2013年9月10日
従来型一眼レフを統合するミラーレスのフラッグシップ機
「OLYMPUS OM-D E-M1」 発売
コントラストAF、像面位相差AFを兼ね備える「DUAL FAST AF」搭載
オリンパスイメージング株式会社(社長:小川 治男)は、像面位相差AF機能を搭載した新Live MOSセンサーと新画像処理エンジン「TruePicVII」により、すべてのZUIKOレンズシステムでオリンパス最高画質を実現した「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」を、2013年10月に発売します。
主な特長
- 新1628万画素LiveMOSセンサーと新画像処理エンジン「TruePicVII」によるオリンパス最高画質
- コントラストAFと像面位相差AF方式を併用する高速・高精度「DUAL FAST AF」
- フルサイズ一眼に匹敵する倍率と創造性を高める先進機能を搭載した新EVFシステム
- あらゆるタイプの手ぶれを排除するボディー内5軸手ぶれ補正機構
- -10℃の環境下でも動作を保証する信頼の防塵・防滴・耐低温性能
発売の概要
カテゴリー | 製品名 | 希望小売価格 | 発売時期 | |
---|---|---|---|---|
マイクロフォーサーズ規格準拠レンズ交換式カメラ | OLYMPUS OM-D E-M1
ボディー(BCL-1580セット) |
ボディー(ブラック)+ ボディーキャップレンズ「BCL-1580」 | オープン価格 | 2013年10月上旬 |
OLYMPUS OM-D E-M1
12-50mm EZレンズキット |
ボディー(ブラック)
+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」 |
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OLYMPUS OM-D E-M1
12-40mm F2.8 レンズキット※1 |
ボディー(ブラック)
+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」 |
2013年10月下旬 |
「OLYMPUS OM-D」シリーズは、"従来の一眼レフユーザーのご要望にお応えするシリーズ"として2012年3月の「OLYMPUS OM-D E-M5」でスタートしました。その優れたデザイン性・機動性・システム性が高く評価され、"厳しい撮影環境の下でも、交換レンズを駆使してファインダー撮影に打ち込めるカメラ"として多くのカメラファンから支持を得ています。
今回の「OLYMPUS OM-D E-M1」は、そのフラッグシップ機としてこれまで以上の高画質化を実現するとともに、コントラストAF、像面位相差AFの二つの方式に対応しています。これにより、「フォーサーズシステム規格」と「マイクロフォーサーズシステム規格」の両方の規格のレンズの能力を最大限に引き出します。
新開発のLive MOSセンサーは、撮像面での位相差AFに対応します。これにあわせて新しく開発された画像処理エンジン「TruePicVII」との組み合わせで高感度時でのノイズがさらに低減し色再現性が改善した高画質を提供します。加えて、コントラストAFと像面位相差AFを最適に選択、併用する「DUAL FAST AF」を新たに開発しました。これにより、高性能な単焦点レンズをはじめラインアップが拡充しているマイクロフォーサーズレンズはもちろんのこと、描写力に優れたフォーサーズレンズを快適に使用できるようになりました。画質を支える3要素(レンズ、撮像センサー、画像処理エンジン)のすべてに磨きをかけたことで、一眼トップクラスのオリンパス最高画質を実現しています。
OM-Dならではの"小型かつ高性能な一眼スタイル"に欠かせない内蔵EVFは、35mm判換算で0.74倍のファインダー倍率と高精細236万ドット液晶パネルを採用。バックライト輝度の自動調節機能等により光学ファインダーと見間違えるような自然な見えを提供し、EVFならではの新機能「カラークリエーター」でEVFの可能性を更に広げました。ボディー内5軸対応手ぶれ補正機構(シャッター速度4段分補正※2)も「OLYMPUS OM-D E-M5」から進化し、より低速シャッターでの手ぶれ補正を向上しています。E-5を凌駕する防塵・防滴性能と、新たに-10℃動作保証する耐低温性能によりフラッグシップ機にふさわしい高い信頼性を誇ります。
「OLYMPUS OM-D E-M1」は、当社のプロ用一眼レフのE-5の後継機であり、同時に当社ミラーレス一眼カメラの新しいフラッグシップ機です。豊富なレンズ群を縦横に駆使するに足りる充実の性能と最高の信頼性を小型で軽量なボディーに搭載した、オリンパスの集大成です。
主な特長の詳細
1. 新1628万画素LiveMOSセンサーと新画像処理エンジン「TruePicVII」によるオリンパス最高画質
画質はレンズ、撮像センサー、画像処理エンジンの3つの要素で決まります。最高の画質を実現するためにすべてにわたり進化を遂げています。
1) 像面位相差AFを実現する新1628万画素LiveMOSセンサー
撮像面に37点の位相差AFセンサーを配置し、「DUAL FAST AF」を実現する新1628万画素 Live MOSセンサーを搭載しました。このLive MOS センサーと新画像処理エンジン「TruePicVII」により、高感度時に発生していた色抜けを改善しながら従来機よりノイズの少ない高画質を提供します。
2) 新画像処理エンジン「TruePicVII」
オリンパス独自の画像処理技術「ファインディテール処理」を進化させた「ファインディテールII」は、レンズごとに出方の異なる倍率色収差を適切に補正し、レンズの種類と絞り値に応じたシャープネス処理を施すことで、自然で高品位な解像感を提供します。ローパスレスに対応したモアレ除去処理を搭載、また動画撮影において急激なシーンチェンジをした際に発生しがちなブロックノイズも低減させています。
3) 新レンズカテゴリー「M.ZUIKO PRO」と「フォーサーズ規格」の高性能レンズ群
「OLYMPUS OM-D E-M1」と同時に発売する標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」は、新たなレンズカテゴリー「M.ZUIKO PRO」の第一弾で、防塵防滴性能と堅牢性、高画質・高性能を併せ持っています。(レンズおよびレンズカテゴリーの詳細は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」リリース本文をご参照ください)
また、後述の「DUAL FAST AF」により、卓越した画質を持つ「フォーサーズシステム規格」の高性能レンズ群をフルに活用できます。
2. コントラスAFと像面位相差AF方式を併用する高速・高精度「DUAL FAST AF」
新開発の「DUAL FAST AF」は、撮影レンズや設定に応じて、像面位相差AF方式とコントラストAF方式の最適な方を選択するオリンパス独自のAFシステムです。
1) 37点の像面位相差AF
像面位相差AF方式では37点のAFターゲットを配置しました。これにより、位相差AF方式に最適に設計された「フォーサーズシステム規格」のレンズを装着した場合に自動的に選択され、当社一眼レフ「OLYMPUS E-5」に迫るスピードと、特にF2.0クラスの明るいレンズではE-5以上の精度を発揮します。また、緻密なAFが行えるスモールターゲットと、応用性の高いグループターゲットAFの選択が可能です。
2) 81点のコントラストAF
マイクロフォーサーズレンズ規格のレンズを装着した際には自動的にコントラストAF方式を選択します。PENシリーズ、OM-Dシリーズの高速・高精度なFAST AFを継承しながら、ポイントを35点から81点に大きく拡張しました。この81点のうち37点は、像面位相差AFと同じ位置にあります。また、スモールターゲットとグループターゲットに加え、スーパースポットAFが選択できます。AFポイントをより小さい範囲で選択でき、その中心部分にピンポイントAFできるので極小の被写体も正確にピントあわせができます。マクロ撮影など、小さなエリアでフォーカス位置を細かく指定したい場合に重宝します。
3) 像面位相差AFとコントラストAFの併用
マイクロフォーサーズレンズ規格のレンズを装着して、被写体を追従してAFを合わせ続けるC-AFを選択した場合、像面位相差AFとコントラストAFの両方を併用します。これにより、従来ミラーレス一眼で苦手としていたC-AFの追従性を大幅に改善し、連写性能も最大6.5コマ/秒※3に向上しました。
3. フルサイズ一眼に匹敵する大画面と創造性を高める先進機能を搭載した新EVFシステム
OM-Dならではの"一眼スタイル"を支える内蔵電子ビューファインダー(EVF)も大きく進化しました。35mm判換算で0.74倍はフルサイズ機に匹敵するファインダー倍率です。液晶パネルは236万ドットと非常に高精細で、光学ファインダー(OVF)に劣らない、大きくクリアな見えを提供します。表示タイムラグは約0.029秒で、違和感のない自然な動体追従性を確保しています。ファインダーを覗いたまま画像の仕上がりを確認できるEVFならではの先進機能を多数搭載したオリンパスの新しいEVFシステムです。
1) バックライト輝度の自動調整機能 「キャッツアイコントロール」
明るい屋外での撮影時にはバックライトの輝度を上げ、暗い室内では下げることで、目の明順応・暗順応による視覚誤差を軽減します。バックライトの輝度を環境光の変化に応じて自動調整することで適正な明るさを保ち、OVFの見えに近づけることで、EVFによる撮影シミュレーションをしやすい環境を提供します。
2) EVFの新たな可能性を提案する「LVダイナミックレンジ拡大」
4枚の連続撮影画像から自動的にダイナミックレンジを拡大した画像を生成するHDR撮影モードでは、撮影時にダイナミックレンジを拡大したライブビューを提供します。OVFに近い見えを提供できるEVFファインダーの新たな可能性を提案します。
3) 新機能「カラークリエーター」
単に「色相」と「彩度」を調整するのではなく、積極的に「色」を演出することで、ジブンの一瞬の気持ちやイメージを一枚の写真に写しこむ――デザイナーの感性から生まれた新しい創造ツールが「カラークリエーター」です。色相調整は30段階、彩度調整は基準点を含めて8段階と、細かいレベルで「色相」と「彩度」の組み合わせを設定可能。イメージしづらかった色の演出が、直感的なGUIとライブビュー画面で感性の赴くままに操れます。
カラークリエーターでの代表的な効果例 |
4. あらゆるタイプの手ぶれを排除するボディー内5軸手ぶれ補正機構
静止画から動画まで、撮影時に発生するあらゆるタイプの手ぶれを補正する5軸手ぶれ補正機構がシャッター速度4段分※2の補正を実現します。さらに新制御アルゴリズムの採用によりE-M5に比べ低速シャッターでの手ぶれ補正効果を向上しています。
1) ボディー内手ぶれ補正機構
5軸の手ぶれのうち、ローリング(光軸回転)のぶれはレンズ内手ぶれ補正機構では補正できません。また、フォーサーズ/マイクロフォーサーズレンズだけでなく、オールドレンズを含め、あらゆるレンズで補正ができるのもボディー内手ぶれ補正機構のメリットです。
2) 流し撮りに最適なIS-AUTO
カメラの動きを自動で検知し、縦・横・斜めのあらゆる方向の流し撮りに対して補正方向を最適に制御するIS-AUTOを搭載。直線方向だけでなく、曲線的な動きに対して有効です。
3) ファインダー内補正確認
ライブビュー画面での手ぶれ補正効果の確認はもちろん、ファインダー内でも同様に補正効果を確認することができます。望遠撮影やマクロ撮影でも安定したファインダー像により正確なフレーミングやピント合わせができます。
4) マルチモーションIS
5軸手ぶれ補正とマルチモーションISを組み合わせることで、動画撮影時にも高い補正能力を発揮します。従来の手ぶれ補正機構では補正が難しかった歩行や呼吸などで起こるゆっくりとした大きなぶれも、マルチモーションISによるムービー専用手ぶれ補正モードで効果的に補正します。
5. -10℃の環境下でも動作保証する信頼の防塵・防滴・耐低温性能
「E-5」と「OM-D E-M5」の防塵・防滴機構は多くのプロ写真家から絶対的信頼をいただいています。「OM-D E-M1」はそれを継承しながら、-10℃動作保証が加わり、オリンパスの一眼で過去最強の対環境性能が誕生しました。フラッグシップ機に求められる信頼性がさらに充実し、環境を選ぶことなく、最高画質での撮影を提供します。
1) 防塵・防滴・耐低温
高い剛性を誇る堅牢なマグネシウム合金製のボディーの各所に、機密性と耐候性の高い特殊シーリングを施しています。またあらゆるユニットの低温の動作をチェックし-10℃での動作を保証しています。また、伝統のダストリダクションシステムSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)を毎秒30,000回以上もの超高速で振動させることで強力な重力加速度を発生させ、ゴミやホコリをはじき飛ばします。荒天や低温、砂塵といった厳しい環境下での撮影を可能にする、高い信頼性と抜群の機動性を誇ります。
2) 防塵・防滴構造のレンズシステムとアクセサリー
標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」にも、マウント部を含め、ボディー同様のシーリングを施しています。また、同じく防塵・防滴仕様のパワーバッテリーホルダー「HLD-7」とフォーサーズアダプター「MMF-3」のふたつの関連アクセサリーにより、システム全体で砂やホコリ、雨、水しぶきなどへの高い防侵性を確保。全天候の撮影条件で、他を寄せ付けない高い機動性を発揮します。
その他の特長
1. 小型軽量ボディー
一眼レフを凌駕する高性能と超大型EVFファインダーを一眼レフではなし得なかった小型で軽量なボディーに搭載しました。小型なZUIKOレンズシステムと組み合わせてどこででも軽快な撮影が楽しめます。
2. 1/8000秒高速シャッターと連写性能
1/8000秒高速シャッター搭載で動きの速いスポーツ撮影などにも対応できるだけでなく、明るい日中でも大口径レンズが開放から楽しめます。高い描写性能を発揮するZUIKOレンズシステの魅力をあますところなく引き出します。また、オートフォーカス追従の連写で最大6.5コマ/秒※3、RAWで約50枚※4(継続時間約8秒)の高速連写が可能になりました。S-AF連写時では、最大約10コマ/秒※5、RAWで約41枚の連続撮影を実現。一眼レフの高性能機と同等な威力を発揮します。
3. 操作性の進化
フォーサーズレンズを考慮した大型グリップと、合理的に配置された大型ボタンが優れた操作性を発揮します。防塵・防滴でありながら、確実なクリック感で操作感が向上しました。「E-5」を踏襲したメカニカルレリーズスイッチと大型グリップが快適な撮影の継続を可能にします。また、機能面においても、OKボタンの長押しによる設定状態のリセット機能や、ショートカットマイセットのトグル化、撮影中にダイヤルが不意に回ることを防ぐモードダイヤルロック機構を追加し、操作性を追求しました。
4. 2×2ダイヤルコントロール
撮影時によく使う「絞り/シャッター速度」「露出補正」「ISO感度」「ホワイトバランス」の4つの機能をレバー切り替えと2つのダイヤルで操作できます。快適な操作性はそのままに、カスタマイズした機能で自分の思いを直感的に写真にこめることができます。
5.内蔵Wi-Fi®※6
「OLYMPUS OM-D E-M1」には、Wi-Fi機能を内蔵しました。スマートフォン専用アプリ「OLYMPUS Image Share(OI.Share)※7」を使用することで、簡単に写真をシェアでき、スマートフォン側でカメラのライブビューを確認しながらワイヤレスでシャッターを切ったり、カメラで撮影した写真に位置情報を付与したりすることができます。また、リモート撮影機能が進化し、撮影モード(P/A/S/M/iAUTO)の設定もできるようになりました。シャッタースピードや絞り値、露出補正などの細かい撮影設定をスマートフォンからワイヤレスで行うことができます。新たにライブバルブ/ライブタイム撮影も可能になり、撮影をよりいっそう楽しめます。
6.「アートフィルター」と「フォトストーリー」
オリンパス独自の写真表現、「アートフィルター」と「フォトストーリー」に新たなバリエーションが追加されました。日常の何気ない瞬間を、多彩に、個性的に演出し、写真表現の世界を大きく広げます。
1) 写真をクリエイティブに彩る「アートフィルター」
創作意欲をかきたてる全12種類のアートフィルターを搭載。「OLYMPUS OM-D E-M1」にはアートフィルターの新バリエーション「ジオラマII」が追加になりました。横位置での撮影では従来の上下ぼかし(ジオラマI)だけでなく、新たに左右ぼかし(ジオラマII)が楽しめます。もちろん、縦位置での上下ぼかしとしても楽しめます。アートエフェクトにも新たに「ジオラマ」が追加され、上下・左右のボケを効果として使用することができます。また、オリンパスのジオラマ効果はフォーカスポイントを起点に徐々にぼかしを強める効果を持たせているので、ジオラマとして楽しむだけでなく、被写界深度の浅いポートレート写真などの表現も可能です。全8種類のアートエフェクトと、豊富なフレーム効果で多彩なバリエーションを楽しめます※8。
新アートフィルター「ジオラマII」(フォーカスポイントを起点に左右をぼかす)の使用例 |
2) ひとつのシーンを複数の視点で切り取る「フォトストーリー」
何気ない日常のワンシーンを複数の視点で撮影して1つの作品にする「フォトストーリー」に新テーマの「スピード」を追加しました。フレーム内をなぞって、タッチAFシャッターで連続撮影を楽しめます。タイプやフレーム等のバリエーションが豊かな「スタンダード」と、3種類のスタイリッシュなバリエーションでおしゃれな作品を楽しめる「ファンフレーム」の2テーマと合わせて、日常も、思い出のシーンも、思いのままに演出できます。
7. HDR撮影と手持ち夜景
カメラ内でHDR自動合成が可能な2パターンの「HDR撮影」機能を搭載しました。1回のレリーズで4枚の異露光撮影を行いHDR合成します。12EVの広レンジによるHDRブラケットに設定すれば、HDRアート用写真も簡単に撮影できます。また、8枚の写真を合成することにより、ノイズの少ない夜景写真を楽しめる「手持ち夜景」機能も搭載。キレイな夜景が手軽に楽しめます。
8. ピクチャーモードの進化
これまでシーンモードでしか使えなかった「e-ポートレート」や新規搭載の「カラークリエーター」をピクチャーモードに追加しました。既存のピクチャーモード同様にRAW現像にも対応しています。
9. フォーカスピーキング
オールドレンズを装着した撮影など、マニュアルフォーカスのピント合わせをサポートするフォーカスピーキング機能を搭載しました。合焦付近の輪郭エッジを白または黒で強調表示します。ボディー内手ぶれ補正とあわせてマニュアルフォーカスレンズの使い勝手が劇的に向上します。
10.インターバル撮影とタイムラプス動画
インターバル撮影における撮影枚数が最大999枚になりました。タイムラプス動画の記録時間も最大100秒に増えています。
11. ライブバルブ
ライブバルブ中にヒストグラムを表示し、露出合わせをアシスト。モニターを見ながら、最適な露出を決められます。さらに、ライブバルブ撮影時にはモニターの明るさを自動的に落としてまぶしさを防止します。
別売関連新製品
1. パワーバッテリーホルダー 「HLD-7」
防塵・防滴性能を備えた「OLYMPUS OM-D E-M1」専用のパワーバッテリーホルダーです。本体とHLD-7に格納された計2本を併用することで、約680枚(CIPA試験基準)撮影可能です。縦位置撮影用のシャッターボタンの他、2コントロールダイヤル、2ファンクションボタンを装備し、横位置撮影時と変わらない良好な操作性を確保。バッテリー部分とグリップ部分を分離することで、ホールディング性の高いグリップとしても使用できます。別売のグリップストラップ 「GS-5」や、長時間の連続撮影を可能にするACアダプター「AC-3」も利用可能です。
2. グリップストラップ 「GS-5」
パワーバッテリーホルダー「HLD-7」用のグリップストラップ※9です。バッテリーホルダーを装着した状態でのホールド感を向上させます。快適な操作性を確保し、ボタンやダイヤル操作も容易です。装着したままでバッテリーやメディアの出し入れが可能なので、取り外しのたびにストラップを取り外す必要がありません。ショルダーストラップとの同時装着が可能なので移動時は首から提げておくこともできます。
パワーバッテリーホルダー「HLD-7」 + グリップストラップ「GS-5」 +
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3. カメラバッグ 「CBG-10」
フォーサーズレンズの使用を視野に入れながらバッグとしてのコンパクトさにこだわった「OLYMPUS OM-D E-M1」を最大限活用する為のカメラバッグです。「E-M1」にパワーバッテリーホルダー「HLD-7」とフォーサーズレンズ※10を装着した状態で収納できます。「E-M1」に使われている本物のマイクロフォーサーズ用カメラマウントをエンブレムに装備。表地には2520D(デニール)ポリエステルという非常に強度の高い生地を採用しました。前面ポケット内側は収納物の探しやすさを考えてブルーの生地張りにし、小物が取り出しやすいよう浅型メッシュポケットを付けました。外側には、傘やペットボトルを入れられるサイドポケットを配置。レインカバーは扱いやすい独立型です。付属のウエストベルトは、バッグを斜め掛けにして屈んでも手前にずり落ちてこないようストッパーとしても装着可能。同梱のサブケースと一緒に使用すれば、肩掛けとしても使用できます。サブケースはバッグの両サイドに取り付けることができるので、その日の予定で収納力を自在にアレンジ可能。同時発売のカメラケース「CS-42SF」と共通のブルー&イエローのラインは、バッグとカメラケースがジョイント可能な共通システムであることを示しています。細部にわたり、撮影時や移動時に便利な機能を盛り込みました。
4. ソフトカメラケース 「CS-42SF」
「E-M1」専用の、水に強いナイロン素材を採用したソフトカメラケースです。カメラバッグ「CBG-10」とのシステム性※11を有し、共通のブルー&イエローのラインを施しています。「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」をのぞくマイクロフォーサーズレンズと「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」等のフォーサーズレンズを収納できます。
5. キルティングケース 「CS-43」※12
キルティング製の中仕切り付汎用ケースです。カメラにレンズを装着した状態で収納することはもちろん、中仕切りがついているので、カメラボディーとレンズ、またはレンズ2本なども安心して収納できます。面ファスナーの位置を調整すれば小さな物もぴったりと収納でき、様々な収納パターンで活躍します。使用していないときはくるりと巻いて小さくすることが可能です。硬い芯が入っていないのでバッグインバッグとして使ってもかさばりません。
6. ショルダーストラップ 「CSS-P118」
埃や汗などで汚れても安心、手洗い可能な素材を採用した30ミリ幅のショルダータイプのストラップです。30ミリ幅にすることでマイクロフォーサーズボディーの軽快なイメージにより相応しいものになっています。表地は織物、裏地は非常に柔らかな素材で肌あたりも抜群。やわらかく、手触りのしなやかな使用感で、手に巻きつけてカメラをホールドするのにも快適です。マイクロフォーサーズシステムの軽快さにあわせた細身幅のグレー地にブルーとホワイトのラインで引き締め、「OLYMPUS」と「OM-D」のロゴを両端に配しました。
カメラバッグ「CBG-10」 |
ソフトカメラケース「CS-42SF」 |
キルティングケース「CS-43」 |
ショルダーストラップ「CSS-P118」 |
7. 防水プロテクター 「PT-EP11」
「OLYMPUS OM-D E-M1」専用の純正防水プロテクターです。45mの耐圧水深仕様の本格的な水中写真撮影システムとなっています。ワイヤレスフラッシュコントロール機能を備えており、同梱のフラッシュ「FL-LM2」により水中専用フラッシュ「UFL-2」をコントロールしてのフラッシュ撮影が可能です。別売りの防水ポートアダプター「PAD-EP08」により、「フォーサーズシステム」に準拠したすべての防水レンズポートを装着することもできます※13。水深や天候、海水の状態など様々な要因で変化する水中の色味を自動的に検出、補正する「水中ホワイトバランス」機能が備わっているので、色鮮やかな水中写真を手軽に撮影することができます。静止画はもちろん、動画でも青かぶりの少ない水中映像が得られます。その他、「水中マクロ」「水中ワイド」のシーンモードも搭載しています。
防水プロテクター「PT-EP11」 |
※1 | レンズフード「LH-66」が同梱されます。 |
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※2 | CIPA規格準拠。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」使用時。焦点距離f=50mm(35mmフィルム換算 f= 100mm)。(従来の当社測定基準での補正段数は5段分相当です) |
※3 | 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」装着時 |
※4 | 東芝SDHC UHS-IカードEXTRATMType1 32G使用時 |
※5 | IS OFF時 |
※6 | Wi-FiはWi-Fi Allianceの登録商標です |
※7 | iOS、Androidに対応しています |
※8 | 付加できるアートエフェクトやフレームはアートフィルターごとに異なります |
※9 | パワーバッテリーホルダー「HLD-6」でもお使いいただけます |
※10 | フォーサーズレンズは「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」まで対応します |
※11 | カメラバッグのサイドベルトを使ってバッグに取り付けが可能です |
※12 | 実用新案申請中 |
※13 | 同時発表の新レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」は防水レンズポート「PPO-E02」と防水ポートアダプター「PAD-EP08」の装着により使用が可能です |
アクセサリー関連の製品概要
製品名 | 希望小売価格 | 発売日 |
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パワーバッテリーホルダー「HLD-7」 | 23,500円(税込み 24,675円) | 2013年10月上旬 |
グリップストラップ「GS-5」 | 3,600円(税込み 3,780円) | |
カメラバッグ「CBG-10」 | 30,000円(税込み 31,500円) | 2013年11月中旬 |
カメラケース「CS-42 SF」 | 8,400円(税込み 8,820円) | 2013年10月上旬 |
キルティングケース「CS-43」 | 3,000円(税込み 3,150円) | |
ショルダーストラップ「CSS-P118」 | 4,200円(税込み 4,410円) | |
防水プロテクター「PT-EP11」 | 119,000円(税込み 124,950円) | 2013年内 |
防水ポートアダプター「PAD-EP08」 | 17,000円(税込み 17,850円) | 発売中 |
リチウムイオン充電池「BLN-1」 | 7,500円(税込み 7,875円) | |
リチウムイオン電池充電器 「BCN-1」 | 9,000円(税込み 9,450円) | |
ACアダプター「AC-3」 | 12,500円(税込み 13,125円) |
OM-D スペシャルサイトにて、新機種E-M1で撮影をした7人の写真家によるオンラインフォトギャラリーを公開中。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
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