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2011年2月7日

マイクロフォーサーズシステム規格に、
カール ツァイス社(Carl Zeiss AG)が賛同

マイクロフォーサーズシステム規格 ロゴマーク

マイクロフォーサーズシステム規格 ロゴマーク

オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保雅治)とパナソニック株式会社は、2008年に共同でマイクロフォーサーズシステム規格を発表し、本規格の普及に努めてまいりましたが、このたび、ドイツのカールツァイス社が本規格に賛同し、今後これに準拠した交換レンズ群を発表することをお知らせいたします。

160年以上の伝統と最先端の光学技術を併せ持つカール ツァイス社のHDビデオレンズ群が、今後マイクロフォーサーズシステムに加わることとなり、共通規格ならではのラインナップの発展性は、映像の楽しみ方を更に広げてゆきます。

オリンパスイメージングは、フォーサーズシステム、マイクロフォーサーズシステム規格の提唱社として、今後も両規格の普及とラインナップの拡充を図り、お客さまの多様なニーズにあったデジタル一眼システムを提案してまいります。

カール ツァイス社(Carl Zeiss AG)について

カール・ツァイスにより1846年創業、ドイツに拠点を持つ光学メーカーの老舗。カメラ用高級レンズのほか、天体望遠鏡や顕微鏡、眼鏡、光学照準器など多岐に渡る光学製品を開発・製造する。

Carl Zeiss AG社サイト(英語)
http://www.zeiss.de/en

マイクロフォーサーズシステム規格の概要

マイクロフォーサーズシステムは、デジタル技術の特性を十分に活かすために設計・開発されたデジタル一眼レフカメラシステムの規格であるフォーサーズシステムを拡張したものです。

マイクロフォーサーズシステムの主な特長は、

  1. フランジバック(マウントと撮像素子との間隔)の短縮=フォーサーズシステムの約1/2に短縮
  2. マウント径の縮小=フォーサーズシステムより、外径を約6mm縮小
  3. マウント電気接点数の変更(9点⇒11点)
※  撮像素子の対角長は、フォーサーズシステム、マイクロフォーサーズシステム両規格で共通です。

これらによって、フォーサーズシステム用4/3型撮像素子で得られる、コンパクトカメラとは一線を隔した高画質をそのままに、カメラボディー本体はもちろん、特に広角系レンズや高倍率ズームレンズを小型化することができます。これまでも小型・軽量化に関してユーザーメリットの高かったフォーサーズシステムですが、その特長をさらに活かした、従来にない新しいコンセプトの超小型デジタル一眼システムの商品化が可能となります。また、電気接点数を増やしたことにより、HD動画、3D、その他新機能への対応などを含めた拡張性・将来性を確保しています。

フォーサーズ Web サイト:マイクロフォーサーズのベネフィットについて
http://www.four-thirds.org/jp/microft/index.html

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