2007年7月5日
オリンパス、ライフサイエンス分野の欧州開発・製造拠点を統合
~将来の次世代医療実現に向け、日欧の開発・製造体制の連携を強化~
オリンパス株式会社(代表取締役社長:菊川 剛)は、血液分析装置・顕微鏡の開発、製造、販売などを担うドイツの連結子会社「オリンパス ライフ アンド マテリアル サイエンス ヨーロッパ社」(Olympus Life and Material Science Europe GmbH/本社:ドイツ・ハンブルグ)が保有する欧州の開発・製造拠点のうち、ドイツ南部の4ヶ所をミュンヘンに統合し、10月から新体制を開始いたします。統合により、ITインフラや管理業務の共有化、開発・製造の効率化・標準化、IP(知的財産)の集中管理を行い、将来の次世代医療の実現に向け、日欧でグローバルな開発・製造体制の連携強化を図ります。
当社のライフサイエンス分野の血液分析装置、顕微鏡、バイオ関連製品の開発・製造は、日本をヘッドクォーターとして欧州・米国等と連携してグローバルに展開していますが、各拠点が分担する開発・製造の効率化とグローバルの連携強化は、これからの事業戦略において、ますます重要なポイントとなります。
日本と同様に重要な開発・製造拠点が多数存在する欧州のうち、ドイツにおいては、拠点が4ヶ所に分散しており、一部のインフラや管理業務の重複が課題でした。
また、2006年に発表した経営基本計画の売上達成に向けた欧州での開発・製造拡大に伴うスペース確保も課題の一つであり、開発・製造拠点を統合することで、それらの課題を解決し、次世代医療の実現に向けて、これまで以上にグローバルな開発・製造体制の整備と連携強化を目指します。
ドイツ国内の開発・製造拠点について
開発・製造の機能 | ~2007年9月 | 2007年10月~ |
---|---|---|
生物研究用マイクロイメージングシステムの開発 | ミュンヘン*1 | ミュンヘンの新拠点 |
微小流体制御技術に基づく分析装置の開発 | ミュンヘン*2 | |
血液検査前処理装置の開発 | ミュンヘン*3 | |
血液検査前処理装置の製造 | フライブルグ |
注: | *1~*3は、同じミュンヘン地区ですが、それぞれ異なる拠点です。 |
---|
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
本文の終わりです