2010年7月22日
オリンパスが 国連グローバル・コンパクトから「Notable COP」に認定
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)が提出した2008年ならびに2009年の社会環境報告が、国連グローバル・コンパクト(以下GC)から「Notable COP (Communication on Progress):優れた年次活動報告」に認定されました。当社は、2004年から国連のGCに参加しています。
※ | Notable COPは、GC本部が選出するもので、COP全体の約4%程度となっています。 |
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当社のCSRに対する考え方
当社は生活者として社会と融合(INvolvement)し、社会と価値観を共有(INsight)しながら、事業を通して新しい価値を提案(INspiration)し、人々の健康と幸せな生活を実現するという考え方を「ソーシャル・イン(Social IN)」と呼んでおります。これを経営理念と位置付け、「社会とともに歩み、社会とともに成長していく価値創造企業」を目指しています。 最近では、国連開発計画(UNDP)、AFP財団とともに国際社会の目標であるミレニアム開発目標(MDGs) の達成を後押しするために、写真コンテスト『世界を写そう: 私たちは貧困を終わらせる (英文タイトル:Picture This-We Can End Poverty)』 を開催しています。
グローバル・コンパクトとは
企業が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。GCに署名した企業は、トップ自らのコミットメントのもとに、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わるCSRの基本原則10項目の実現に向けて努力を継続します。
COPとは
GC参加企業からのステークホルダーへの年次報告であり、「人権」「労働基準」「環境」「腐敗防止」に関するGC10原則の遵守の実践と、ミレニアム開発目標を代表とする国連パートナーシップ事業についての具体的報告です。弊社では、社会環境報告ダイジェストにて、報告を行っています。
参考資料
「グローバル・コンパクト」の10原則
人権
企業は、
原則1:国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
原則2:自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである。
労働基準
企業は、
原則3:組合結成の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持し、
原則4:あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
原則5:児童労働の実効的な廃止を支持し、
原則6:雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである。
環境
企業は、
原則7:環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
原則8:環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
原則9:環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである。
腐敗防止
企業は、
原則10:強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである。
出典:http://unic.or.jp/globalcomp/glo_02.htm
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