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2004年11月11日
印刷画像と携帯電話コンテンツを連動させた新システムを開発・サービス運用を開始
~ 画像をカメラ付き携帯電話で認識・識別、携帯サイトへリンク ~
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、新聞・雑誌紙面の印刷画像(写真・イラスト等)をカメラ付き携帯電話で読み取り、その画像と連動したコンテンツへアクセスできるシステムを開発し、出版社へのサービス運用を開始しました。
オリンパスが今回開発しサービス運用するシステムは、実際に撮影された商品・人物などの画像に特殊な加工をすることなく、カメラ付き携帯電話を通じて新聞・雑誌紙面の画像を読み取り、予め指定された動作(例えば携帯サイトへのアクセス)をさせるものです。
現在オリンパスはこの技術を利用したビジネス展開について、慶應義塾大学・稲蔭研究室(稲蔭正彦教授)との共同研究及び、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(社長:酒谷 正人)との協業により検討を行っております。10月29日発売の「auスーパーガイド vol.6」(ソフトバンクパブリッシング社)では、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズの企画によるこのシステムを利用したショッピングコーナーを設け、掲載商品画像を読み取ることで、特典情報や実際の購入ページへアクセス可能というサービスを実現しています。
このシステムは、現在KDDI株式会社のBREW2.1対応携帯電話で利用でき、事前にEZアプリ「Sync★R(シンクる)」と、記事内の取り込まれる画像群のテンプレートセット(個別コンテンツ情報)のダウンロードが必要です。読み取りが可能な画像は紙面で細い縁取りで示されており、これを対応するカメラ付き携帯電話で読み取ると、携帯電話内でテンプレートセット情報と照合し、その中の一つと同一と認識されると個別指定サイトへアクセスします。
オリンパスは、今後も本システムの機能向上や対応環境(機種・媒体)の充実に努めていきます。
専用アプリ「Sync★R(シンクる)」
※  記事はイメージです。
本システムの特長
1.  印刷画像を加工せず、そのままの画質で掲載することが出来るため、紙面デザインを損なうことなくレイアウトすることが可能。また、掲載する画像はモノクロ・カラーを問いません。
  2.  記事内の関連コンテンツ対応付けは約100種まで可能(携帯端末の記憶容量に依存します)。
  3.  携帯電話による画像の読み取りは、掲載紙面までの距離50cm、紙面との角度も±70度程度まで広い範囲で撮影ができます(携帯電話の機種に依存します)。
利用方法
【事前準備】
http://gwmj.jp/ にアクセスし、EZアプリ「Sync★R」をダウンロードします。合わせて同サイトにて、記事に対応するテンプレートセット(個別コンテンツ情報)もダウンロードします。
1.  EZアプリ「Sync★R」を起動させて、紙面上の画像をカメラ付き携帯で撮影
(撮影可能となると『GET★』の表示が出て取り込みが可能となります)
  2.  アクセスしたサイトから関連する情報を入手
本システムに対応する携帯電話(2004年10月25日現在)
au(KDDI社): W21SA, W21S, W21K, A5502K, A5505SA, A5506T, A1402S, A1402S II
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