2008年3月11日
オリンパス、医療統計データ解析とコンサルタント事業を展開する
(株)日本医療データセンターを子会社化
オリンパス株式会社(社長:菊川剛、以下、オリンパス)は、健康保険組合向けに、健康診断データやレセプト(診療報酬請求明細書)等のデータベース化・解析・情報提供を展開している株式会社日本医療データセンター(社長:木村真也、以下、JMDC)の発行済み株式71.8%を取得し、子会社化しました。これにより、メタボリック症候群を予防する特定健診・特定保健指導が本年4月から義務化されることに伴い、健康保険組合の支援事業に参入し、今後は、予防医療事業を中心とするヘルスケア分野での事業展開を目指します。
オリンパスは、現在、深刻な社会問題となっている医療費の削減を目的とする予防医療市場への事業展開を進めています。これは、本年4月に施行される特定健診・特定保健指導制度の背景にあるメタボリック症候群予防や、健康経営といった言葉に代表される企業経営における従業員の健康対策への高まり、といった予防医療市場における事業機会の拡大に対応しようとするものであります。
JMDCは、医療統計データ解析やコンサルタント事業を展開するベンチャー企業です。健診データやレセプト(診療報酬明細書)のデータベース化を実現し、様々な需要に応じた解析を行い、医療費分析や健保加入者の実態調査、次年度の健康診断計画の作成、メタボリック症候群予防のためのレシピ提供、病院・薬局・ジェネリック薬品検索のサービス提供等、さまざまな形で健康保険組合の効率化を支援しております。また、製薬企業向けにも、市場におけるポジショニング分析や薬品利用調査、自社製品の販売分析調査等の情報提供・コンサルタントを行っています。
オリンパスは、以上のように、健保組合や製薬企業向けにデータ統計・分析力、ソリューション提案力の実績を持つJMDCを子会社化することで、今後、予防医療事業領域を中心とするヘルスケア分野での事業展開を目指します。
株式会社日本医療データセンターの概要
代表取締役社長 | : 木村真也 |
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本社所在地 | : 東京都千代田区麹町3-1 麹町311ビル |
設立 | : 2002年1月31日 |
資本金 | : 3億9千万円(2007年12月) |
従業員数 | : 47名(2007年12月現在) |
業務内容 | : 医療統計データ事業、コンサルタント事業等 |
URL | : http://www.jmdc.co.jp |
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