2005年5月24日 | |||
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「GIF-N260」 |
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:森嶌 治人)は、患者さんに負担の少ない上部消化管内視鏡の検査手段の1つとして、経鼻挿入を可能にした「EVIS LUCERA上部消化管汎用ビデオスコープOLYMPUS GIF TYPE N260」(以下、「GIF-N260」)を6月30日から国内で発売します。当製品は、超小型・高解像CCDの採用により先端部外径4.9mmの細径化と同時に医療機関で広く使われている先端部外径9mmの当社製上部消化管汎用ビデオスコープ※1と同等レベルの高画質化を実現しました。 | |||
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当製品は、5月26日から28日までホテルニューオータニ東京で開催される「第69回日本消化器内視鏡学会総会(学会長:順天堂大学消化器内科・佐藤信絋教授)」に出展いたします。 |
発売の概要 | |||||
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主な特長の概要 | |
1. | 患者さんに負担の少ない内視鏡検査手段の1つとして経鼻挿入を実現 |
2. | 細径化と同時に高画質化を実現 |
3. | 2.0mmの鉗子チャンネルを装備 |
市場導入の背景 |
患者さんにとって負担の少ない消化器内視鏡検査は、細径内視鏡による経口内視鏡検査や経鼻内視鏡検査、また、セデーション(鎮静剤)を併用した内視鏡検査などが患者さんの適用に応じて選択されています。当社はこれらのニーズに対応するために、1995年に先端部外径6.0mm、挿入部外径6.0mmのEVIS上部消化管汎用ビデオスコープOLYMPUS GIF TYPE N230、2002年には先端部外径5.0mm、挿入部外径6.5mmのEVIS LUCERA上部消化管汎用ビデオスコープOLYMPUS GIF TYPE XP260(以下、「GIF-XP260」)などの極細の上部消化管用ビデオスコープを開発してきました。このたび、内視鏡検査の受診を促進し、がんの早期発見・治療につなげ患者さんのQOL向上に貢献するために、内視鏡検査手段の1つとして経鼻挿入を可能にした先端部外径4.9mm、挿入部外径5.2mmの「GIF-N260」をラインアップに加えました。 |
当社は、早期発見・治療につながる「体にやさしい医療」、高い品質や性能を提供しつづける「高い信頼性」、医療効率を高める製品・サービスの提供を通じた「優れた効率性」を追求し、低侵襲の診断治療事業領域で、医療従事者、病院関係者に対し、安全で安心できる高効率の医療手段を提供しつづけることで、よりよい医療の実現に貢献していきます。 |
主な特長の詳細 | |||||||||||
1. | 患者さんに負担の少ない内視鏡検査手段の1つとして経鼻挿入を実現 | ||||||||||
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2. | 細径化と同時に高画質化を実現 | ||||||||||
超小型の高解像CCDの開発により、細径化と同時に先端部外径9mmの「GIF-XQ260」と同等レベルの高画質化を実現し、ルーチン(日常)検査として病変の早期発見に貢献します。 | |||||||||||
3. | 2.0mmの鉗子チャンネルを装備 | ||||||||||
極細径を維持しながら2.0mmの鉗子チャンネルを確保。通常の処置具が使用可能で、胃液の吸引や生検にも対応できます。 | |||||||||||
「GIF-N260」の主な仕様 |
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