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2005年2月16日
内視鏡画像をDVD-RAMにデジタル記録
簡易画像記録装置「EICP-D HDTV/EICP-D」発売
簡易画像記録装置「EICP-D HDTV」
簡易画像記録装置「EICP-D HDTV」

オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:宮田 耕治)は、当社製の内視鏡ビデオスコープシステムの画像を手軽に高精細のままDVD-RAMにデジタル記録が行え、高いコストパフォーマンスを実現した簡易画像記録装置「EICP-D HDTV/EICP-D」を2月21日から国内向けに発売します。
発売の概要
製品名 発売日
簡易画像記録装置「EICP-D HDTV」 2005年2月21日
簡易画像記録装置「EICP-D」
※  簡易画像記録装置本体、リモートコントロールユニット、DVD-RAMメディア (4.7GB)、その他付属ケーブル類のセット。
主な特長の概要
1.当社製のハイビジョン内視鏡画像のデジタル記録が可能
2.内視鏡操作部のレリーズボタンで簡単に記録が可能
3.大容量DVD-RAMメディアを使用
4.内視鏡ビデオスコープシステムのキーボードから患者情報の入力が可能
5.多彩な検索・再生機能
市場導入の背景
当社は、内視鏡画像のデジタル記録手段として、1995年に内視鏡画像デジタルファイリング装置、2000年からはMO(光磁気ディスク)による記録装置を販売してきました。近年、内視鏡画像のデジタル記録は、高い記録性能や電子カルテシステムとの連携等によりニーズが年々高まっています。さらに当社が2002年11月にハイビジョン内視鏡システムを市場導入して以来、ハイビジョン画像を高精細のままデジタル記録できる簡易的な記録装置が求められていました。当社は、取扱いが簡便で大容量データが保存可能なDVD-RAMに着目し、このたび簡易画像記録装置「EICP-D HDTV/EICP-D」を導入するに至りました。
これにより、当社は内視鏡デジタル画像の保存だけでなく、予約管理、簡便なレポート入力機能を備えた内視鏡検査部門向けの小規模な内視鏡業務支援システム「SolemioENDO Belle(ソレミオエンド ベル)」、さらに病院情報システム(HIS)との連携が可能な内視鏡業務支援システム「SolemioENDO」とともに、顧客ニーズに応じて内視鏡画像の記録手段をご提案していきます。
当社は、早期発見・治療につながる「体にやさしい医療」、高い品質や性能を提供しつづける「高い信頼性」、効率を高める製品・サービスの提供を通じた「優れた効率性」を追求し、低侵襲の診断治療事業領域で、医療従事者、病院関係者に対し、安全で安心できる高効率の医療手段を提供しつづけることで、よりよい医療の実現に貢献していきます。
主な特長の詳細
1.当社製のハイビジョン内視鏡画像のデジタル記録が可能
デジタル信号入力方式の「EICP-D HDTV」は、内視鏡ビデオスコープシステム「EVIS LUCERA(イービス ルセラ)」からのハイビジョン画像(HDTV画像)のデジタル記録により、画像の劣化がなく高精細な画像で保存が可能。
2.内視鏡操作部のレリーズボタンで簡単に記録が可能
簡易画像記録装置本体と内視鏡ビデオスコープシステムをリモート通信させることで、内視鏡操作部のレリーズボタンで0.5秒間隔の記録が可能。
  ※  但し、接続機器により変動。
3.大容量DVD-RAMメディアを使用
指紋や傷からディスクを保護するカートリッジ方式のDVD-RAM(片面4.7GB / 両面9.4GB)の採用により、「EICP-D HDTV」ではHDTV記録時に約12,000枚、「EICP-D」では標準画像記録時に約36,000枚の画像記録が可能(共に標準モード:1/10圧縮率)。
4. 内視鏡ビデオスコープシステムのキーボードから患者情報の入力が可能
内視鏡ビデオスコープシステムのキーボードから患者情報(患者ID、患者名、性別、生年月日)を入力することで画像記録時に自動的に登録が可能。
5.多彩な検索・再生機能
内視鏡ビデオスコープシステムのキーボードから患者IDを入力することで、該当する患者さんの検査情報の再生が可能。また、標準付属のリモコン操作により、(1)検査記録順リストからの検索、(2)患者IDによる検索、(3)日付検索、の3つの検索方法を利用して、膨大な情報から必要な検査情報を迅速に見つけ出すことが可能。さらに、患者さんの検査画像を1コマずつ再生するプレビュー再生、9分割表示するインデックス再生、任意に設定された時間間隔で自動的に順次再生するインターバル再生と目的に応じた多彩な再生方法が選択可能。
主な仕様
一般仕様 記録方式 相変化記録方式
適用ディスク 光ディスクDVD-RAM(TYPE2/4)
ディスクフォーマット UDF1.5
画像データフォーマット JPEG(JFIF)
記録圧縮率 1/20、1/10、1/5、1/3
画像サイズ ハイビジョン画像記録時(EICP-D HDTV):1440×1080
標準画像記録時(EICP-D):640×480
制御 リモートコントロールユニット
基本機能 記録機能 内視鏡画像と患者情報(ID / 氏名 / 性別 / 生年月日)
再生機能 プレビュー再生 / インデックス再生(9分割表示) / インターバル再生
ビデオ仕様 入力信号 標準画像(EICP-D):RGB、S-VIDEO、コンポジット
HDTV画像(EICP-D HDTV):デジタル、RGB、 S-VIDEO、コンポジット
出力信号 標準画像(EICP-D):RGB、S-VIDEO、コンポジット
HDTV画像(EICP-D HDTV): RGB、S-VIDEO、コンポジット
通信対象機器 電子内視鏡:CV-260 Hi-vision / CV-260 standard / CV-240 / CV-200 / CV-70
その他 定格電圧 AC100V
周波数 50/60Hz共用
外形寸法 215.4(W)×95.8(H)×348(D)mm
質量 4.6kg
2004年10月1日より、オリンパス株式会社の医療事業は、オリンパスメディカルシステムズ株式会社として分社いたしました。
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