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2013年8月5日

生きたまま細胞を観察できる生物顕微鏡「IX3シリーズ」

米国の「2013 R&D 100 Awards」を受賞

倒立型リサーチ顕微鏡「IX73」(左)と「IX83」 倒立型リサーチ顕微鏡「IX83」(デッキユニット挿入時)

倒立型リサーチ顕微鏡「IX73」(左)と「IX83」

倒立型リサーチ顕微鏡「IX83」
(デッキユニット挿入時)

オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、ライフサイエンス・産業事業の製品である倒立型リサーチ顕微鏡「IX3(アイエックススリー)シリーズ」が、米国の歴史ある賞「2013 R&D 100 Awards」を受賞したことをお知らせします。当社は、顕微鏡関連製品で2年連続の受賞となります。

「R&D 100 Awards」は、米国のR&D Magazine社が主催し、全世界で過去1年間に実用化された最も優秀な製品・技術100件を選出し表彰するもので、1963年から続く歴史ある賞です。受賞者は、独立した審査員およびR&D Magazine社の編集者によって選出されます。本シリーズの受賞にあたり、研究目的に応じてシステムを自由に組み換えられる「デッキ構造」が高く評価されました。

受賞製品:倒立型リサーチ顕微鏡IX3シリーズの主な特長

倒立型リサーチ顕微鏡IX3シリーズ「IX83」「IX73」「IX53」は、対象物を下側から観察することで、生きた細胞から固定標本まで幅広い試料・標本に対応できる生物顕微鏡です。「観る」という基本性能に加え、生きた細胞を培養しながら一定間隔で推移を検証するタイムラプス観察のほか、ますます複雑かつ先鋭化する生物研究の多用なニーズに応える「デッキ構造」という画期的な拡張性を備えています。

「IX83」「IX73」は、観察方法の変更や観察画像の撮影など、さまざまな用途に応じて機能(ユニット)を追加できる「デッキ構造」を採用し、より拡張性を高めました。デッキユニットは最大2台までセットすることが可能で、研究目的に応じて交換することにより、容易にシステムをカスタマイズすることができます。

また、当社のイメージングソフトウェア「cellSens®(セルセンス)」と併せて使用することで、快適な操作性を実現するとともに、新たに開発した5本の対物レンズとの組み合わせにより、さらに高精度な観察を可能にします。

ライフサイエンス・産業事業とは

「医療」および「映像」と並ぶ、オリンパスの3大コア事業のひとつで、主な製品は光学顕微鏡と非破壊検査機器です。ライフサイエンス事業では生物用光学顕微鏡を核とした製品により、生物・医学の「研究」および「病理」「教育」分野において広く社会に貢献しています。

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