2005年 9月27日 | |||||
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「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」 | 「E-1」に「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」組合わせたイメージ | |
「ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8」 | 「E-1」に「ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8」を組合わせたイメージ | |
オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保雅治)は、デジタル専用設計の一眼レフカメラに最適なプロフェッショナル仕様の望遠ズームレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」を2005年10月に、超望遠ズームレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8」を2005年12月に発売します。 |
「ZUIKO DIGITAL」レンズは、デジタル専用に設計された「オリンパスE-システム」のデジタル一眼レフカメラのイメージセンサー能力をフルに引き出す交換レンズです。今回新発売する2種類のレンズは、ズーミング時にレンズ全長が変動しないインナーズーム方式を採用し、最高レベルの描写性能を追及し妥協を許さないプロフェッショナル仕様を実現しています。「フォーサーズシステム規格」の大きな特長である「機動性・高画質・明るさ・近接撮影」のメリットを最高レベルで集約した新世代の望遠系ズームレンズです。 |
「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm(70-200mm※1) F2.0」は、自然描写が得られる準望遠領域から独特な遠近感の圧縮効果が得られる望遠領域までの広い焦点域を、世界で初めて※2ズーム全域で開放絞りF2.0という明るさで実現しています。 |
「ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm(180-500mm※1) F2.8」は、圧倒的な望遠効果が得られる超望遠域の焦点距離250mm(500mm※1)までをカバーすると共に、ズーム全域で開放絞りF2.8を実現した大口径超望遠ズームレンズです。従来、単焦点レンズでしか実現し得なかった開放絞りF2.8での超望遠撮影を、ズームレンズで実現します。 |
既に発売されている「ZUIKO DIGITAL」の大口径望遠レンズ「ED 150mm F2.0」、「ED 300mm F2.8」に加えて、今回新たに「ED 35-100mm F2.0」、「ED 90-250mm F2.8」の2種類の大口径望遠ズームレンズが加わることで、望遠系ラインナップの充実を図りました。 これにより、ポートレートからネイチャー撮影/スポーツ撮影等の領域で、高速シャッター撮影や背景の大きなボケ描写など撮影者の意図を的確に作画に反映させることが出来ます。 |
※1 | ( )内は、35mmカメラ換算の焦点距離です。 | |
※2 | 一眼レフカメラ用交換レンズとして(2005年9月27日現在) | |
発売の概要 | ||||||||||
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「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」
●主な特長 |
1. | 撮影領域の可能性を広げる、世界初※3F2.0大口径望遠ズームレンズ |
世界で初めてズーム全域で開放絞りF2.0という明るさを実現した、焦点距離35-100mm(35mmカメラ換算で70-200mm相当)の望遠ズームレンズです。開放時F2.0からシャープで抜けの良い描写性能が得られ、ポートレートや舞台撮影、夜間照明下でのスポーツ撮影など高速シャッターが要求されるような場面や、背景の大きなボケ描写を必要とする場面で大いに威力を発揮します。 | |
※3 | 一眼レフカメラ用交換レンズとして(2005年9月27日現在) | |
2. | スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ4枚を使用することで、色にじみを極限まで除去 |
望遠系のレンズで発生しやすい色にじみに対して、EDレンズを4枚、さらにEDレンズ群の中でもより蛍石に近い色分散特性を持ったスーパーEDレンズを1枚使用することで、通常の光学ガラスでは補正しきれない色収差を極限まで除去し、最高レベルの解像度とコントラストを実現しています。 | |
3. | フローティング機構の採用、1.4mまでの近接撮影 |
フォーカス方式には先進のフローティング機構を採用し、1.4mまでの近接撮影を可能にしました。無限遠から最至近距離までのあらゆる撮影領域で良好な描写性能を実現しています。 | |
「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」
●その他の特長 |
偏光フィルター調整窓付き花形フードの採用 |
大型の花形フードにスライド式の窓を設けているので、偏光フィルター使用時の回転操作が容易です。 |
「ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8」
●主な特長 |
1. | 撮影領域の可能性を広げる、F2.8の大口径超望遠ズームレンズ |
ズーム全域で開放絞りF2.8という明るさを確保した、焦点距離90-250mm(35mmカメラ換算で180-500mm 相当)の超望遠ズームレンズです。開放時F2.8からシャープで抜けの良い描写性能が得られ、高速シャッターが要求されるような場面や背景の大きなボケ描写を必要とする場面で大いに威力を発揮します。 また、撮影位置に制約を受けやすいスポーツ撮影やネイチャー撮影等の現場でも、最適なフレーミングを瞬時に可能とし、撮影時のフットワークを向上させます。 | |
2. | EDレンズ3枚を使用することで色にじみを極限まで除去 |
EDレンズを3枚使用することで、望遠系のレンズで発生しやすい色収差を極限まで除去し、最高レベルの解像度とコントラストを実現しています。 | |
3. | インナーフォーカス機構の採用、2.5mまでの近接撮影 |
フォーカス方式にはインナーフォーカス機構を採用し、2.5mまでの近接撮影を可能にしました。無限遠から最至近距離までのあらゆる撮影領域で良好な描写性能を実現しています。 | |
共通の特長 |
・ | 信頼と実績の防塵・防滴機構 |
外装部各所にシーリングを施すことにより、高い防滴性と防塵性を実現しています。プロカメラマンの過酷な条件下での撮影をしっかりとサポートします。 | |
・ | 応答性の良いコアレスモーターの採用で、高速AFを実現 |
フォーカス駆動用のモーターに応答性に優れたコアレスモーターを採用しました。これによりAF作動時間を短縮し、より快適な撮影が行えるようになりました。 | |
・ | フォーカスリミットスイッチ、フォーカスストップボタンの搭載 |
あらかじめ遠距離領域、若しくは近距離領域のどちらかにフォーカス範囲を限定することで、通常よりもオートフォーカス速度を速めることができるフォーカスリミットスイッチや、狙った被写体との間に不要な被写体が侵入してきた場合にオートフォーカス操作を中断することが可能なフォーカスストップボタンを搭載しています。
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・ | 円形絞りの採用 |
9枚絞り羽を採用した円形絞りにより、開放付近でクセのない美しいボケ味を実現しています。 | |
・ | マルチコートの採用 |
逆光条件の撮影でもゴーストやフレアの発生を最小限にとどめています。 | |
※ | 「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」は広範囲の波長域で反射を抑えることが可能な新開発のマルチコートを採用 | |
「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」の主な仕様 |
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「ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8」の主な仕様 |
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関連リンク |
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