2007年5月1日
オリンパス特別顧問 岸本正壽
「旭日中綬章」 を受章
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、平成19年春の叙勲で、当社の特別顧問 岸本正壽(元社長、前会長)が「旭日中綬章」を受章しましたのでお知らせ致します。
岸本正壽は、1958年オリンパス光学工業(株)[当時]入社以来、主に海外営業関係の部署を歴任し、米国、ドイツの現地法人の責任者を長く務めてきました。1993年に代表取締役社長に就任以来、激変する経済環境、国際情勢を適確にとらえ、今日のオリンパスを築き上げました。特に、事業の多角化を推進し、映像機器分野ではデジタル化を推進し、競争の激しいデジタルカメラでは一定のマーケットシェアを獲得、さらに医療分野ではビデオスコープシステムの進化・充実を機軸として、低侵襲医療・診断医療へ大きく貢献するまでに育て上げました。
また、岸本正壽は、日本写真機工業会(現カメラ映像機器工業会:CIPA)会長、日本光学測定機工業会 副会長、日本医用光学機器工業会 会長、日本顕微鏡工業会 会長などの関係団体役員なども歴任。特に、カメラ映像機器工業会については、デジタルカメラの急速な拡大を受け、日本写真機工業会の会長在任中に同工業会を解散し、新工業会であるカメラ映像機器工業会(CIPA)を発足させて、デジタル化の流れに対応出来る運営の礎を築きました。
今回の受章は下記の産業振興功労が認められたものです。
- 経営基盤の確立と新事業分野への進出に成功した功績
- カメラ工業の革新と新製品の開発に努め業界発展と自社事業の発展に寄与した功績
- 医療機器の開発に努め、発展向上に貢献した功績
- 業界団体の役員として、わが国光学工業の発展に務めた功績
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