2007年10月18日
動物写真家 岩合光昭が見つめるグローバル・ウォーミング
「地球温暖化の目撃者―岩合光昭スペシャル」サイト
第二弾 山岳氷河の消滅‐キリマンジャロ編公開
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、地球温暖化(Global Warming)をテーマとした「地球温暖化の目撃者―岩合光昭スペシャル」サイトの第二弾となる「山岳氷河の消滅-キリマンジャロ編」を、本日10月18日よりウェブで公開いたします(月1回更新予定)。動物写真家・岩合光昭氏の視点で捉えた地球の今の姿を映像に収め、それを伝えていくことでオリンパスは、地球温暖化の現状を出来るだけ多くの人々と共有しその問題を考えていきます。(URL:http://www.olympus.co.jp/gww/)
昨年は、企画の第一弾として温暖化の影響が顕在化しつつあるといわれるカナダ極北ウェージャー湾にて取材を行い、ホッキョクグマの姿を通じて地球温暖化の現象を伝えました。第二弾となる今回は、赤道直下にありながら雄大な氷河を冠するキリマンジャロにフィールドを移し、「水と風、いのち」をテーマにキリマンジャロ頂上付近の氷河の実態、野生動物や植物の分布の変化などの取材を行い、地球温暖化がキリマンジャロ周辺の自然環境や野生動物に与える影響について探ります。
本サイトでは、撮影された岩合氏の写真と、その撮影風景の動画映像を2008年3月末まで長期連載します。
尚、サイトで公開される写真は10月17日に発表されたデジタル一眼レフカメラ「E-3」を用いて撮影されています。
また世界最大級の民間自然保護団体WWF※1、その日本事務局にあたるWWFジャパンも、この趣旨に賛同し、温暖化が与える野生動物に対する影響の情報提供など、このスペシャルサイトに協力しています。
※1 | WWF: World Wide Fund For Nature 世界自然保護基金
500万人を超える人々の支援を受けて約100カ国で活動する世界最大級の自然保護団体。絶滅のおそれのある野生生物の保護を目的として、1961年に設立された。現在では、地球温暖化や有害化学物質による汚染などの環境問題にも取り組んでいる。また、木材や水産資源などの持続可能な利用を進めるなど、人と自然が共存できる社会の実現を目指している。 |
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岩合光昭(いわごうみつあき)略 歴
1950年東京生まれ。19歳のとき訪れたガラパゴス諸島で自然の驚異に圧倒され、動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに撮影を続けている。
独特の色彩とコントラストを持つ写真は海外メディアからIWAGO'S COLORと称され、「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度にわたって飾るなど、全世界で高く評価されている。また、アフリカ・セレンゲティ国立公園に滞在して撮影した写真集「おきて」は全世界でベストセラーとなる。
近年はデジタル撮影にも積極的に取り組み、カナダ極北でホッキョクグマ、中国で野生のジャイアントパンダやトキなど、オリンパスのデジタル一眼レフカメラ「E-1」で撮影した世界の野生動物のデジタル写真を数多く発表している。
その最新作はwebサイト「デジタル岩合 http://www.digitaliwago.com」で随時公開中。
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