2014年10月1日
オリンパス2製品が「2014年度グッドデザイン賞」を受賞
ミラーレス一眼カメラのフラッグシップ機「OLYMPUS OM-D E-M1」など
オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、オリンパスグループの以下2製品が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2014年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。
- ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1(オーエムディー・イーエムワン)」
- コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-1(スタイラス・エスエイチワン)」
受賞製品のデザインのポイント・審査委員による評価コメント
1. ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」
当社一眼カメラのフラッグシップ機です。小型・軽量なミラーレス一眼において、従来のデジタル一眼レフ用レンズの性能も最大限に引き出せる新技術と多彩な機能を搭載し、プロの要求に応えます。
<評価コメント> カメラユーザにとってのデジタルカメラは、その多機能性ゆえに未だ操作に対する不安感を抱かせる存在ではないだろうか。受賞製品は、カメラとしての基本操作系、つまり、ボタン、リング等をボディー上に、手との関係性を十分考慮した上で巧みに配置し、「馴染む」という安心感を与えることに成功している。さらには、デジタルならではの新たな撮影方法(例えば、色調補正など)を、大型画面を有効活用しながら無理なく導く工夫がなされている。新規性と安心感をマッチングさせたバランスの良さが高評価につながった。
2. コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-1」
小型ボディーに光学24倍のズームレンズを搭載し、日常的な場面だけでなくイベントやスポーツシーンなどでも活躍するコンパクトデジタルカメラです。上質なデザインと光学5軸手ぶれ補正機構や内蔵Wi-Fi※1など、先進の技術を搭載しています。
<評価コメント> コンパクトカメラは、スマートフォンでの撮影が一般化する中で、立ち位置が難しい製品分野となってきている。その中で、受賞製品は標準的カメラとしての存在を再定義し、光学式5軸手ぶれ補正などの新技術を取り込み、操作系の再構成によって、新たなカメラバランスを示している。中でも設定時における操作画面は、グラフィックとその動作エフェクトにも配慮が見られ完成度が高い。フォルムは、カメラとしてのアイコンを大事にしたものであるが、従来の「本物感」とは異なる新たな形態的必然性も今後は期待したい。
※1 | Wi-FiはWi-Fi Allianceの登録商標です。 |
---|
「グッドデザイン賞」について
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する1957年からスタートした総合的なデザインの推奨制度です。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,000件、55年間で約40,000件に及びます。またその審査は、日本のデザイン界を代表するデザイナーや建築家など約70名の専門家からなる審査委員会で行われます。
※詳細はグッドデザイン賞のWebサイト(http://www.g-mark.org/)をご参照ください。 |
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
本文の終わりです