2012年5月22日
「オリンパス経営陣によるコンプライアンスコミットメント」を制定
~経営陣のコンプライアンスに対する意識改革を目的として~
オリンパス株式会社(社長 笹 宏行)は、「オリンパス経営陣によるコンプライアンスコミットメント」を制定しました。本コミットメントは、ステークホルダーの皆様の信頼を大きく損ねたことを深く反省し、高い倫理観を持って経営理念を実践することを宣言するものです。当社は新経営体制のもと、さまざまな改革を進めています。本コミットメントは、コンプライアンス体制強化の一環として制定したものです。
なお、経営のコンプライアンスに対する意識改革(経営陣によるコンプライアンスコミットメント)とともに進めている、内部通報制度の拡充、コンプライアンス体制の見直し(コンプライアンス委員会の設置)については、参考資料をご参照ください。
2012年5月22日 オリンパス経営陣によるコンプライアンスコミットメント 経営陣は、このたびの不祥事により、ステークホルダーの皆さまからの信頼を大きく損ない、社会の皆さまへ多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
オリンパス経営陣は、
社会とともに持続的に発展するため、経営陣自らが法令および社会規範の重みを再認識し、オリンパスグループとして守るべき原則を共有し、正しいことを考え実行できる社風を醸成します。 これに反するような事態が発生したときには、原因究明、再発防止に努め、責任を明確にします。 そのために、さまざまなステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを深め、透明性の高い意思決定を行い、社会に新たな価値を提案するよろこびを実感できる組織に変革していきます。 そして、技術、品質、サービスで、社会に価値を提供するという原点に立ち返り、オリンパスグループ社員が一丸となって、人々の健康と幸せな生活の実現に貢献していくことを約束します。 オリンパス株式会社
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※ | Social IN(ソーシャル・イン)は「社会の価値を会社の中に取り入れる(Social Value in the Company)」という意味の造語です。 |
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参考資料:これまで決定したコンプライアンス強化策
内部通報制度の拡充について
公益通報者保護法に基づいて設置された国内の内部通報制度「コンプライアンスヘルプライン」を拡充しました。従来までの社内受付窓口に加え、当社と利害関係のない外部弁護士による社外通報受付窓口を開設し、5月18日より運用を開始しました。
コンプライアンス委員会の設置
企業グループでのコンプライアンスの推進を強化すべく、その統括責任者として4月1日付けで北村正仁(まさひと)コーポレートガバナンス統括室長をチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)に任命しました。
また、取締役会の諮問機関として社外取締役を委員長とするコンプライアンス委員会を設置しました。委員会では今後、当社グループ全体のコンプライアンスに関する方針の策定や取り組みなどを推進していきます。委員会のメンバーは、社外取締役2名、外部弁護士、CCOの4名から構成されます。
なお、コンプライアンス強化の取り組みについては、後日レポートの形で詳しく公表させていただく予定です。
当社では今後とも、一日も早い信頼の回復に努め、これまで以上に社会に貢献しうる事業価値を創出するため、経営体制の抜本的な改革と事業の発展に取り組んでまいります。
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