2009年2月5日
広角26mm※1からの光学26倍の超高倍率ズームレンズを搭載したデジタルカメラ
「CAMEDIA SP-590UZ」新発売
世界最大※2のレンズ倍率により広い撮影領域を手軽に楽しめる”オールインワン・カメラ”
オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保 雅治)は、コンパクトボディに世界最大※2となる光学26倍のウルトラズームレンズを搭載したデジタルカメラ「CAMEDIA SP-590UZ」を、2009年4月から発売します。
主な特長
- 広角26mm※1から望遠676mm※1までの光学26倍ウルトラズームレンズを搭載
- メインの被写体を際立たせ背景をぼかして撮影する「背景ぼかし機能」で従来コンパクトデジタルカメラでは難しかった味わいある写真表現が可能
- 大画面テレビなどでフルハイビジョン画質の写真を鑑賞できるHDMITM接続による「ハイビジョン出力」に対応
「CAMEDIA SP-590UZ」は、広角26mm※1から超望遠676mm※1の高倍率のズームレンズによって非常に広い領域を撮影できるデジタルカメラです。一眼レフでは大きく重いサイズになる超望遠レンズの実力が、手のひらサイズの小型ボディーに搭載され、荷物が多くなる旅行でも持ち歩くことができます。気軽に高度な写真撮影を楽しむことができる“オールインワン・カメラ”です。
光学26倍ズームの超望遠撮影では遠くの被写体も大きく撮影することができるので、運動会や学芸会などでのお子様の表情、スポーツ観戦での選手のプレーなど、肉眼では見えない細部も撮影でき、迫力ある写真を楽しむことができます。更にデジタルズームを併用すれば月のクレーターまで写すことのできる130倍の世界を手に入れることができます。26mm※1の広角撮影は広大な景色はもちろん、狭い部屋や大勢での集合写真に便利なほか、スーパーマクロ撮影では被写体に1cmまで近づいて植物のアップ写真が撮影できるなど、1台でシーンに適した様々な画角の撮影を楽しむことができます。更に、望遠時に心配な手ぶれはCCDシフト式手ぶれ補正機構と、高感度撮影により効果的に防止できます。
また今回新たにシーンモードに搭載された「背景ぼかし機能」によってメイン被写体を際立たせ、背景をぼかす撮影ができ、これまでコンパクトデジタルカメラでは表現しにくかった「ぼけ」の表現が可能となります。更にHDMITM接続端子を搭載し、市販のHDMITMケーブルをハイビジョン対応の大画面テレビにつないで高画質の写真を大迫力で鑑賞することができます。
※1 | 35mm判カメラ換算 |
---|---|
※2 | 2009年2月5日現在、コンパクトデジタルカメラにおいて。当社調べ。 |
発売の概要
製品名 | 希望小売価格 | 発売予定日 |
---|---|---|
デジタルカメラ「CAMEDIA SP-590UZ」 | オープン価格 | 2009年4月 |
「CAMEDIA SP-590UZ」の主な仕様
カメラ部有効画素数 | 1200万画素 | |
---|---|---|
撮像素子 | 1/2.33型CCD | |
レンズ | 構成 | 11群14枚 EDレンズ:3枚 非球面レンズ:4枚 |
焦点距離 | 4.6mm~119.6mm(35mm判カメラ換算:26mm~676mm) | |
開放F値 | F2.8~F5.0 | |
光学ズーム | 26倍 | |
デジタルズーム | 5倍(光学ズームと合わせて最大約130倍シームレスズーム)/動画時:3倍 | |
記録媒体 | 内蔵メモリー(22MB)
xD-ピクチャーカード(別売)(16MB~2GB) microSD/microSDHCカード(別売、同梱のmicroSDアタッチメント「MASD-1」を使用)※1 |
|
液晶モニター | サイズ・種類 | 2.7型(インチ)TFTカラー液晶(ハイパークリスタルII液晶) |
ドット数 | 約230,000ドット | |
ファインダー | 電子ビューファインダー | |
感度
(標準出力感度) |
オート | AUTO、高感度AUTO |
固定 | ISO:64、100、200、400、800、1600、3200※2、6400※2 | |
電源 | ACアダプター | C-8AC(別売) |
電池 | 単3形アルカリ電池4本、単3形ニッケル水素充電池4本(当社型番B-06NH23) | |
大きさ(突起部含まず) | 110.1mm(W)× 89.7mm(H)×91.0mm(D) | |
重さ(電池・カード含まず) | 435g |
※1 | 動作確認済のmicro SDカードについては、オリンパスイメージングホームページをご覧ください。 |
---|---|
※2 | 画像サイズは[5M]に制限されます。 |
※ | 仕様は改善のため予告無く変更することがあります。 |
広角26mmで撮影した画像 | 望遠676mm(光学26倍ズーム)で撮影した画像 |
主な特長の詳細
1.広角26mmから望遠676mmまでの光学26倍ウルトラズームレンズを搭載
光学26倍ズームレンズは、いままで一眼レフでもコンパクトデジタルカメラでも実現できなかった倍率です。広角の焦点距離26mm※1から、超望遠の領域を超えた676mm※1までを1本のレンズで撮影可能にしています。26mm※1からの広角撮影では、広大な景色や、集合写真、狭い室内での撮影も快適に行えます。 超望遠676mm※1では、一眼レフカメラでは非常に大きく重いレンズを必要とする焦点距離ですが、遠くの被写体を驚くほどのアップで捕らえることができます。また、デジタルズームを併用した場合最大130(3380mm※1)までの撮影が可能で、満月を画面いっぱいに撮影することもできます。
被写体に1cmまで近づけるスーパーマクロ撮影では、花弁をクローズアップした撮影も楽しめるなど、カメラ1台でさまざまな画角の撮影が可能です。
さらに、高倍率ズーム撮影で心配な手ぶれや被写体ぶれも、CCDシフト式手ぶれ補正機構と高感度撮影によりダブルでぶれを防止します。
また、当社従来機「SP-565UZ」の20倍ズームと比較して、ED(特殊低分散)レンズの枚数を2枚から、3枚に増やしています。これにより、倍率の拡大による色収差を抑え、クリアな画像を実現しています。
※1 | 35ミリ判カメラ換算 |
---|
2.メインの被写体を際立たせ背景をぼかして撮影する「背景ぼかし機能」で従来コンパクトデジタルカメラでは難しかった味わいある写真表現が可能
一眼レフに比べてコンパクトデジタルカメラは撮像素子が小さいため被写界深度が深く、画面のすみずみまでくっきりと写すことができます。これに対して一眼レフは設定により被写界深度を変えることができ、背景をぼかした撮影ができます。特にポートレート写真では背景をぼかして撮影することで被写体となる人物が際立ち魅力ある写真となります。
「SP-590UZ」では今回新たにシーンモード内に「背景ぼかし機能」を搭載しました。液晶モニターに表示されるフレームにメインの被写体を合わせて撮影すると、フレームの外にある背景をぼかして、中心の被写体にピントがあった写真となり、これまでコンパクトカメラでは難しかった味わいある表現が可能となります。
3.大画面テレビなどでフルハイビジョン画質の写真を鑑賞できるHDMITM接続による「ハイビジョン出力」に対応
市販のHDMITMケーブルを使うことによって、HDMI端子を備えたハイビジョン対応機器に簡単に接続できます。これにより、ハイビジョン対応の大画面テレビなどで高画質の写真(静止画)を大迫力で鑑賞することができ、写真の楽しさが更に広がります。
その他の特長
- 決定的瞬間をキャッチする10コマ/秒の高速連写性能
- 人物の顔をより美しく印象的に仕上げる「ビューティーモード」を搭載
- 電子ビューファインダーと2.7型の「ハイパークリスタルII」液晶モニターを搭載
- 思った通りの表現を可能にするマニュアル撮影機能
- ガイド通りに上下左右にカメラを移動するだけでパノラマ撮影が可能な「カメラ内パノラマ合成」機能
- 顔検出機能を発展応用した「スマイルショット」機能を搭載
- 撮影画像の1枚目を確認しながら2枚目を重ねる「多重露光花火モード」を搭載
- 野鳥などネイチャー系の撮影に最適な1.7倍テレコンバージョンレンズ(「TCON-17」)を用意(別売)
- 別売りの「FL-50R」「FL-36R」を、外付けフラッシュとしてリモート制御可能
- 色覚の個人差に配慮した色やデザインを採用し「カラーユニバーサルデザイン認証」を取得
- micro SD/microSDHCでの記録・再生を可能にするmicro SDアタッチメント「MASD-1」同梱
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
本文の終わりです