2013年5月7日
より低侵襲な治療法を紹介
ひざ疾患と治療に関するウェブサイトを開設
セラミック人工骨・コラーゲンなどの生体材料の開発・製造・販売を手がけるオリンパステルモバイオマテリアル株式会社(社長:小川 哲朗)は、ひざ疾患の治療法のひとつである高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ)について、患者さまの理解促進を目的とするウェブサイト「ひざの痛みと治療方法-高位脛骨骨切り術とは-」を、2013年5月7日より開設します。(http://www.hiza-itami.jp/)
ひざの滑らかな動きを助ける軟骨(なんこつ)の変性・磨耗により周囲の骨が変形しO脚が進行することで痛みを伴う変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)は、中高年の女性を中心に、国内で約2,500万人がかかっているといわれており、高齢化社会の進展に伴ってさらに増加すると見込まれます。
近年、本疾患におけるより低侵襲な治療法として、高位脛骨骨切り術の新たな手法が行われています。脛骨の一部をくさび状に開大した後、人工骨を挿入し金属で固定することで、変形した骨を正常な足の形態に戻す手術です(イメージ図参照)。
疾患箇所を金属などの部品で置き換える人工関節手術と比べ、術後、農作業などのひざを深く曲げるような仕事や、ランニングなどの運動への復帰が期待できます。また、高純度のβ-TCP(β-リン酸三カルシウム)を主成分とする人工骨は、体内において2~3年で自身の骨に置き換わることも大きな特長です。
主なコンテンツ
1.ひざの病気と各種治療法について
2.高位脛骨骨切り術について
3.高位脛骨骨切り術の相談や手術を行っている医療施設
4.お医者さんのコラム
5.高位脛骨骨切り術におけるQ&A
※ | 監修(敬称略) |
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安田 和則/北海道大学大学院医学研究科 運動機能再建医学分野 教授(膝の仕組み、疾患部分担当)
近藤 英司/北海道大学大学院医学研究科 運動機能再建医学分野 診療准教授(保存的治療部分担当) 竹内 良平/横須賀市立市民病院 関節外科・人工関節 センター長(外科的治療部分担当) |
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