2008年6月12日
オリンパスメディカルシステムズ
気管支鏡挿入手技の事前シミュレーションが可能な
仮想気管支鏡ソフトウェア「Bf-NAVI」を日本で発売
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(以下オリンパス、社長:森嶌 治人)は、CT画像から3次元の仮想気管支鏡画像を自動作成できる仮想気管支鏡ソフトウェア「Bf-NAVI(ビーエフ・ナビ)」を8月1日から国内で販売開始します。
同商品は、オリンパスが呼吸器科や呼吸器外科を中心とした診療科向けに販売し、同ソフトウェアを開発・製造する株式会社ケイ・ジー・ティー(以下KGT、本社:東京都新宿区、社長:加藤 浩)が、保守・サービスを行います。
オリンパスは、気管支鏡の細径化や超音波技術の採用、処置具ラインアップの充実に加え、気管支鏡の挿入支援技術の提供を通じて、肺末梢病変の診断・治療に貢献していきます。
なお、本製品は2008年6月13日~14日に大阪国際交流センターで開催される「第31回日本呼吸器内視鏡学会学術集会(会長:大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 楠 洋子先生)、また6月15日~17日に神戸コンベンションセンターで開催される「第48回日本呼吸器学会学術講演会(会長:徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部 分子制御内科学分野 曽根 三郎先生)」に出展します。
発売の概要
製品名 | 発売時期 |
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仮想気管支鏡ソフトウェア「Bf-NAVI」 シングルライセンスセット※1 | 2008年8月1日 |
仮想気管支鏡ソフトウェア「Bf-NAVI」 マルチライセンスセット※2 |
※1 | ソフトウェアインストールCD:1個、Bf-NAVIエディタ用HASP(ライセンス管理用ハードウェアキー):1個、Bf-NAVIビューワ用HASP:1個
※PCは含まれません |
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※2 | ソフトウェアインストールCD:1個、Bf-NAVIエディタ用HASP:2個、Bf-NAVIビューワ用HASP:3個
※PCは含まれません |
主な特長
- 誰でも簡単にCT画像から3次元の仮想気管支鏡画像を自動作成可能
予め撮影した肺のCT画像データ(DICOMデータ)を本ソフトウェアがインストールされたBf-NAVIエディタ用PCに取り込むだけで、誰でも簡単に3次元の仮想気管支鏡画像を自動作成できます。 - 気管支末梢領域までの最適ルートが参照可能
PCに取り込んだ肺のCT画像から対象範囲を指定後、最大3通りの気管支鏡挿入経路が自動検索・作成され、選択した経路に沿った3次元の仮想気管支鏡画像の動画再生が可能です。再生時には、前進・後退、左右の回転、フレーム再生なども自在に行えます。 - 気管支鏡の挿入手技に貢献
作成された3次元の仮想気管支鏡画像は、気管支鏡検査の事前シミュレーションや気管支鏡挿入手技の教育用としてご使用頂けます。
株式会社ケイ・ジー・ティーの概要
設立: | 1994年11月 | |
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代表取締役社長: | 加藤 浩 | |
所在地: | 東京都新宿区新宿2-8-8 とみん新宿ビル | |
資本金: | 1億円(サイバネットシステム株式会社の100%出資子会社) | |
従業員数: | 72名(2008年2月1日現在) | |
事業内容: | 1) | 研究開発、医療、教育、エンジニアリング分野向け、ビジュアリゼーション・ソフトウェアの開発、販売、受託開発 |
2) | インターネット関連ソフトウェアの販売および各種性能シミュレーション、監査関連ソフトの提供およびコンサルテーション |
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