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2005年2月3日
高いコストパフォーマンスを実現
医療情報を正確に記録して内視鏡業務の効率化をサポート
内視鏡業務支援システム「SolemioENDO Belle(ソレミオエンド ベル)」発売
内視鏡業務支援システム 「SolemioENDO Belle(ソレミオエンド ベル)」
内視鏡業務支援システム
「SolemioENDO Belle(ソレミオエンド ベル)」

オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:宮田 耕治)は、内視鏡業務全般の効率化をサポートする小規模な内視鏡業務支援システムとして「SolemioENDO Belle」を2月8日から国内向けに発売します。
当システムは、内視鏡部門の受付から検査・診断・カンファレンスに至るまで、「いつ」「どこで」「誰が」「誰に」「何を」「何故」行ったかという医療情報を正確に保存・管理できます。また、内視鏡業務に必要不可欠な機能に絞り込むことで、高いコストパフォーマンスを実現するとともに、スタンドアロンのサーバ機能付クライアント端末のみの小規模システム、クライアント端末を複数台にした中規模システム、さらに病院情報システム(HIS)とのシームレスな連携による統合的なシステムへと拡張できます。
発売の概要
製品名 発売日
内視鏡業務支援システム
「SolemioENDO Belle(ソレミオエンドベル)」
2005年2月8日
主な特長の概要
1.高いコストパフォーマンスを実現
2.質の高い医療サービスの実現
3.内視鏡業務の効率化をサポート
4.高いシステム拡張性
市場導入の背景
当社は、内視鏡画像の電子化に伴い、1995年に内視鏡画像デジタルファイリング装置を市場導入しました。昨今、病院経営の効率化や医療過誤防止が注目され、当社は内視鏡画像の記録だけでなく、内視鏡部門全体の効率化や医療過誤防止に着目し、2002年11月に病院医事会計システムとの検査情報の相互通信、更には、スコープの使用来歴など検査機器情報の効率的な管理を実現する内視鏡検査部門向け内視鏡業務支援システム「SolemioENDO(ソレミオエンド)」を発売しました。このたび、「初期投資を抑えて、もっと手軽なシステムを導入したい」という顧客ニーズを受けて、内視鏡業務に必要不可欠な機能に絞り込んだ「SolemioENDO Belle(ソレミオエンド ベル)」を市場導入するに至りました。
当社は、早期発見・治療につながる「体にやさしい医療」、高い品質や性能を提供しつづける「高い信頼性」、効率を高める製品・サービスの提供を通じた「優れた効率性」を追求し、低侵襲の診断治療事業領域で、医療従事者、病院関係者に対し、安全で安心できる高効率の医療手段を提供しつづけることで、よりよい医療の実現に貢献していきます。
主な特長の詳細
1.高いコストパフォーマンスを実現
独立した専用のサーバを持たず、内視鏡業務に必要不可欠な機能に絞り込むことで、コストパフォーマンスが高く導入しやすいシステムを実現しました。
2.質の高い医療サービスの実現
「いつ」「どこで」「誰が」「誰に」「何を」「何故」行ったかという内視鏡部門全般の医療情報を正確に保存・管理することで、医療過誤防止やトレーサビリティ(履歴管理)の確保につながります。
3.内視鏡業務の効率化をサポート
予約・受付から検査、レポート入力、画像確認・カンファレンスに至るまで、内視鏡業務全般をトータルにカバーすることで業務効率化をサポートします。記録された医療情報の統計解析のみならず、当社製内視鏡ビデオスコープシステム「EVIS LUCERA(イービス ルセラ)」シリーズのスコープとの接続においては、スコープID機能によりどの患者さんに何のスコープを使用したかが自動認識・記録されるため、スコープ毎の稼働率の分析など部門経営の効率化にも貢献します。
1) 予約・受付
  予約情報の入力や管理を効率良く正確に行えます。予約台帳やホワイトボードによる記載も不要。画像やレポートなどの記録が自動的に反映されるため、検査の進捗状況を的確に把握できます。
2) 検査
  対象となる患者さんの情報を内視鏡ビデオスコープシステムに送信できます。また、過去の検査画像を簡単に参照でき、検査前に画像を探したり確認したりといった煩雑な作業を大幅に削減できます。
3) レポート入力
  使い勝手の良い簡便な入力機能によって、レポート入力という面倒な作業を画期的に効率化できます。また、正確かつ詳細なデータを確実に蓄積でき、日報、週報、月報などの統計や学会活動等に必要な疾患・治療データの抽出などに活用できます。
4) 画像確認・カンファレンス
  過去の検査画像を簡単に参照・比較できます。コマ送りなど画像再生機能も充実しており、画像を参照しながらレポートの確認・更新ができるなど、カンファレンスを簡便に短時間で行えます。
4.高いシステム拡張性
スタンドアロンのサーバ機能付クライアント端末のみのシンプルなシステム構成により、初期投資を抑えることができます。また、端末を複数台にした中規模システム、「SolemioENDO」に拡張し、病院情報システム(HIS)との連携など将来的なシステム拡張も容易に行えます。
「システム構成例(中規模システム)」
「システム構成例(中規模システム)」
内視鏡業務支援システム「SolemioENDO Belle」の主な仕様
HDD容量 240GB
画像記録枚数 標準画像の場合: 130万枚(約35,000検査分
ハイビジョン画像の場合: 23万枚(約6,000検査分

1検査40枚で計算
IT-1接続可能台数 最大4台まで
クライアント端末接続可能台数 最大2台まで
ハードウェア パソコン(サーバ専用機に比べ、ハードウェア的な安全性は劣るが、患者、検査データに関しては、バックアップ機能を有し、安全性を確保している。)
受付、画像参照、レポート機能 有り
HIS接続(オーダー、電子カルテ、実施) 不可
WEB/DICOM接続 不可
2004年10月1日より、オリンパス株式会社の医療事業は、オリンパスメディカルシステムズ株式会社として分社いたしました。
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