「地球温暖化の目撃者―岩合光昭 スペシャルサイト」
地球上のほとんどすべての
場所で野生動物のありのままの姿を
撮影しつづけてきた動物写真家 岩合光昭は、
カナダ極北の地・ウェージャー湾へと向かった。
彼ならではの視点が捉えた、地球温暖化とは…。
「地球温暖化の目撃者‐岩合光昭 スペシャルサイト」では、臨場感溢れるスペシャルムービーとデジタル一眼レフOLYMPUS E-1で撮影された高画質なデジタル写真で、地球のいまをダイナミックに紹介していきます。
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カナダ極北にあるウェージャー湾 |
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地球温暖化というテーマでありながら、各コンテンツは岩合氏の分かりやすく親しみやすい解説で進行します。見たことも無いような野生動物のしぐさや大自然の美しく豊かな表情を、高画質な写真と貴重な動画映像でご覧いただきます。<毎月1回更新予定>
岩合光昭氏の卓越した自然観で語る温暖化の影響
わが国はもとより、全世界で高く評価されている動物写真家 岩合光昭氏。40年にわたって野生動物と自然を見つめつづけてきた岩合氏の経験豊かな目に、地球温暖化の影響はどう映るのか。「地球温暖化の目撃者―岩合光昭スペシャルサイト」は、温暖化の影響が顕在化しつつあると言われるホッキョクグマの生息地域で、今どのような現象が起きているのかを感じ、描写することをテーマにカナダ極北のハドソン湾北部にあるウェージャー湾に向かった氏の撮影活動の一部始終を完全収録する企画です。野生動物を追って、世界中を旅しつづける岩合氏でさえ初めて訪れるというホッキョクグマたちの聖地で、精力的に撮影された数々の作品。その美しい映像を通して、背景にひそむ温暖化の影響や野生動物たちの姿を語ります。
オリンパスの環境への取り組み
オリンパスは2006年4月からは、CSR・コンプライアンス・危機管理などを統括するCSR本部に加え、環境・品質を統括する品質環境本部を設け、従来のCSRおよび環境関連組織を再編成しました。グループ全体で持続可能な社会の実現に向けた責務を果たすため、「環境先進企業」を目指す体制を構築しました。地球温暖化に対しても、グローバルで2010年までにCO2排出量の50%削減(1990年度比売上高原単位)を目指すなど具体的な目標値を掲げ、オリンパスグループの「モノづくり」の中で積極的な取り組みを進めています。
また、多くの人に向けて地球温暖化に対し警鐘を鳴らし、温暖化防止のためのアクションを促すことも重要な社会・環境貢献の一つと考えています。今回のスペシャルサイトは、オリンパスの環境活動の一環であり、岩合光昭氏とWWFジャパンとのコラボレーションにより、「地球温暖化」という人類共通の重要な課題を、美しい映像を通して広く訴える内容となっております。
20年以上にわたるWWFジャパンとの協賛
地球温暖化の課題にも積極的に取り組む世界最大級の民間自然保護団体WWFジャパンも、オリンパスのこの趣旨に賛同し、温暖化が与える野生動物への影響の情報提供など、スペシャルサイトへの協力体制を敷いています。オリンパスとWWFジャパンのパートナーシップは、1982年のオリンパスのWWF法人会員加盟から来年で25年を迎えるという長期にわたるものです。野生動物の写真で構成するオリンパスの企業カレンダーは、自然保護の重要性を20年前から一貫して訴えてきました。WWFジャパンの公式カレンダーとしても販売されており、その収益はすべてWWFジャパンの活動資金として、さまざまな自然保護活動に生かされています。
ホッキョクグマへの影響とは
今年5月、国際自然保護連合(IUCN)は、ホッキョクグマが絶滅する危険性が1ランク高まったと発表しました。ホッキョクグマは、極北の低温環境に順応した動物です。海に浮かぶ氷の上でアザラシを獲って生活していますが、海氷が解けてしまうと狩りをすることが難しくなります。ハドソン湾では、海が凍らない時期が1週間伸びると、ホッキョクグマの体重が平均で10キロ軽くなるという調査結果が出ています。1980年~92年の間に、ハドソン湾で生まれた子グマの生存率はたった44%でした。その原因は、海が凍らない時期が伸びたために、雌のホッキョクグマがアザラシをじゅうぶんに食べられなかったからではないかと言われています。この地域はホッキョクグマの暮らす地域としては南限に近く、地球温暖化の影響も受けやすいと考えられています。事実、この地域の冬の平均気温は50年前と比べて1.1℃上昇したという調査結果があり、ハドソン湾の氷が解け始める時期も、7月下旬から7月上旬に早まっていると指摘されています。北極をはじめ彼らの生息地の気温や環境が変わることで、ホッキョクグマは危機的な状況になると言われています。
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