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2005年11月24日
オリンパスメディカルシステムズ
国内の内視鏡関連製品の修理、貸出備品管理の集中拠点
「医療サービスオペレーションセンター 白河」を設立
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:森嶌 治人)は、国内の内視鏡関連製品の修理品質・納期や貸出備品の品質の更なる向上を図るために、「医療サービスオペレーションセンター 白河」(以下、SORC白河)を11月22日に設立し、12月1日から修理業務、12月26日から貸出備品管理業務を順次開始します。
既存の国内修理・サービス15拠点や貸出備品倉庫3拠点に分散していた機能を再編※1し、軽修理以外の修理や貸出備品管理をSORC白河に集中させます。SORC白河では、隣接する内視鏡製造工場(白河オリンパス株式会社)の生産ノウハウを修理に活用することで、修理品質向上やオーバーホール修理品の預かり期間短縮を目指します。また、本年4月から施行された改正薬事法に則り、貸出備品の品質管理をより一層向上させるために、点検と修理の体制を強化します。
さらに、ティーメディクス株式会社※2(社長:岡田 直樹/所在地:東京都千代田区)が定期的に医療機関からリユースの滅菌機器(腹腔鏡、処置具類等)を回収しメンテナンスを請け負うサービスビジネス「ES(Endo Surgery)定期交換リプロセスVPP(Value Per Procedure)」において、SORC白河がその機器の点検、部品交換を担います。
※1  軟性鏡先端ゴムの交換など軽修理は現場に近い既存の拠点で行い、それ以外の修理はSORC白河に集約します。一方、既存の貸出備品倉庫は発送中継点と位置付け、貸出備品管理はSORC白河に集約します。
  ※2 オリンパスグループであるITX株式会社の100%出資連結子会社。
「医療サービスオペレーションセンター 白河」設立の背景
当社は、医療機関にご購入頂いた機器を最大効率でご使用頂くために、(1)故障予防保全、(2)故障発生時の迅速な修理、(3)機器トラブル発生時のダウンタイムの最小化、に取り組んでいます。その取組みの一環として、SORC白河で修理品と貸出備品を一元管理することにより、品質向上と修理期間の短縮化を図ります。また近年、高度なシステム化、IT化が進む当社内視鏡関連システム機器を取り揃えた「お客様環境再現室」を設けることで、お客様と同様なシステム機器を用いた故障再現により不具合箇所の特定が迅速に行えます。さらに、お客様向けに施設見学やトレーニング設備を使った機器取扱い講習を行い、お客様を第一に考えたサービスのより一層の強化を目指します。
「医療サービスオペレーションセンター 白河」の概要
1.  名称:  オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療サービスオペレーションセンター 白河
2.  所在地:  〒961-8061 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字狼山3番地9
3.  総面積:  5800m2(2階建て)
※建物は、省エネを考慮した設計、更に廃水処理施設を設けるなど環境に配慮しています。
4.  設立: 2005年11月22日
5.  従業員数: 140名
6.  業務開始: 修理業務 12月1日、貸出備品管理業務 12月26日
7. 業務内容:   1)消化器内視鏡・外科内視鏡製品全般の修理
・ 軟性鏡(ビデオスコープ・ファイバースコープ)の重修理及び部分修理
・ システム機器・周辺機器の修理(超音波観測装置含む)
・ 硬性鏡の修理
2)貸出備品の洗滌・消毒・滅菌及び検査
・ 貸出備品の洗滌・消毒・滅菌、点検等の品質管理
・ 貸出備品の修理
・ 貸出備品の出荷倉庫管理
   
「医療サービスオペレーションセンター 白河」外観
「医療サービスオペレーションセンター 白河」外観
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