2004年11月10日 | |||
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超音波気管支ファイバービデオスコープ
「BF TYPE UC260F-OL8」 と同スコープに挿入した ディスポーザブル吸引生検針 「NA-201SX-4022」の先端部 |
ディスポーザブル吸引生検針
「NA-201SX-4022」 |
超音波気管支ファイバービデオスコープ
「BF TYPE UC260F-OL8」 |
電子コンベックス走査式超音波観測装置
「EU-C2000」(別売) |
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:宮田 耕治)は、肺がんのリンパ節転移の確定診断を行うための「超音波ガイド下穿刺」手技を実現する超音波気管支ファイバービデオスコープ「BF TYPE UC260F-OL8」を11月17日から国内を始め米国・欧州向けに発売します。「超音波ガイド下穿刺」は、超音波機能を搭載した気管支内視鏡により、超音波画像上でリンパ節を確認しながら専用の吸引生検針を穿刺することで検体を採取する手技で、それを病理診断にまわし肺がん転移等の確定診断につながります。 |
発売の概要 | |||||||
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主な特長の概要 | ||
1. | 経気管支的な「超音波ガイド下穿刺」手技を実現 | |
2. | 高感度なカラーパワードプラ機能により、より安全な吸引生検が可能 | |
3. | 内視鏡画像と超音波画像を1つのモニタで切換え表示が可能 | |
市場導入の背景 |
がんは日本人の死因の第1位です。そのなかでも、肺がんは1998年に胃がんを抜いて死因第1位で近年増加傾向にあります。肺がんのリンパ節転移の確定診断は、その治療範囲や治療方法の確認のために必須な診断方法です。従来、TBNA(Trans Bronchial Needle Aspiration:経気管支針生検)や縦隔鏡検査で組織採取、病理検査へまわすことで確定診断が行われてきましたが、手技の難しさや正診率の低さ、患者への侵襲などの課題が指摘されていました。超音波気管支ファイバービデオスコープ「BF TYPE UC260F -OL8」は、弊社の内視鏡、超音波、処置具の技術開発力を駆使して、超音波機能を搭載した気管支内視鏡を通して、超音波画像上でリンパ節の位置確認と近接する血流状態を把握しながら、目的とするリンパ節に専用の吸引生検針で検体を採取する手法を実現するために開発されました。 |
早期発見・治療につながる「体にやさしい医療」、高い品質や性能を提供しつづける「高い信頼性」、効率を高める製品・サービスの提供を通じた「優れた効率性」を追求し、オリンパスメディカルシステムズは低侵襲の診断治療事業領域で、医療従事者、病院関係者に対し、安全で安心できる高効率の医療手段を提供しつづけることで、よりよい医療の実現に貢献していきます。 |
主な特長の詳細 | ||||
1. | 経気管支的な「超音波ガイド下穿刺」手技を実現 | |||
電子コンベックス走査方式※1により穿刺方向全域の画像を表示する超音波気管支ファイバービデオスコープと先端部のディンプル加工により超音波画像上の視認性を向上した専用吸引生検針との組み合わせにより、超音波画像上で穿刺針先端の位置を確認しながらリンパ節の検体採取が可能。 | ||||
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2. | 高感度なカラーパワードプラ※2機能により、より安全な吸引生検が可能 | |||
カラーパワードプラ機能により、血管とリンパ節の存在が分かるため、穿刺ルートの血管の識別や目的とするリンパ節への針の到達の確認が容易に行え、低侵襲で信頼性の高い手技を実現。 | ||||
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3. | 内視鏡画像と超音波画像を1つのモニタで切換え表示が可能 | |||
超音波気管支ファイバービデオスコープ「BF TYPE UC260F-OL8」は、小型で操作が簡便な電子コンベックス走査式超音波観測装置「EU-C2000」※3に接続し、弊社製内視鏡ビデオスコープシステム「EVISシステム」※4との組み合わせが可能。これにより、内視鏡画像と超音波画像を1つのモニタで切換え表示が可能。 | ||||
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超音波気管支ファイバービデオスコープ「BF TYPE UC260F-OL8」の主な仕様 |
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ディスポーザブル吸引生検針「NA-201SX-4022」の主な仕様 |
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2004年10月1日より、オリンパス株式会社の医療事業は、オリンパスメディカルシステムズ株式会社として分社いたしました。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
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