のURLをご参照ください。 | ||||
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