2013年10月1日
世界初※1、バイポーラ高周波と超音波が同時出力可能な外科手術用エネルギーデバイス
「THUNDERBEAT(サンダービート)」を日本で発売開始
2種のエネルギー源を1本のデバイスで使用でき、手術時間短縮をサポート
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:田口 晶弘)は、内視鏡下外科手術や開腹手術において、血管封止や組織の切開・剥離(はくり)を行うエネルギーデバイス「THUNDERBEAT(サンダービート)」を、2013年10月7日から日本で発売します※2。
外科手術用エネルギーデバイスとは、手術の際に血管の封止や組織の切開・剥離を行うものです。高周波や超音波などのエネルギーを使用して組織を高温にすることで、たんぱく質の変性を促し、血管壁同士をつないで封止、切離を行います。
今回発売する「THUNDERBEAT(サンダービート)」は、日本国内のドクターの意見を多数反映し、優れた操作性が期待できる製品です。1本のデバイスで、血管の封止に優れるバイポーラ高周波エネルギー※3と、組織の切開に優れる超音波エネルギーの2種を同時に出力できる機能を世界で初めて実現しています。それぞれのエネルギーの長所を兼ね備え、迅速な血管封止や切開・剥離操作で手術時間の短縮をサポートし、医師および患者様の負担軽減への貢献が期待できます。
※1 | 2013年10月1日時点、自社調べ。バイポーラ高周波と超音波を同時に出力可能なエネルギーデバイスとして |
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※2 | 欧米とアジア一部地域においては、2012年3月より順次発売をしています |
※3 | 双極型の電極で組織をつまみ、高周波電流を通電させることで、凝固および血管封止させます |
発売の概要
販売名(個別構成品名含む) | 発売予定日 |
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サージカル ティシュー マネジメント システム
サンダービート※4 |
2013年10月7日 |
※4 | 長さやグリップの違いにより、ラインアップが複数あります。また、システム本体である「サージカル ティシュー マネジメント システム 超音波凝固切開装置USG-400」「高周波焼灼電源装置ESG-400」と組み合わせて使用します。 |
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主な特長
- 世界で初めてバイポーラ高周波エネルギーと超音波エネルギーを同時出力
- 迅速な血管封止や切開・剥離操作で、手術効率の向上に貢献
- 1本のデバイスで多様な操作が可能
関連リンク
- オリンパスの技術「THUNDERBEAT編」はこちら
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